👼🏻子育てにも使える心理学

子育てについての書籍などで勉強していると、
『これって大人にも同じことが言えるな』
と思うことが多々あります。
というより、子どもにとって良いものは然るべく大人に良いものと取っても問題ないです。

こと学びや環境においては特にこれが言えると思います。

今回は、
家庭で “愛” を再確認できる方法
そして、
子どもへ第二言語を習得させる(興味を持たせる)方法
をお話ししようと思います。

家庭で “愛” を再確認できる方法

結婚している方や好きな人と一緒に暮らしている人は、あたりまえとは思いますが、
“愛し合い、お互いが必要” だからこそ一緒にいるという選択をしていますよね？

しかし周りを見渡すと、不思議と…
『もう好きとか感じないけど生活のために一緒にいる』
『ムカつくこともあるけど別れるのも違うと思うから』
『きっとこれから良くなってくれるはず』
こんな言葉が多く耳に入ってきます。

マンネリ…相性…価値観の違い…
こんな言葉で決めつけてしまいがちです。
とはいえ、果たして決めつけたところで何か解決していますか？

もちろん子育てにおいても、両親がこんな状態で子どもにだけ一生懸命になったところで、
子どもの優れた感受性の前には、
『ママは今日も何か忙しそうにしているな』
『パパは何か別のことを考えながら相手しているな』
と子どもながらに感知してしまいます。
これでは安心して学ぶことも遊ぶことも甘えることもできるはずはありません。

もちろん嘘でも仲良いフリをしたりしても、
子どもはすぐに見抜くことはできますし、
何より自分に嘘をつくことは最も精神にエラーを引き起こすのでオススメしません。

では、どうすれば子どもや大切な人と、
“この家庭には愛がある” と感じることができるのでしょうか？

愛を感じやすくする方法は、〇〇を伝えること

これは誰にでも必ずあることです。

そう。家族の歴史です。
歴史と言うと大それた感じがしますが、
お互いの生き方や価値観から出会い、
そして育んだ経歴、
子どもがいる人はその子を両親で欲しいと思い、
どうやってお腹を膨らませ、
どうやって名前を決めて、
どうやって育ててきたか…

苦労話をするのではありません。
その時にどんな気持ちだったか、どんな未来を描いていたか。
そんな話を家族でしてみてください。

夫婦二人でも充分効果は実家できると思いますし、
子どもであればなおさら、自分の両親にどれだけ大切に考えられているかが伝わります。

子どもへ第二言語を習得させる(興味を持たせる)方法

あえて習得といいましたが、
何を学ぶにも、何を目指すにも、
“好奇心” より優れたノウハウはありません。

なのでここでは、いかに子どもが母国語以外の言語に興味を持ち、それを学習に活かすことができるかをお話しします。

子どもの〇〇を利用する

まずありがちなのは、
とにかく子どもを英会話スクールに通わせて、英語しか話せない環境に身を投じさせるというもの。
これが100%悪いとは言いません。
しかしそれで習得できるのであれば、大型ショッピングモールや街のテナントにある英会話スクールに通う子ども達は確実に英語が話せるようになっているはずですよね？
そういうことです。

もちろん個々の能力によるところはあるので、単純に英語の成績が一時的に良くなったり、多少のネイティブな発音を培うことはできるでしょう。

プラスな面には必ずマイナスな面も隠れています。
『みんなが英語を楽しそうにしているけど、何が楽しいのかわからない…』
『周りはどんどん話せているように見えるけど、自分では全くできるようになっていないと感じる…』
こんなふうに子どもが周りと自分を比較し劣等感を抱いてしまい、新しいコトを学ぶこと自体にネガティブな感情を持ってしまうのは最悪です。

同年代の意識が高く質の高い友人との交流は、その子どもの人生を幸福にする要因としては大半を占めると言われています。

それは裏を返せば、
“ある程度自分も意識が高く質の高い人間にならなければいけない” ということです。
手放しに環境に放り込んだところで、圧倒的なマイノリティ(少数派)は人間社会では避けられるようにできています。

では家庭や習い事はさておき、
どうすれば子どもに第二言語に興味を持たせることができるのか？

これは、
“子どもの興味を利用する” ことです。

『その興味がそもそもないんだ！』と思う人もいるでしょう。
そのベクトルが違うのです。

“子どもに英語への興味を持たせる”
こう考えるのではありません。

“子どもが元々興味のあることに、英語が必要と気づかせる”
と考え方を変えてみてください。

『なぜ学校で勉強する必要があるの？』の問いと同じで、
子どもは『なんで英語を話さなければいけないの？』とモヤモヤを抱えてしまいます。

ここで例えば、
子どもが電車に興味があるとします。
その場合に海外の電車の動画や本を与えてみてください。
電車が好きな子どもは、あたりまえですが新しい電車にワクワクします。
しかし、たいていの場合は訳が小さかったり英語表記のみのこともあります。
それでいいのです。

『この電車は何て名前なのかな？』
『train とよく書いているけど、どういう読み方でどういう意味なのかな？』

これこそが最も必要な “好奇心” です。

そこで一緒に調べて、発見した時に喜んで、また新しく“？”が出てきて…
そうして気づいた時には、
『英語をもっと知りたい』となるのです。

子どもが欲していることは、あとは両親が全力で環境を用意してあげてください。

さいごに

これは子どもの学びの話ではありません。
“人間の学びの話” です。

あなたはいつ新しいコトにチャレンジしましたか？
何か知らないことに取り組んだり、夢中になっていますか？

大人になればなるほど人は現状維持が大切だと意識(錯覚)し、無意識にルーティンでしか行動しなくなります。

そして人が幸福を感じることは、
新しいコトに出会い自分のモノにできた時、
その感情を大切な人と共に分かち合った時、
いつもと違うコトに感動や癒しを感じた時、
そう、現状維持では手に入らないモノしかないのです。

そんな少し大変そうなチャレンジへ、大人と違い子どもは無意識にどんどん飛び込んでいきます。
せっかくの最高な機会です、子どもに学び子どもと一緒に自分も飛び込んでみませんか？

note紹介のコーナー

しーけん さんです。

しーけん【1000日毎日情報発信中】｜note

人生を楽しく歩む上で、自らが必要と思ったハウツーや、書籍やニュースからの考察をまとめて発信しているようです。

最近流行りのサブスクなんかについても触れていて、日々何か情報発信を見ていたい人にはよいかもしれません。
(毎日更新してるらしいです)