感情についての色々読書感想文

感情をなかったことにしがち。

腰痛は怒りである

ヘルニアとすべり症を持っている。腰痛はそのためだと思っていた。本では、そうとはいえない理由が根拠となるデータとともに書かれている。そして痛みは自分の中にある怒りが原因であると。私の中の怒り、なんだろう?覗いてみた。

結構出てきてびっくりした。最近のものから、幼少期のものまで。色々な怒り。古いものなんか、ずっと無視し続けてきたのか…と。仏教では悲しみも怒りに入るので、私は悲しみも見つめてみました。

最近は慢性的な腰痛は感じてなかったけど、左手の痛みがあった。本によれば腰痛どころか、テニス肘、頸肩腕症候群なんかも怒りによる痛みなんだということで、驚いた。もしかしたら、私の中にある怒りを認めることで左手の痛みが軽減するのではないかと思った。

実際、本当に痛みが軽くなった。スピリチュアルとかではないはず。腰も最近は痛い訳ではなかったが、また痛くなるのが怖くて過剰に庇って生活していたので、それをなくしてみた。例えば腰を反る運動が怖くてできなかったけど、やってみる。別に痛くはならない。

痛みに意識が集中しちゃって、痛いという状態を作り続けていたのかなと思った。ちゃんと自分の感情を認識するようにしたら、まず痛みから意識が逸れるし、感情を抑圧することがなくなる。慢性腰痛とは無縁の人でも、自分が今なにを感じているのか、見つめることは自分の健康にも幸福にも重要なことなんじゃないかと思う。

夜と霧

想像上の妻と会話して和むという場面に嫉妬した。私にはないと思ったからだ。私の中の彼を消そうとしていたから。思いが強すぎるから、消した方がいいと思っていることにその時気づいた。
怒りと同じである。否定している。その感情を持ってはいけないと。抑圧している。
私は彼のことを思うと嬉しくなる。嬉しくなってもいいんだよ。

怒り、悲しみといったマイナス感情が湧くと、それはいけないことだ!と思ってなかったことにしたくなる。そうやって抑圧してきた感情を今一度、じっくり観察することで痛みとの付き合い方まで分かってよかったと思ったし、嬉しいとか楽しいといったポジティブな感情まで無自覚に抑えてしまっていたことに気付けてよかった。

どんな感情も否定はしない。

私は私を肯定します。
反応しない練習より(感想は…?)


※腰痛は怒りであるの中にも書かれてますが、痛みがある時は必ず病院での診断を受けましょう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?