飲食店バイトのトラウマ

高校生の時、宅配寿司のキッチンでバイトをしたことがあった。

最初は巻き寿司の担当になるのだけど、私はこの巻き寿司が下手だった。切るのが。

ある時、それはもう汚い巻き寿司が完成した。長さは均等にならない、切り口は汚い、ガッタガタの巻き寿司。

廃棄するのはもったいないかなと思って、そのまま寿司桶に乗せて、次の業務をしていた。

「誰だこれ作ったやつは!!!!」

その日たまたま来ていたマネージャーのおじさんの怒号が響く。

私なので私ですと言った。

「こんなもん客に出せる訳ねーだろぉ!!!!」ドシャッ(寿司をゴミ箱に捨てる音)

ごもっとも過ぎたけど、いちいち怒鳴るな。捨てるな。

その後私は辞めることを告げたが、繁忙期の正月三が日までは出勤してやったよ。大量のわさび作ってたら目から鼻から液体が止まらなくなりながらな。

…という出来事があってから、私は飲食店向いてないなぁと思っていたので、そこから全くやっていない。

なのに今回カフェ(夜はバー)のバイトをやることになった。コーヒー飲めないのに良かったのかな?どうでもいいか。

それより、食事の盛り付けが上手く出来るのか心配である。まぁ巻き寿司ないから大丈夫か、はは!

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