【まことんの本棚】物理学編 #推薦図書
まことんの本棚シリーズ第2弾です。
noteではビジネス寄りの記事を多く書いている僕ですが(適当な記事も多い)、
もともと高校生の時に宇宙物理や素粒子物理にハマっていて、それがきっかけで理系学部に進学した過去があります。
ということで今回は、高校時代に読んでいた物理の本から4冊ピックアップ。
ひとりでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
「いったい何の役に立つの?」とか聞くなよ!!
1. 宇宙は何でできているのか(村山 斉)
僕が人生で一番初めに読んだ物理の本です。
つまり、物理にハマるきっかけになった一冊です。
なので、物理や数学の知識がゼロでも大丈夫です。
内容は、しっかりと本格的な部分まで触れているのですが、
それらを非常に分かりやすく読みやすく書かれていて、自信をもってお勧めできる入門書になっています。
今の科学でも、まだまだ分からないことが多い宇宙。
その神秘的で美しいロマンに、少しだけ触れてみてはいかがでしょうか。
2. 高校数学でわかる相対性理論(竹内 淳)
おそらく、一度は「相対性理論」という言葉だけは聞いたことがあるでしょう。
かの天才アインシュタインが提唱した、世界で最も有名な理論の一つです。
しかし、有名な理論だということは知っていても、それを説明できる人はほとんどいないでしょう。
相対性理論には、特殊相対性理論と一般相対性理論というのがあるのですが、
実は、前者の方はそれほど難解ではなく、高校レベルの数学でも、その概要を掴むことができます。
(高校数学をほとんど覚えていなくても、数式に対して苦手意識が無いくらいであれば、十分に理解できるように書かれています)
「相対的」とはどういうことか。
時間の長さが変わる、物の長さが変わるとはどういうことか。
あの相対性理論を数式で説明できたらかっこいいと思いませんか?(思いません)
3. 質量はどのように生まれるのか(橋本 省二)
えー、問題です。
質量は、どのように生まれるのでしょうか?
「質量って何?」と思った方は、ここで退室していだたいて構いません。
セブンイレブンの『バターが贅沢に香るクッキーサンド』美味しいですよ。
「は?何言ってんの?質量なんてもともとあるんだよ。変なこと聞くなよ」と思った方は、是非、この本を読んでみてください。
質量はもともとないです!怒
「あれでしょ?ヒッグス粒子でしょ?」と思った方は、ほんのちょっとだけ正解です。
是非、読んでみてください。
4. 余剰次元と逆二乗則の破れ(村田 次郎)
さて、ここまで離脱せずに読んでくださった方に、僕が一番お勧めしたい一冊を。
現代物理学の大きなテーマのひとつに、「宇宙に存在する4つの力(※)をひとつの統一理論によって説明する」ことがあります。
そのうち、最も扱いに手こずっているのが、実は我々にとって非常になじみ深い力である「重力」なのです。
しかし、我々が住んでいるこの世界が、実は三次元空間ではなく、ミクロの世界に「余剰次元」が存在すると仮定すれば、
重力をも含めた4つの力の統一理論への突破口になり得る理論ができるかもしれないのです。
まあ、何を言っているか分からないかと思いますが...
とりあえず最初に紹介した『宇宙は何でできているのか』を読んでから、この本を読んでみてください。
本当に面白いです(と僕は思います)。
確かに少々難しい内容にはなっていますが、非常にわくわくするテーマです。
※ 4つの力:重力、電磁気力、強い力、弱い力 の4つ。読めば分かります。
今回紹介した本は、いずれも僕が高校生の頃に読んでいたものなので、
だいたい6,7年以上前に書かれた本ばかりです。
当時はまだ分かっていなかったけれど、その後に解明されたことなどもあるので、
是非とも新しい情報もチェックしながら物理の世界にハマっていってください。
楽しいですよ!まじで!
↓他の推薦図書はこちら↓
飲食店の開業を目指して準備をしています。バカな若者をちょっと応援したいと思った方、サポートお願いいたします。 スキ・コメント・SNSシェアだけでもとても嬉しいです。