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二階の食堂デリカフェ・酒場はりや・pipocaを経営しながら、いつか飲食店を開業したい…

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二階の食堂デリカフェ・酒場はりや・pipocaを経営しながら、いつか飲食店を開業したいという夢をお持ちの方のサポート( 伴走)をしています。日々のこと、仕事のこと、料理のこと、時には愚痴なんかもお伝えしちゃいます。お気軽にお読みください。

最近の記事

最後の最後のPTA

何年ぶりかのPTA。 しかも高校の。 上の子たちの時はどうだったかなぁなんて 思い出せるはずもなく。 決まったのは先月の、入学前の学校説明会の日。 体育館でクラスごとに保護者が座る中 学校側からのすべての説明が終わると 現PTAの方たちがゾロゾロと現れた。 とても穏やかな表情のその方たちが 本当に申し訳なさそうに 「PTAの委員さんはくじ引きで決めさせていただきます。」 と声を掛けると 前列の方から紙袋に入っているくじを引き始める。 その日は、あいうえお順に座っており 私

    • ちょっとしたこと

      化粧を初めてしたのは短大生の時かもしれない。 今の子どもたちにしてみれば すごく遅いかもしれないけど 私たちの時代だとそうでもないかな。 自分の顔と向き合う化粧。 欠点ばかりが見つかっちゃって そこをどうにか緩和させるのが化粧だと そんな始まりの化粧生活。 薄い眉毛を濃く太く。 小さい瞳を大きく。 顔色の悪い頬に赤みを。 頬全体に広がるそばかすを薄く。 元々面の顔は厚く 念入りに手入れをしなくても ニキビにも縁はなく荒れない。 若い頃は外資系の化粧品メーカーのものを 色々試さ

      • 飲食店の下ごしらえ

        飲食店によって どこまで下ごしらえをしておくかは違ってくる。 それは、飲食店として どこまで食材と向き合っているか にも繋がることだ。 その食材が大切であれば 活かせるように工夫し調理する。 もちろん、色々な店があって みんな違ってみんないい という気持ちではいる。 それぞれのお店で 工夫しながらやっていくことだよね。 下ごしらえをするという事は オペレーションをスムーズに運ぶため お客様をお待たせしないため という意味合いがあるのだけれど それによる弊害もある。 その

        • 結局、一生勉強だわ

          1ヶ月くらい前になるけど 娘が結婚した。 28歳。 詳しいことは書かないけど 突然と言えば突然。 元々一緒に暮らしてはいたけど 「結婚」というものに対して 興味がないように見えたから。 近くでお手本となるべき親の結婚が やはりあまり幸せなものではなかったのかもしれないな なんて思っていたから。 2度結婚と離婚をしてきた私は もうこれからの「結婚」に対しては 興味がない。 「結婚」そのものというより 「結婚」という紙切れに(制度)興味がないのかもしれない。 そんなことはどう

        最後の最後のPTA

          熱い男たちを訪ねる旅、沖縄

          沖縄へ行ったのは先月のこと。 仲間が先に行くことになっていて そこに便乗する形で総勢8人。 あとから考えりゃよく集まったな、のメンバー。 目的は人それぞれ。 私とハナコは 押上のスパイスカフェの店主、伊藤さんの イベント打ち合わせに同行する旅となった。 最初に向かったのは 金ちゃんおすすめの「食堂かりか」 カレーなどもオススメらしいけど この後、ランチの予約が入っていたので こちらではビールやチャイなど。 海を見ながらのチャイでのんびりした後 BE NATURALへ移動

          熱い男たちを訪ねる旅、沖縄

          お正月の子どもたち

          4人の子どもたちのうち3人が それぞれのタイミングで 年明け訪ねてくるようになった。 社長(三男)はまだ中3だから同居だね。 年明けすぐにやって来たのは次男。 この一年、一度も会わなかったし 連絡も不通になるという 破天荒ぶりを発揮していたけど 23歳彼にとって大きな何かがあったことが分かる。 顔を見れば分かる。 私の質問にもちゃんと目を見て返事をする。 ちゃんと考えている証拠。 彼は精神年齢が3歳くらい低めでお馴染みだったけど やっと追いついてきたのかな。 ちょっと安心。

          お正月の子どもたち

          それが私の生き方

          遅くなりました。あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 久々に少し長めの投稿。 東向島にはりやを構え、初めてのお正月営業。 不安と期待で胸いっぱいの3日間。 以前からのお客様、新しく常連さんになって下さったお客様、 新旧の元気なお顔が私の元気の源だった。 withコロナから、少しずつ飲食店にも元気に営める!という空気の中、 元旦からショックなニュースが続き、みんなが心を痛め、 乾杯!なんて気分じゃないかと、 思わず気弱になってしまいそうにな

          それが私の生き方

          凛として

          大晦日になっちゃった。 何もかも中途半端で to be continuedな感じ。 色んな事が変化をし 決して後戻りせず 前に向かっていく。 いくしか他の選択肢はない。 ジローさんに言われた 「みゆきちゃん、無理し過ぎちゃだめだよ。」 という言葉を胸に ちょっとは無理していいのかという解釈の元 なんとかやってるよ、ジローさん。 つくづく 人を信用する大事さを痛感。 人を信用するということは 自分を信用するということで 結果、思ってたのと違う方向になったとしても 信じた自分

          MaryChristmas!pipoca cucina italiana!

