ラジオCMの映像化
かつて、「ローカルCMの影響力」というタイトルでコラムを書いたことがある。CMのクオリティーをアップさせることで、地元のみならず全国区で話題になる可能性を秘めていると、個人的には今でも思っている。それは、ローカルが漂わせる郷愁が人の心をとらえずにはいられないと考えているからだ。そのなかでも、方言は特筆すべき魅力なのではないだろうか。具体的な話し(アイデア)として、ラジオCMとYOU TUBE動画の連携企画は面白いかもしれない。つまり、ラジオCMの映像化という手法である。そんなメディアミックスで、ローカルからニッポンを活性化することができるような気がする。
「好きなんさ」
男性:(職場での休憩中)君って栃木出身だけど、ぜんぜん方言出ないね。
女性:地元の宇都宮に戻れば、出るわよ。
男性:たとえば?
女性:(男性をじっと見つめて) とうと好きでした。
男性:えっ?
女性:(男性から目をそらしながら)好きなんさ。
男性:それって・・・、もしかして、オッ、オレのこと?
女性:ぷっ。まさか。
宇都宮餃子と、とちおとめイチゴよ。
NA:しゃべっぺよ栃木弁。
ベリーグッドローカル、とちぎ。
<終>
「いじむさのおやつ」
SE:家の玄関ドアを開ける音
息子:ただいま。
おっ、これ、食べていいかや?
母親:お腹すいたかや?先に、手洗ってくれや。
息子:じゃ、ちっとばか、食べるな。
は~るかぶりに、おごっつぉ~!
母親:ま~ずこの子は、いじむさだがね。
NA:100%長野産小麦と、十勝産特製つぶ餡。
信州松本の「どらやき」。
<終>
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