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ブラックカウンセリング【病院選び編】

~編

というからには、何かネタはないかと考えていて、これまでの経験を思い返していたら、良いネタが見つかりました。

かれこれ10数年、妻と一緒に心療内科に通っているのですが、今の病院にたどり着くまでに、あちこち病院を探しました。

中には酷い診察を受けたこともあります。

これも、私達が酷いと思っているだけで、

病院が正しい。先生に言われたことを酷いと思っているうちは治らない。

などと根拠のない論を言う人もいます。

しかし、現在妻の通う病院に行き着くまでに、複数の病院に通い、病院によっては全く違うことを言われたり、誤診され合わない薬を処方されたりと、いろんな目に合ったからこそ思うこともあります。

こんなこと書いたら、見る人が見たら怒られるのではと思いますが、敢えて書きます。(どうせそんなに見られてないし、見出しにブラック言うてますからw)


精神系の先生方も

あんまりよく解ってないんじゃない?


って思います。

正直、藁をも掴む思いで病院に行き、やっとの思いで病院にたどり着いていて、いい加減な診察されると、本当に困ります。

なので、まだ精神系の病院に行ったことがない人。行きたいけどどういう病院に行ってよいのか分からない人のために、こういう心療内科はやめたほうが良い!という例をいくつかあげたいと思います。

これは実際に経験したことを元に書きます。

1、診察が短すぎる

心療内科に通う経験をした方なら、どこかで聞いたことがあるかもしれないですが、10分診療ってやつです。

精神系の病気って、生活で起きたいろんなことを説明しないといけないので、怪我みたいに医者が傷の深さを見て手当てするのとは訳が違います。
言えば患者が伝えなければ、診察も出来ないんです。
なので、伝える時間を作らないということは、診察を拒否しているとも言えます。

ましてや、月1回の診察ともなると、1ヶ月で起きたことを、たったの5分で説明して、残り5分でアドバイスもらうなんて、何から話して良いのかめちゃくちゃ焦ります。
心療内科に通って、患者焦らすってどういうつもり?って思います。

ちなみに、私達が以前通った心療内科では、5分経つとタイマーが鳴ってました。

プププ・・・プププ・・・
じゃあ、来月いつ来れます?

こんなんでまともな治療受けれる訳ないです。


2、唐突に治らないと言う

こんなこと言う医者っているんですか?
って感じですが、いるんです。
ちなみに2つの病院の初診で言われてます。

言い方ってあると思います。
難しい病気でも、治らない!ではなくて、どういう風に改善していくか、どういう所を目指していくか、完全に完治はしないとしても、どの生活基準まで持っていけるかを示してほしいものです。

医者に治らないと突き付けられた方は、絶望でしかありません。


3、心理検査をしない

これが一番重要かもしれません。
病院で行う心理士による検査は、巷にある心理テストとは全く別物です。

その患者がどういう人格なのか、現在どのような心理状況なのかを調べないことには、今後どう治療していくか方向性が変わってくるのではと思います。

これをやらずに、
はい、鬱ですね。安定剤だします。
では、治療にはなりません。


4、資料ばかり渡される

どういうことかと言いますと、
あなたの病気について、こういう記事があるので読んでみてください。
こういう本があるので読んで見てください。

としか言わない医者です。
たしかに病気の知識を得るためだったり、同じ病気で苦しんでいる人の本を読んだりして、アドバイスや、気持ちの支えになることはあります。

ですが、そればっかりでは治療になりません。
その患者に合った治療をしてません。
その状況、その状態、その場面、その瞬間での出来事や感じ方があるので、本に書かれているからこうすれば?といって出来るものではないです。

あなたにはこの本が合うから読んでみて

と言われればまだ納得出来ます。あくまで治療目的です。
複数ある本を医者が熟知した上で、患者の症状、人格に合わせて薦めるのであれば、読んでみたほうが良いでしょう。


以上、こんな心療内科はやめたほうが良い4選でした。

精神的な病気は、治療法や薬などまだまだ未発達なこともあるかと思います。
とくに心療内科系は不明な部分が多いように感じます。

「それは治らない。薬出しても悪化する。気にしなきゃいいんですよ」

って、友達みたいなことを言われたこともあります。
治らなくて、薬も合わないような病気が、気にしなきゃ治るって医者が言うことではありません。
ちゃんと勉強して言ってほしいです。

何の為に心療内科の先生になったんですか?
外科より簡単だからですか?
モテるからですか?

と疑いたくもなります。

現在通っている病院の初診の時、

「一緒に頑張って治していきましょう」

と言われたことを今でも覚えています。
治そうという意思のある病院が、良い病院ではないかと思います。

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