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子育ての仕方も考え方も、家づくりも家庭によって違って良い。

子ども部屋って子どものための個室として利用する期間が短い可能性があります。
宿題はダイニングで、寝るのはお母さんと一緒、という小学生のお子さんも多いのではないでしょうか。
高卒で家から離れるお子さんの場合は数年だけしか子ども部屋を使わないかもしれません。
私自身、高校生の時に建て替えた家の自分の部屋で過ごしたのは2年半だけでした。

子ども部屋の広さより、家族の共有空間を充実させるようになりましたね!
子どもは早く独立して…という親も増えていて、設計をするときに子ども部屋の個室はコンパクトにしたい、という要望が今は多いです。

そのため、子ども部屋は将来的に間仕切りができるよう、新築時は一体となる広い子ども部屋にすることが増えました。

そんなイメージで設計をしていましたら「フレンチナチュラルスタイルの家」の建築主は、「将来、子どもたちが独立しても、ここに帰ってこられる場所を残してあげたい」と言われました。

なんとなくほっとする。
そんな気持ちになりました。
子育ての仕方も考え方もいろいろあって、それに寄り添う家をデザインすれば良いことにも気づきました。

子ども部屋個室はそれぞれの好きな色を扉や窓枠に塗装した個性的な空間になりましたが、その部屋の間に共有空間を設けています。
個室フロアにも共有の居場所があると良いですよね!



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