          クリスマス、いかがお過ごしでしたか? 飲食店は大忙しだったことでしょう。 他人事のような発言なのは 私が取り仕切る酒場はりやは (日)(月)定休日のため 暦通りにお休みしちゃいまして。てへ。 一方、今年の春から始めた pipoca cucina italiana。 https://www.instagram.com/pipoca_italiana/ クリスマスボックスとクリスマスディナー。 私もクリスマスボックスを注文。 このクリスマスボックス 食べながら色々考えち

          MaryChristmas!pipoca cucina italiana!

          鵠沼海岸から鎌倉で悟る。

          年に一度の鎌倉行脚。 長女長男次男が保育園の時のママ友。 それが長ーい付き合いになって早20年以上。 第一子の時のママ友って 自分にとっても相手にとっても すごく大変な時を共にした 戦友のような関係。 色々あったなぁって話をしたり お互いのこれからの事を聞いたり まあ、老後の話もあるよね、この歳だと。 お互い成人した子どももいるから 成人したって子どもは子どもだから 心配だったり、悩んだり。 そんな友人と一緒に 年に1回は鎌倉へ行く。 今回は鎌倉から離れて 鵠沼海岸の方まで

          鵠沼海岸から鎌倉で悟る。

          愛しい器を愛しい人へ

          ちょっと前になるけど 今年も益子の陶器市へ。 年に2回、毎回欠かさず行っている。 じゃあ器がそんなに好きかと言うと 全国の様々な焼き物に興味があったり 自分で作ったりすると言うわけでもなく ただただ益子陶器市が好きなのだ。 飲食店をやってると ある程度の数の器が必要で どうしたって気に入った器を揃えることになる。 はりやでは8割くらいが益子焼。 気に入った作家さんのものばかり。 好みの合うお客さんも いいですね〜と言ってくれると とても嬉しいものだ。 流石に購入し過ぎてい

          愛しい器を愛しい人へ

          経年変化と再会

          寒さと共に熱燗が旨くなる。 私は自分の身体に どうやらビールが合わないらしく (この歳になって気づく遅さ) 両親が吞んできた酎ハイや日本酒が 気持ちよく酔える。 故に、徳利をついつい購入してしまう。 自宅ではほとんどお酒など吞まないから 店で使いたくて買うのだけれど お客さんとスタッフと みんなで育てたい、というのが本音。 どこか欠けてしまったりするけれど それもまた味。 呑むのに具合が悪くなければ そのまま使ってしまう。 このところ続けて久しぶりの人に 厳密に言うと久し

          経年変化と再会

          美味しさは、味だけにあらず

          先日友人のバレエ発表会があった。 詳しくはこちら。 いつも発表会に日のお弁当を 二階の食堂デリカフェに注文してくれる。 食の大切さをご存じのあきよせんせいは 二階の食堂デリカフェに愛を注いでくれる。 バレエ発表会当日の食事はとてもデリケート。 子どもたちが一口で食べられるもの。 歯の間に挟まらないもの 手が汚れないもの 汁気がないもの(衣装が汚れないように) 子どもたちの年齢差により食事の量が違うため 足りない子のための補助おにぎり などなど 条件提示をされた方が俄然や

          美味しさは、味だけにあらず

          変化することと変化しないこと

          別に常に変化したいと思っているわけじゃないけど 次から次へと変化していくことになる。 今は亡きジローさんからも あんまり考え過ぎるなと言われたけれど そんな性分だから仕方ない。 考えているうちに こうしたらいいかも こんな風にしたらもっといいかも じゃあこうしよう という変化につながる。 それでもなんとか居心地の良い形にしていく。 そんな9月10月だった。 とにかくイベント出店が多く ありがたいことに。 日常とは別のイベントを組み込むと そりゃあやっぱり手数が増える。 ス

          変化することと変化しないこと

          この夏、福岡から友人が

          二階の食堂デリカフェになる前 鐘ヶ淵で二階の食堂kanegafuchiとして営業してた。 その時に一緒に働いてくれていた 太田さんという人がいた。 彼女はその頃マクロビにはまっており 食材に対する考え方などを教えてくれた。 陰と陽。 それも一つの考え方だと腑に落ちた。 まあ、私ははまることはないんだけど。 その彼女は、うちにいる間に3人目を出産し ご主人のお仕事の都合で福岡へ引っ越してしまった。 食材のことをよく知っていて その扱いもワイルドで 大きな手が好きだった。 2

          この夏、福岡から友人が

          d&departmen、design部のみなさん

          2022年にpipoca doisをやらせていただいた経緯を。 d&departmentのナガオカケンメイ氏の 馬喰町にあるd design。 d&departmentの分かりやすく スタイリッシュで 依頼主の思いを忠実に表現するデザインは この場所で生まれている。 そこはデザイン事務所と ギャラリーと 物販、カフェが 一つの場所に収まっている。 遊びに行った時に厨房をのぞかせてもらうと そこは十二分に調理できるスペースがあり 稼働していないのが勿体ない感じ。 「勿体ないじゃ

          d&departmen、design部のみなさん