最近の記事

ある

ある夜、ふと窓の外を見たら、月が光っていた。そうだ、月はいつだってそこにある。見えない昼間だって光り輝いてる夜だって、私が俯き歩いているときだって。 見えていなくても、あるって知ってる。太陽だってそうだ。夜見えなくなったからって、なくなってしまった!とは思わない。あるって知ってるから。 世界って、そういうことだよなと思った。見えないことは「ない」ということではない。見えなくても「ある」って、私たちは知っている。なんて考えてたら、今まであった不安、寂しさがどこかに行ってしま

    • 感情についての色々読書感想文

      感情をなかったことにしがち。 腰痛は怒りである ヘルニアとすべり症を持っている。腰痛はそのためだと思っていた。本では、そうとはいえない理由が根拠となるデータとともに書かれている。そして痛みは自分の中にある怒りが原因であると。私の中の怒り、なんだろう?覗いてみた。 結構出てきてびっくりした。最近のものから、幼少期のものまで。色々な怒り。古いものなんか、ずっと無視し続けてきたのか…と。仏教では悲しみも怒りに入るので、私は悲しみも見つめてみました。 最近は慢性的な腰痛は感じ

      • 初秋

        8月の下旬、そこかしこに死骸が転がっていた。 蝉の勢力が衰え、代わってとんぼが空中を支配する。 遠くの山で蝉が鳴いていた。

        • 弱っている

          風邪を引いて1週間ぐらいになる。 こんなに長引くと思ってなかったし、久しぶりに風邪引いて「こんなにしんどかったっけ?!」と思うぐらいしんどい。なにこれ。私はしんどいの沸点が低いんだよ。優しくしてくれ。 保護猫カフェ 風邪を引いたおかげで、近所に保護猫カフェがいつの間にか出来ていたことに気づいた。意味わかんないですね。 コロナ抗原検査キットを買った方がいいのかなぁなどと考えて、近所で売ってる薬局を調べていた。あーここかぁ、とGoogleマップで経路を眺めていた。ここなー駐

          飲食店バイトのトラウマ

          高校生の時、宅配寿司のキッチンでバイトをしたことがあった。 最初は巻き寿司の担当になるのだけど、私はこの巻き寿司が下手だった。切るのが。 ある時、それはもう汚い巻き寿司が完成した。長さは均等にならない、切り口は汚い、ガッタガタの巻き寿司。 廃棄するのはもったいないかなと思って、そのまま寿司桶に乗せて、次の業務をしていた。 「誰だこれ作ったやつは!!!!」 その日たまたま来ていたマネージャーのおじさんの怒号が響く。 私なので私ですと言った。 「こんなもん客に出せる

          飲食店バイトのトラウマ

          初めてのクーリングオフ

          先日芸能事務所と契約した訳ですが。 時間が経つにつれ不安になってきた。そもそも、契約する時から思ってたけど… 詐欺では?? めちゃネット検索した。オーディション商法という文字を目にする。 オーディション商法とは これ、だなぁ… でもまだこの時はクーリングオフするか迷っていた。レッスンがどんな感じなのかとか気になっていた。友人に相談してみたら、やめとけという返事。それはそう。でもまだ気になってた。結局は私の人生なので好きにやればいいのだ。詐欺だと自覚しながらやってみて

          初めてのクーリングオフ

          仕事探しの末路

          先月あたりから、少し仕事(アルバイト)したほうが、私の健康維持になるのではないか?と思って探していた。 最初に応募して決まったと思っていた仕事は研修に行ったら急遽なくなったと言われたり、連絡がちゃんと来なくて、私もやる気を失いフェードアウト。 その後気になった求人に応募して面接してみるものの、説明を受けては「そこまでやる気はないです」と断っていた。 精神科の受診日に、先生に「最近はだいたい調子がいいけど、恋愛依存なところがあって、それで調子悪くなることがある」と相談したところ

          仕事探しの末路

          手の倫理を読んだ感想

          信頼の部分が非常に気になった。自分がやりたいと思ってもできないことだから。 信頼ができない。信頼の合理性、理解できるけど、実行できていない。不確定性を受け入れられていない。だから人間関係で疲弊するんだろうなと思った。 本を読んで、それまでは信頼することは非合理的だと思ってた節があったけど、ブラインドランナーの伴走や、企業での信頼がないと無駄に増えていく点検業務の話がとてもわかりやすく、たしかに信頼は合理的なものなんだ!と思えた。 信頼の合理性が理解できたなら、以前よりは不確定

