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1本のジュースから繋がったスイス留学




私は子供を10歳までに海外体験をさせたいと思いました。

きっかけは、息子がアスペルガーで担任と意思疎通が上手くいかず、あまりに笑わなくなったことからです。

大した問題ではないのかも、よくあることかもしれません。

保育園から小学校は環境もちがうし慣れれば順応性も育つでしょう。

でも、何となく見逃してはいけないと思ったのです。

それから、子供が何か夢中になれるものを探しました。

色々な体験させたり小豆島の自然学校に通わせたりしました。

7歳くらいはどんな環境にも溶け込めるので楽しそうにしてますが、成長するにつれてコミニュケーション力が必ず必要になります。


「10歳の壁を上手く越えさせたい」と、シュタイナー学校の留学を考えました。

会う人には必ず「ドイツに行きたい」「シュタイナー学校を体験させたい」といつも話します。

反応は人それぞれ・・・

もちろん、日本のシュタイナー学校やシュタイナー学校へ留学された体験のある方にお話を伺ったり手紙も書きました。

しかし、留学には繋がらず、息子は小学校3年になりました。


当時、私は自然食品店をしていました。

そして5月の暑い日に店に偶然に飲み物を買いに立ち寄られた初めてのお客様からスイス留学が繋がりました。


② 1本のジュースから繋がったスイス留学


ジュースを買いに立ち寄られたお客様、実は翌週にドイツへ行く予定でした。

以前、住んでいたお友達の家に滞在するそうです。

「シュタイナー学校の情報があったら連絡しますね」と言って帰られました。

そして
ドイツ滞在中のお客様から朗報!

スイスのシュタイナー学校が日本人の留学生を受け入れてもいいという内容でした。

今まで停滞していた「親子留学の夢」が一気に急展開をし始めます。😆


しかし、スイスの学校に留学許可はもらったものの・・・

これから何をどう始めたらいいのか??

ドイツ語で書かれた学校のパンフレットを前に頭を抱えました。😱


実は私、英語は旅行会話程度、ドイツ語はまったくわからないです。😓


でも、絶対チャンスは逃したくない!

とにかく、まずできることからやろう✊と

ドイツ語の教室を探しました。

しかし、

ほとんどが、大人対象で夜の授業。
子ども向けはありません。

それで市の国際交流センターへ行き「親子にドイツ語を教えてくれる教師求む」と掲示板に英語で書き込んで帰ってきました。


それから1週間後、日本語の上手なドイツ人から電話があり早速会うことになりました。


そのドイツ人は50代の男性で、ドイツ語の教師ではなく、ビオラ演奏者でした。🎻



「なぜドイツ語を習いたいのか?」と尋ねられたので

今までの経緯を話すと・・

なんと‼️
彼はシュタイナー学校の卒業生で、奥様が日本のシュタイナー学校の教師をされているそうです。

(実はシュタイナー教育に全てのドイツ人が理解を示すわけではないのです。)

二人で大いにシュタイナー教育の話題で盛り上がりました。😆


これは、かなり凄い偶然が重なりました。



私がスイスの学校へ送る予定の手紙の内容を見せると、

彼はドイツ人的考えやシュタイナー学校の方針を考慮しながらメールの文を修正しドイツ語でスイスの学校へ送ってくださいました。


メールを受け取った学校側もこちらがシュタイナー教育を理解していること。

メールをドイツ人とやり取りができることで留学の話しは順調に進みました。

そして、彼が「留学までのスイスの学校とのメールのやり取りは僕が一切引受けて、あなたに内容を伝えます」と・・

なんとありがたい‼️🥹✨✨



そして、
スイスの学校から入学の前に1度息子に会いたいということで急遽夏休みにスイスへ行くことになりました。

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