OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編①)

前回は、パートやアルバイトをしながら、
ワークショップを企画開催していたけど、
お金が無くなって、
実家に帰ることにしたというところで、
終わっていましたので、
その続きを書きたいと思います。

正社員を辞めてから、
6年間ひとり暮らしをしていましたが、
実家に帰ることにしました。
貯金も無くなってしまったので、
派遣会社に登録して、
フルタイムで働くことにしました。

しかし、派遣会社に行ってみると、
なかなか難しいのです。
長期の仕事を希望しても、
ブランクが6年もありますから、
なかなか仕事が決まりません。
そんな中、
コーディネーターさんから紹介されたのは、
IT企業での、一か月限定のお仕事でした。
まずここで、
久しぶりのフルタイムの仕事に慣れてから、
次へつなげるのはどうでしょうか、
という提案でした。
私はその仕事を受けてみることにしました。
職場見学という名の面接も受けて、
就業が決まりました。
仕事内容は、
ITの設計書を、チェックする仕事です。
番号は正しく順番にふられているか、
余計な線はないか、
ページはあっているか、
などなどをひたすらチェックしていきます。
一か月で終わることが、最初から決まっていたので、
人間関係を作る努力をすることもなく、
ただひたすらに、指サックを指につけ、
ページをめくっていました。

この会社は、正社員が少なく、
ほとんどが派遣社員で、
いろんな派遣会社から来ていました。
それでも、毎日朝礼があり、
1分間スピーチを全員順番に、
日替わりでやっていました。
もちろん私の番も、回ってきました。
一か月なので、一回だけでしたけど。
退職されるえらい方のために、
「贈る言葉」を歌った画像をおくるという企画があり、
それにも参加しました。
全く面識のないそのえらい方にむけ、
「贈る言葉」を歌うのは、
違和感まんさいでしたが、
歌うこと自体は好きなので、
そんなに苦ではありませんでした。
繁忙期ということで、
残業もたくさんありましたので、
お金はたまりました。
同じ部署で働いている方で、
ブランドの高いものを買うことによって、
心を満たしている方もいらっしゃいました。
急に来なくなった派遣社員の方もいました。
ストレスフルな職場だなあと、
客観的に見ていました。
約束の一か月が過ぎたところで、
派遣会社の営業さんから、
同じ会社の、別の部署で、
引き続き働きませんか?と、
お誘いを受けました。
私は人間関係を築くつもりがなかったので、
毎日、事務所のカフェスペースで、
一人でお昼を食べていたのですが、
そこでは、別の部署の方たちも、
お昼を食べているので、
いろんな話が聞こえてきました。
ラジオのように、毎日その話を聞いてました。
その中で、女子ばかりの部署で、
人間関係がなかなかめんどくさそうだなあと、
思いながら聞いていた話があったのですが、
どうやら、その部署へのお誘いのようでした。
私は、女子のそういうのは、
大変苦手なので、お断りしました。

この後、何社か会社を渡り歩いて行きますが、
続きは、また次回で!

この時の派遣会社の営業の方が、
私のことを評価してくださっていたので、
派遣として働いていく自信が少しつきました。
残業はしんどいですね。
お金は貯まりますけど。
残業は、少ない仕事の方がいいですよね。




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