仕事探しの末路

先月あたりから、少し仕事(アルバイト)したほうが、私の健康維持になるのではないか?と思って探していた。
最初に応募して決まったと思っていた仕事は研修に行ったら急遽なくなったと言われたり、連絡がちゃんと来なくて、私もやる気を失いフェードアウト。
その後気になった求人に応募して面接してみるものの、説明を受けては「そこまでやる気はないです」と断っていた。
精神科の受診日に、先生に「最近はだいたい調子がいいけど、恋愛依存なところがあって、それで調子悪くなることがある」と相談したところ、「それはあなたがモテるからですよ。俳優になったらいいですよ」と、これまたぶっ飛んだアドバイスをもらった。過去にもぶっ飛んだアドバイスをよくもらっていて、そう来たか…と思った。
病院の帰り道、俳優…そうか、エキストラのバイトとかありそうだなと思って調べた。最初に目に留まった求人に応募して、後日面接に行った。
行ってみたら、芸能事務所の面接だった。プロフィール用紙を書いてて、希望職種の欄があるから「?」とは思った。モデルとか歌手とか…あれ、エキストラの求人じゃなかった?
とりあえず話を聞いていたら、なんかキラキラした世界の話で、かなりやる気になっていた。
だけど、事務所と契約するにはそれなりにお金がかかるのであった。初めて知った。あと相場がわからない。家に帰ってよく考えてみて、それから返事をくれとのことで、その日は帰った。そして事務所契約にかかる金額を調べてみたりしたけど、結局よくわからず。シンプルに高いなぁと思ったので断った。
しかし、興味が湧いてしまった。芸能事務所に。他のところはおいくらなんだろ?と。とりあえずどこか別の事務所のオーディション受けてみようと思って、応募した。
オーディションにはその日は10人弱集まっていた。平日に受ける人は少ないらしい。それぞれ課題を審査員(と他の受験生)の前でやった。課題は朗読だったりセリフ読みだったり歌だったり。私は適当にモデル、歌手を志望したので、歌うことを指定された。
何を歌うか考えていた。やっぱりここはBABYMETALを布教しないとな…と思って、「紅月」を選んだ。最近歌ってないけど大丈夫かな?とか、でもまずこれを聴かせたい!と思った。
音源を探すのがめんどうで、アカペラで歌った。やっぱいいな紅月…。歌い終わって、セリフ課題も出来るか?と言われたのでやってみた。
オーディションに来てた人たちもそれぞれ独特な感じだったし、自分が課題やってる時も楽しかった。
でももうこれでしばらく職探しはやめようと思った。疲れた。よく考えたら、まだ慌てる時間じゃないなと。
後日、合否の連絡が来る。合格していた。おおー!
また後日面談で事務所との契約。金額はやはりそれなりにかかる。だいたいこんな感じなんかなーと思いながら、こちらとは契約した。

ということで来月から俳優業です。

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