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8月25日upの「自由に歩もう、写真道!」は「先週特にスキを集めた #カメラ 記事」でした!

8月25日の「自由に歩もう、写真道!」の記事が「先週特にスキを集めた #カメラ 記事」に!


改めて、、、はて、自由ってナンダロウ?と考えながら、ちょいと思い出話を。

写真専門学校の入学前に体験入学として、街を歩いたりスタジオだったりで、デジタルカメラ・フィルムカメラによる撮影やPhotoshopでのレタッチ、暗室でのプリントなどなど、半日くらいで学校の設備・機材を使って色んなことをさせてもらえる日が設けられています。授業のプチ見学とかもあったかな。

まぁその参加者の中には後に同級生となる人も居れば、その時に顔を合わせただけで結局入学しなかったなぁって人も居たり。

で、その中には若くて怖いもの知らずでバンバン良い写真を撮っちゃう人が居るんですよ。凝り固まった遅咲き30代にはなかなか難しいようなことでも平気でやっちゃう感じ。

で、入学後に様々な知識を得て、周りや先人の写真を浴びるように観て、撮影の経験を積んでいくと、自由に撮れなくなってくるんでしょうね。考えすぎちゃうというか。

スキルを表す五角形の☆の一辺だけ妙に突き抜けている歪な五角形だったのが、研磨されて○になっていく感じ。

傍から観ていると充分撮れてるんですけどね。「コレで何を悩むことがあろうか」と。でも本人的には、狙った通りの「作品」にならなくなってしまう。抜け出そうとして、より一層、考えすぎてしまう。。。

それで思い出すのは、、、その昔、NFLからプロレス、K-1、総合に転向したボブ・サップ。最初はセオリー無視でチカラ任せの暴走ファイト(ホドリゴ・ノゲイラにプロレス技のパワーボムしたり)で人気を博した選手。

が、(おそらく)ジムに所属したりトレーナについたりして様々な技術を覚え、今でも記憶に新しいのですがミルコ・クロコップの強烈な左ストレートを右目に食らって眼窩底骨折(?)に追い込まれたりして恐怖心を覚えてしまい、技術とセオリーに従った大人しい選手になっていきました。

撮影技術を覚え、ストリートで撮る恐怖心(権利関係とか人に声をかけたりとか)を覚えてしまうと、それまで自由に出来ていたことが出来なくなる、、、ってこともあるんでしょうね。カメラの設定や機材のスペックに振り回されたり、とかとか。

入学から時間が過ぎてくると、早い人だと夏休み前あたりでコジンマリした写真に落ち着いたなってトコロに来ちゃったりするんです。それでもそこから抜き出ることも出来る人ももちろん居て、そういう人はたぶん今でもちゃんと写真を続けることが出来ているんです。

もし「道」に迷ったら、「初期衝動」を思い出してみるのも一つの手。カメラを持ち始めたころの写真を見直す。ガンガン行っていたかも知れないし、今とは違う恐怖と戦っていたかもしれない。「今」の写真と大分違ってナンジャコリャで恥ずかしいかも知れないし、あら意外とすげぇじゃんワタクシってば、とか思うかもしれない。

ちなみにコイツが最初の相棒のPENTAXのコンデジ。クラシカルな見た目でキュート、よく働いてくれたけど、僕が初心者過ぎて使いこなせてあげられなかった。すまんのう。

いま見返すと、縦写真が妙に多い。カメラを縦位置にして「撮ってる感」を味わいたかったのかな?とか思ったり。

んまぁ上手いか下手かは置いといて、、、まぁヘタなんですけど(笑)、「初期衝動」を再確認するのは大事かなぁと。

何故、カメラを持ち始めたのか
何故、撮っていたのか

凝り固まっているイマの自分を解きほぐすためにも、忘れていたナニカを思い出すためにも。


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