OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(パート・アルバイト編)

前回は、本の出版までを書きました。
今回は、パートやアルバイトをしながら、
ワークショップなどを
企画開催していた頃のことを
書きたいと思います。

まずは、図書券包装のアルバイトをしました。
卒業・入学シーズンに、図書券がよく売れるので、
その期間だけの2ヶ月のアルバイトということでした。
私は仕事が早いので、
すぐ暇になってしまうため、
経理課の仕事を、ときどき手伝っていました。
以前、正社員で経理の仕事をしていましたから、
経費入力は、おてのものです。
約束の2ヶ月が経ったところで、
引き続き経理課でアルバイトしないかと、
お誘いをいただきました。
しかし、時給は数百円でしたので、
経理の仕事をするなら、
もっと高い時給で働いた方がいいよな、
と思って、お断りしました。
このころはまだ、
そんなにお金に困っていたわけでもなかったので。

次は、税理士事務所のパートをしました。
水曜日にワークショップを開催していたので、
水曜日以外の平日4日間のパートにさせてもらいました。
事務所には、
大先生と、その息子の税理士先生と、私
3人しかいませんので、
2人とも外出しているときは、1人で留守番でした。
時給もよくて、お休みもわりと自由にとれるし、
条件は悪くなかったと思います。
ここでも、私は仕事が早いので、とても暇でした。
あまりにも暇で、
時間がもったいなく感じました。
そんな時間があるなら、
お金はいらないから、家で寝たいと思いました。
大先生には、とてもよくしていただいて、
評価もしていただいていたのですが、
もう一人の方とは、どうもうまくいきませんでした。
大先生には、申し訳なかったですが、
半年ほどで辞めさせていただきました。

このころはお金があったので、
就業に対して、贅沢が言えていたなあと、
今になって思います。
どちらの職場も、
今思えば、本当にありがたかったです。

税理士事務所を辞めてから、
大学教授のアシスタントのアルバイトをし始めました。
教授は、短大時代の恩師でもあり、
ちょうど学びたい分野の専門の先生でもあったので、
持ってこいの仕事でした。
アシスタントと言っても、
仕事は多岐にわたり、ほぼなんでも屋状態でした。
基本的には、授業の準備・片づけ、
教授の出版予定の書籍の校閲、
研究室の掃除、書類整理。
あとは、頼まれたおやつを買いに行ったり、
おやつの時間にはお茶をいれたり。
時間も、割と自由がききました。
家から大学へも徒歩圏内で、交通費もかからない。
お昼のお弁当代も、教授が出してくださっていました。
ここでは、3年ほどお世話になりました。
とても私にあっていたと思います。

このパート・アルバイトをしている間に、
ワークショップの企画開催も、
いくつかやっていました。
女性起業家向けのワークショップを企画したり、
ボランティアさん向けのワークショップを
企画するグループに所属したり、
女性向けに五感をテーマにしたワークショップを、
仲間たちと開催したり。
いろいろやっていました。

そんなこんなで、地元に帰ってから6年あまり。
ひとり暮らしで好き勝手やっていたのですが、
いよいよ、貯金がなくなってきました。
好きなことでは、
食っていけるほど稼ぎを得られませんでした。

そして、悔しいけれど、
仕方なく実家に帰ることにしました。
貯金もなくなってしまったので、
正社員時代の経験を活かして、
派遣OLとして、働くことにしました。
それについては、また次回!

この間に学んだことは、計り知れないです。
開催してただけでなく、
参加したワークショップも、
たくさんありましたし。
出会った人もたくさんいました。
本当に贅沢な時間でした。





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