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一蘭から学ぶ顧客心理


みなさんこんばんは!

今日はみんな大好きラーメンの話です。

僕は最近一蘭が美味いことに気付きました。
高校生ぐらいまでは高いし少ないし、あんなクソチェーンいかんわ笑ぐらいの感じでした。(若気の至りです。許して)
でも社会人になって久しぶりに行くと感動するぐらい美味かったのです。
上品な豚骨スープとこだわりぬかれた細麺がめちゃくちゃ相性いいんです。(どんだけ意見変わんねん笑)
多分値段と量の問題で高校生の僕はしっかり味わえなかったのです(2度目の言い訳)
確かに今でも替え玉しないと量的にはたりないし、値段も1000円超えてくるので安いとは言えないかもしれません。
でも、最近よく行ってしまいます。

味がいいことに気づいたのが一番大きいのですが、あの仕切りのカウンターシステムがやっぱりいいんだと思います。

このご時世ですから1人でご飯することが多いです。(このご時世でなくても僕は9.5割1人ですが…)
そして1人飯は飯に集中できる個室はありがたいし、提供速度も大事です。
だからあのカウンターシステムは1人飯に最適なのです。



そしてなんといっても特徴的なのは1人で来店している女性がめちゃくちゃ多い。

これがめちゃくちゃ大事なポイントです。
ラーメンは好きなんだけど、一人で食べに行く勇気はない(男臭いジャンクなイメージのせいもある)って女性でも一蘭ならいけるって感じることがかなり多いってことです。



多分一蘭が繁盛してるのは女性の支持がすごいからじゃないですかね。


ラーメン屋さんもこれからは女性1人でも来店しやすいようにしていける、マーケティング戦略をしていかないといけない気がします。

ラーメン界隈にも男女平等来店が必要なのでしょう。

女性の週に1回以上来店率を男性と同じまで引き上げることは、一蘭を見ていると可能に見えます。
つまり女性の潜在顧客はまだかなり多いはず。

それに一蘭のラーメンは他よりかなり高めの設定ですが、それでも食べたい人が相当多いことから(しかも女性)、マーケティングがうまくいけば、市場の妥当な値段は1000〜1500円じゃないでしょうか。パスタだってそうですしね。

一蘭はラーメンチェーン店で日本一利益率が高いそうです。
粗利率の高さ、回転率の良さ、品物の少なさが大きな要因だと思います。

あとはラーメン屋は女性が来店しやすくなる(特に1人で)ようにしていくのがいい気がしました。
それこそ女性の社会参画が進み、営業に出ている人やバリバリ稼いでいる人も増えているわけですから、ラーメンはサラリーマンと男子学生の食べ物じゃなくなったわけです。
そして女性は良いものにはきちんとお金を払ってくれます。
デザートでも、洋服でも、バッグでもなんでも機能面だけでなくて、品格や美に対しても評価してくれます。
ですからこれからは女性にもウケるお店作りは大事です。

単身の男女の消費性向で見るとやはり女性の方が高い。

ラーメン屋のようなリピート客が生命線のビジネスでは、女性リピーターはまだまだ伸びしろがあるのかもしれません。
今回は一蘭のカウンターシステムが女性にささったわけですが、お洒落で上品なラーメン屋も人気が出そうな予感です。
スタバっぽいお洒落な内装にしたり、テラス付きの優雅な雰囲気にしたり。

偉そうにいいましたが現場はそう簡単ではないのでしょう。

ですが、イノベーションは加速度的に起きていくのが定石ですから、もしかすると2〜3年のうちにラーメン界も大きく変化していくのかもしれません。

viva Rahmen!



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