          手の倫理を読んだ感想

          野の医者は笑う読書感想文

          人は信じることができればその対象はなんでもいい。他人を癒すことによって自らが癒されている。これって、新興宗教と同じだと思った。 人間はあらゆる宗教の虜であり、なにかしらの信仰がないと生きていけない、信じるということは生きる上でとても大切なことだと思った。盲信、行き過ぎているのは違うとも思う。客観視できる力も同時に大切なのだと思った。 癒すことにより癒されるのは、脳は自分と他人を区別できないというバグを利用した癒しなのかな?社会貢献してた方が幸福度高いと言われているけれど。

          野の医者は笑う読書感想文

          「カルト」はすぐ隣に読書感想文

          オウム真理教の信者になり、様々な事件の実行犯となり、死刑囚となった人々の話。どのように信者になっていったのか、何故犯行に及んでしまったのか、その時の状況や心理が書かれています。そしてこれは他人事ではない、ということ。 初期のオウムは宗教というよりヨガ教室だった。悩みを抱えた10代、20代という若い世代に優しく寄り添うようなところだった。 ノストラダムスの大予言、日本沈没とか「終末論」が流行っていた。そこでオウムで修行をしたものが救済され、さらに他の人々も救えるようになると謳

          有料
          100

          「カルト」はすぐ隣に読書感想文

          3/8メモ

          私と真反対にいるような人、一番遠い存在だけど、一番近くに感じる。 コインの表と裏 私が闇の中にいても、あなたは光り輝いていて欲しいし 私が光の中にいても、あなたは闇に埋もれていて欲しい

          3/8メモ

          今月発見したこと

          スタミナ丼のたれ とても美味しい。 今月の不快と対策 こちらが相談したわけでもないのに勝手にあなたの感想を言ってくる人は害悪でしかないと実感した。 本人は面白いと思ってるのか分からないが、こちらからしたら何も面白くなくて何なら何を言っているのか分からないし、それを考えるコストを割かれていて不快である。 余計なことを言っている自覚がない人間は一生そんな感じなのかなと思ったりしたのと、広めに距離を取っていこうと思った。

          今月発見したこと

          めんどう

          生活をする上でブラジャーをつけるということは重要な、基本的な部分にあるように思う。 運動する、動画撮影する、外出する…ブラジャー必須である。 私はブラジャーが苦手だ。裸から最も遠くにいかせる。とにかく不快感すごい。 今もブラジャーをつけることを躊躇っている。そんな時間の中、いつも思うことは 男だったらこんなアホみたいな悩み抱えなくていいのに…羨ましい。そもそも体に着けるものが一つは少ないんだよ。着替えのコストとかも考えたら本当に相当羨ましい。 言いたいことはそれだけ

          めんどう

          否定される恐怖

          他人から否定されるんじゃないかという恐怖が、まだ私の中にある。これはなんなのだろうか。 多分、だから肯定される、歓迎されると異常に嬉しくなる。興奮冷めやらぬ。 だけど、実際私は否定されてきたのだろうか。思い返してみても、されたことがない。否定はされていなかった。否定されたと思い込んでいることはあっても。誰も私を否定していなかった。 他人に感じている恐怖はだいたい、自分が自分に向けた刃だったりする。私はまだ私を、否定しているのだろう。だからなんだって感じだけど。 すごく

          否定される恐怖

          かとう古文書

          芸術的な年賀状が届いた 読めない。本人に聞く前に答え合わせ用で解読してみた。 みやさんへ 私に住所をおしえてくださったので 手書きでも書きます。 まずみやさんに対してスラムの方で??され長い付き合いになり、私の扇動の被害者で??という認識です。 私がスラムでやっていたうみだしラジオに来てから なぜかみやさんは私のスラムへ来てくれ???一緒に散歩したり自分のSlackの方でも???の???? 今ではこうして年賀状を???仲に発展したのは???奇跡に近いかと スラムに入る前の

          かとう古文書

          速度

          私から見たらみんな、忙しなく生きているように見える。そうじゃないと、すぐに終わってしまうからなんだろう。 私がどんなにかたつむりに近くても、誰も私を速く走らせることはできない。 私には私の速度がある。すぐに終わってしまうんだとしても、私にはもう十分長い。