【水鳥の歌と生活】2024年7月21日日曜〜7月27日土曜
七月二十一日日曜
六時過ぎに起床。足の痛みはまだあるが少し軽減している気がする。ピークは越えたか。
radikoで「オードリーのオールナイトニッポン」を聴きながら朝の支度をする。
一週間の日記をnoteに投稿する。
仕事のBGMはPrimal Scream『Demodelica』にする。名盤『Screamadelica』を制作する過程で作られたデモトラック集で、あのアルバムが時代に乗って偶然生み出されたものではなくて、試行錯誤の末にできあがったものだということがわかって興味深い。
夕食は職場でハヤシライスを食べる。Podcastで「アンガールズのジャンピン」「トムブラウンのニッポン放送圧縮計画」を聴く。
家に帰り、Amazonのプライムデーで注文したfireTVstickが届いていたので、テレビに接続して設定する。認識されないのかなかなか起動しなくて苦戦するもなんとか見られるようになった。Amazon prime、Netflix、YouTube、TVerがテレビで見られるわけだ。
二十三時過ぎに就寝。
七月二十二日月曜
六時過ぎに起床。寝苦しい。送風機しかないこの部屋で夏を乗り切れる気がしないが、なんとか乗り切る方法を考えなければ。それはそうとして足はもうほぼ完治だ。軽度の発作で良かった。
Podcastで「髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」を聴きながら朝の支度をする。
家を早めに出て仕事の前にコインランドリーへ。待ち時間に周辺を歩く。
仕事のBGMはEVISBEATS、前田和彦『Syn Fonia I』にする。
夕方。仕事も無く、よく晴れて暑く、何より足が楽になったので思わず歩いて行ける中華料理屋へ。麻婆豆腐、棒棒鶏を食べて、中ジョッキのビールを一杯と、アサヒスーパードライの中瓶を二本飲む。飲みながら新潮文庫の石川淳『焼け跡のイエス・処女懐胎』を読む。久しぶりに「焼け跡のイエス」を読んだがおもしろかった。主人公は闇市を歩くボロボロの少年をイエスのように眺めたと思ったら後をつけられてパンと財布を奪われる。調子のいい文章で闇市の騒動を外野から批評していたら自分が当事者になってやられてしまうという振りの利いた落ちが楽しい。
病み上がりはやリッターの生ビール
間違っていてもいいのだ夏晴れのうちにビールを傾けている
セブンイレブンでガリガリ君を買って食べながら歩いて帰る。
二十三時過ぎに就寝。
七月二十三日火曜
七時起床。寝具を軽くしたがやはり寝苦しく、さらに朝方の冷えのせいだろうか、体が固まってアラームで覚醒しても起き上がれず二度寝してしまった。厳しい夏だ。
radikoで「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聴きながら朝の支度をする。
仕事の出張で佐久市へ。仕事の一日だ。
熱帯夜浴びたシャワーを嘲笑う
生きていることを誇示しろ蝉時雨
radikoで「空気階段の踊り場」を聴きながら帰る。途中のローソンでかつ丼を買ってイートインで食べる。
最近一日五千歩以上歩くことを目標にしているのだが歩数が足りないので、家に帰ってから近所を歩く。
月すらも赤く燃えるか夏の夜
途中のセブンイレブンでガリガリ君を買って食べながら帰る。
何とか寝苦しさを解消するために、プラスティックの水筒に氷水を入れてタオルで巻いたものを枕にして、二十三時過ぎに就寝。
七月二十五日水曜
六時過ぎに起床。氷水の枕が功を奏したのかここ数日ではよく眠れた気がする。この夏はこういう工夫を繰り返すうちに過ぎていく気がする。
radikoで「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら朝の支度をする。
仕事のBGMはLAUSBUB『ROMP』にする。学生時代から注目されている北海道出身のニューウェーブデュオ。ZOMBIE-CHANGを初めて聴いた時のような良さがある。ミニマルで気だるくて電子音の気持ち良さがあって、そしてポップだ。
夜は一度家に帰り、歩いて行ける焼き鳥屋へ。お通しのスナップエンドウ、焼き鳥（ねぎま、にんにくま、とりかわ、ぼんじり、つくね）、焼きとん（かしら、たん、しろ）を食べて、生ビールの大ジョッキを二杯飲む。飲みながら角川文庫の坂口安吾『安吾巷談』を読む。
店を出て、近くのセブンイレブンでタリーズの缶コーヒーとソフトクリーム、チョコレートを買って遠回りに歩きながら帰る。
畦道を雷光のごと駆る車
土用とか丑の日だとか知らないで串打ちをした鶏肉を食む
遺伝子の末端だから酒も飲む夜歩きもするまだ歩けるし
世の中を呪ってるんじゃないけれど不思議なことが多いとは思う
家で水を飲みながらYouTube MusicでPrimal Scream『The Screamadelica 12" Singles 』を聴いていたらふと笑福亭鶴光の口調で「スクリーマでおま」というダジャレを思いつき、早速鶴光の写真とScreamadelicaのジャケットをコラージュした画像を作り出す
一時間ほどで作り終えて満足して寝ることにする。二十三時過ぎに就寝。
七月二十六日木曜
七時過ぎに起床。夜にコーヒーを飲んだからか寝る前にiPadで作業をしたからかなかなか寝付けずあまり眠った気がしない。昨夜は意外と涼しいなと思って氷水の水筒を用意しなかったのも敗因か。
