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計画の立て方~二重目標~

学ぶ!考える!楽しい!MKTゼミナールの竹内です。

計画の立て方
 勉強しようとするときやテスト前や長期休暇のときに、勉強の計画を立てる人が多いですが、計画の立て方が間違っている人が多く見られます。
 そもそも計画を立てるのに1時間もかかったりし、その1時間を勉強に充てた方が遥かに効率が良かったりします。
 計画を立てるのに長時間かかる人は結局、計画を立てることが目的になってしまい実行できない事が圧倒的に多いです。「時間をかけて作った成績が上がる計画」を実行できる強靭な精神力がある人はいいのですが、大概の人は難しいと思います。
 それが出来る人はこの文書は読まなくても構いません。但し成績が上がってない人で出来ていると思っている人は、要注意です。それはそもそも計画が簡単にこなせる量の計画だったり、時間を決めた計画でやった気分になっているのです。

勉強の計画は時間ではなく、問題量
 「この教科のこの単元のこの分野を一時間やろう」という計画をよく見ますが、それは既に偏差値が60以上だったり、問題を解く速度が以上に速い人(例えば百ます計算が50秒以下の人)で有効な方法です。そのやり方を真似ても同等の質を得られないのであればいい計画とは言えません。
 ですので「この単元の問題を20問解こう」
     「単語を20個覚えよう」
     「単語帳を20枚書こう」
といったように、具体的な問題量を計画に入れ込むのです。20で統一しましたがもっと多くて構いません。
 ただ時間に縛られて計画を立てるより遥かに効率的に勉強ができるようになります。


二重目標の建て方
 二重目標とはまず最低限こなす問題量と出来ればここまでこなす問題量を二重に立てる計画のことです。例えば最低5問最大50問といったように作ります。そうすれば気分が乗った時は50問こなせ、20問は最低こなそうとします。
 二重目標を立てると、「今日20問しかできなかったから明日は40問やろう」という次に取り返すという考えがなくなります。取り返すという考え方は無理になることが非常に多く計画が破綻する基になります。ですので二重目標でモチベーションを維持しましょう。
 やる気がなかなかでない方はこの方法は有効です。やり始めるハードルを下げることで、始めることができ、始めるとやる気はでてきますから。


時間と併用
 上記の二つのやり方に加え、そこに時間を加えると計画の内容が濃くなり初めて有効な計画を建てられるようになります。
 当塾では、毎回授業前に百ます計算を行っています。その理由は常々言っていますが、問題を解く速度が速くなることが大きなポイントです。全員に言えることですが初めた頃より間違いなく速くなっています。ということは、以前より問題を解く量が増えているということです。ある程度多めの問題量で計画を建てましょう。

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MKTゼミナール 塾長
竹内 久史
MKTゼミナール 茨木本校
ADD : 〒567-0829
大阪府茨木市双葉町15-19
☎072-648-7775
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