最後の最後のPTA
何年ぶりかのPTA。
しかも高校の。
上の子たちの時はどうだったかなぁなんて
思い出せるはずもなく。
決まったのは先月の、入学前の学校説明会の日。
体育館でクラスごとに保護者が座る中
学校側からのすべての説明が終わると
現PTAの方たちがゾロゾロと現れた。
とても穏やかな表情のその方たちが
本当に申し訳なさそうに
「PTAの委員さんはくじ引きで決めさせていただきます。」
と声を掛けると
前列の方から紙袋に入っているくじを引き始める。
その日は、あいうえお順に座っており
私の後ろには、昨年度お兄ちゃんが
同じ高校を卒業したばかりの方が
「四年目だわ~。」と。
「昨年度も厚生部だったから今年も厚生部で。」
と、くじを引くまでもなく
自主的にPTAを申し出たようだった。
素晴らしい。
その時に発覚したのが
一年の時にPTAになると
三年間ずっとだという事実。
マジか。
くじを引くのが怖くなった。
後のママとたわいもない話をしていると
私の前の方がどうやら当たりくじ(はずれくじ?)を
お引きになった。
なんとまあ。
さて私の番。
邪念を払い、無心でくじに挑む。
「は~い、厚生部さんですね。」
あ、当たってしまった。。
すると後ろのママは
「あら、私と同じだわ。よろしくね。」と。
でもまあ、PTA自体が嫌なわけじゃなく
皆さんが集まる日に行けないことが多く
かえって迷惑をかけてしまうんじゃないかという
私なりの配慮だったりする。
後のママはすでにベテランさんのため
その話をすると
「いいのよ、出られるときだけで。問題ないよ。」
と言ってくださった。
ありがたい。
そして先日、第一回のPTAの集まりがあった。
その日はなんとか出席できた。
全体会のため、副校長先生も出席。
その副校長先生が面白いことを言っていた。
細かい部分は忘れたけど
そんなような事を言っていた。
なんと、正直な先生なんだ。
とても分かりやすい。
他の保護者の方たちはどう思ったか分からないけど
私はとても好感を覚えた。
PTA。どこまで協力できるか分からないけど
先輩PTAさんにご迷惑をかけないように
謙虚に謙虚にやらせていただきます。
卒業しちゃったらもうこういうのもないもんね。
貴重な体験ができて
かえってラッキーだったかもしれない。
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