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似合う服と好きな服は違う、みたいなことです

歌っていていちばん気持ちがいいのは、なんだかんだカルロス・トシキ&オメガトライブの「アクアマリンのままでいて」かもしれんな、とこないだふと思った。キーもテンポもちょうどいい。歌詞の世界観もめちゃくちゃ好き。まず出だしのコーラスからしてやばいから。『(kill me girl with your eyes)』だから。君の瞳で僕を殺してよ、だから。本当の生き死にのところまで辿り着いちゃう愛とか、殺してほしいっていう比喩とか、好きなんだよね。愛の究極って心中だと思ってるから。

特に気持ちいいのは歌い出しの、『夕映え映すビルの上空(そら)に 消え残るPacific Blue』と、サビの『愛は君の生きる答えさ アクアマリンのままでいて』『せめて僕を殺すときだけ アクアマリンのままでいい』ですね。歌詞も好きだし声も出しやすい。

初めて聴いたのがいつだったかまったく覚えていないけども、わたしはこの曲が野蛮なまでに好きで、好きが高じてというかこじらせてというか、でっかいアクアマリンがついた指輪を血眼で探していたことがある。理想に出会えていないのでまだ買っていないが、いまも探している。

あとはね、関ジャニ∞の「桜援歌(Oh! ENKA)」のサビのラスト、『花吹雪キラキラ 儚くてキラキラ 人の世もキラキラ せつなくてキラキラ』もめっちゃくちゃ気持ちいいですね。ここを歌いたいがために歌い出すといっても過言ではない。わたしは関ジャニ∞のファーストアルバムとセカンドがとくに好きでさぁ……関ジャニにいかれてたのは中学生のときだったんだけど、このときは担当(特に好きなメンバー)いなくて、全員好きだった。関ジャニ∞というグループが好きだった。声が好きだったのはすばるくんだけど。彼のソロ曲の「琉我」も気持ちいいですね。いまだに十八番のひとつです。

あとは、スピッツがカバーした原田真二の「タイム・トラベル」も気持ちいい。これは、サビだね。『uh 時間旅行のツアーは いかが いかがなもの クレオパトラの衣装の君が』『uh 時間旅行のツアーは いかが いかがなもの そうささやいた ああ夢の中 ああ夢の中』。uh〜、と、いーかが、と、2回目の、ああ夢の中ぁぁぁ〜、って伸ばすところがめっちゃ好き。気持ちいー!ってなる。

好きな曲は簡単に見つかるけど、歌ってて気持ちいいのは見つかりにくい。だから見つけると、よっしゃ!道端でBB弾ゲット!みたいな気持ちになる(おそらく10代にはもう伝わらないたとえ)。

そして好きな曲と歌いやすい曲って、違うことも多々あり。好きだけど声出ねえー!歌いづれぇー!とかもぜんぜんあるし、そんな好きじゃないけどめっちゃ歌いやすい、っていうのもある。
それをみつけるために、新しい曲をひたすら、聴くのです。

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