radikoで「山里亮太の不毛な議論」を聴きながら朝の支度をする。
この日は色々と用足しをする予定なので午前中のうちに家を出る。一度職場に寄って諸支払いをし、その足で市役所へ。マイナンバーカードの更新をする。
今度は佐久市の警察署へ運転免許証の更新へ。現地についてもまだ受付まで時間があるので、近くのどさん娘でみそバターコーンラーメンを食べる。注文した後にメニューに見返したらみそバターラーメンんとみそコーンラーメンしか無いので変な注文をしてしまったと思ったものの、ちゃんとどっさりのコーンとバターが乗ったラーメンがくる。久しぶりに食べたが美味しかった。子供の頃に家族で食べに行ったラーメンの味だ。
食後に少し周辺を歩き、時間になったので警察署へ。受付から講習まで二時間ほど。この五年の間に一時停止違反を取られたのでゴールドカードで無くなってしまった。
講習を終えて、Podcastで「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます！」を聴きながら地元のミスタードーナツへ。ダブルチョコレートとアイスコーヒーを注文して、角川文庫の坂口安吾『安吾巷談』を読むなどする。
一度家に帰り、歩いて近所のセブンイレブンへ。買い物をして夜は家で晩酌をする。痛風発作も出たことだししばらくは機会飲酒のみにしたいと思っているのだが、この日にNetflixで公開される、ピエール瀧出演の「地面師たち」を見ながら飲みたかったのだ。チキン南蛮、コールスローサラダを食べてサントリートリプル生500ml缶を一本、カシャーサの炭酸割をタンブラーで二杯飲む。
「地面師たち」はおもしろかった。ピエール瀧の関西弁には違和感があったが、リリーフランキーも出ていて映画「凶悪」を思い出した。今回二人は仲間ではないけれども。そして石野卓球の劇伴も良かった。日本の映画やドラマにありがちなエモーショナルなものじゃなくて、乾いた冷たさのある不穏な音楽なのがいい。この日にデジタルリリースされた劇伴（サウンドトラック）も早速購入する。
Amazon Primeで「アントニオ猪木 名勝負１０選」みるなどして二十三時過ぎに就寝。ちゃんと氷水の水筒も用意した。
七月二十六日金曜
六時過ぎに起床。そこそこ眠れた気がする。やはり氷水の水筒はあった方がいいようだ。
radikoで「おぎやはぎのメガネびいき」を聴きながら朝の支度をする。
仕事のBGMはコンピレーションの『Zambo (Remixes)』にする。検索してみるとペルーの伝説的なミュージシャンZamboの音素材を使っていろいろなミュージシャンが曲を作ったコンピレーションがあってそのリミックス版らしい。デジタルクンビアというジャンルになるんだろうか。暑い日にいい。おそらくZamboらしき顔をフィーチャーしたジャケットもいい。
夕食は職場で冷凍うどんに明太子パスタのソースをかけたものとプラムを食べる。
夕食や仕事の片づけの間にPodcastで「カンニング竹山の大阪出張」「アンガールズのジャンピン」を聴く。
家に帰って着物を洗濯機で洗う。これはコロナウィルス流行の初期に夏祭りが中止になったことを受けてその年の需要が見込めなくなった呉服屋が七割引きで売りに出していた反物を作って仕立ててもらったもので、私の中では唯一のちゃんとした着物なのだが、家で洗っていいものかわからず、クリーニングに出したらいくらかかるのかもわからず、洗わずに着たり畳んだまま年を越したものだった。自分があんまり怠惰で情けないが、今年も着る機会があるのでそろそろなんとかしようと思い、ネットに入れて洗濯機で洗ってみたのだ。洗いあがったところ思ったよりも皴になっておらず、これは大丈夫なのではないかと思うのだが、実際に着てみないことにはわからない。
二十三時過ぎに就寝。
七月二十七日土曜
六時過ぎに起床。比較的よく眠れたような気がするのにやけに体が重い。なぜだ。酒も飲まずに寝たというのに。
radikoで「バナナマンのバナナムーンGold」を聴きながら朝の支度をする。着物は脇の部分などまだ完全には乾いていないのでもう少し干したままにする。
仕事のBGMはコンピレーションの『Zambo (Remixes)』にする。
缶コーヒーを買いに行こうと思って外に出るともの凄い熱で、タイやブラジルの街を歩いた時のことを思い出す。こういう時には帽子と水がないとたちまち熱中症になってしまう。どちらもなかったので、ファミリーマートで買ったタリーズの缶コーヒーを飲みながらあまり寄り道せずに帰る。
夜は友人夫妻と市外へ祭りを見に行く。去年は人ごみに恐れをなして引き返したのを今年はその人ごみの中に分け入っていく。片手にはビール。ただしそう頻繁に買い足せるものでもないので結果的に酔い過ぎなくて良かったかもしれない。一通り見て回ったら入れる居酒屋を探すも皆考えることは同じらしくどこも満席で入れない。唯一入れた居酒屋で鮪ぬた、烏賊刺身、肉豆腐、鯵唐揚げ、もろきゅうなどを食べてビールを飲む。二軒目はいつも私が行くのとは違うビアバー。スモークミックスナッツとチリフライを食べてクラフトビールを飲む。
水を飲みながら終電で帰る。二十四時頃に就寝。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？