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家族と過ごせる残りの時間を計算してみた。

ミヤケです。

年末年始、帰省した人、帰省しなかった人、いると思います。

僕は帰省しましたが、あまりゆっくりはできませんでした。苦笑
半日以上ゴロゴロしたりする時間はなく、墓参りや親戚宅の訪問、義両親の案内(年末に東京から岡山まで来てくれました)など、忙しなく過ごしました。

大晦日は、実家に親戚が集まり、15人ほどで過ごしました。
この日は毎年、祖父母も一緒に年越しまで過ごします。
紅白歌合戦を観て、ゆく年くる年を観て、深夜一時くらいまで起きています。

家族で囲むテーブルの上には大晦日にしか見ないような豪華な料理が並びます。

美味しそうに食べる家族、早々にお腹いっぱいになりソファに転がる祖父、早々にお腹いっぱいになり一番前でテレビを見る祖母。

家族、特に祖父母を見ながら、考えました。

あと何回一緒にご飯を食べるんだろう?

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実家に住んでいたり、実家の近くに住んでいる人には想像しづらいと思いますが、18歳になったばかりの頃に実家を離れた僕には、いつも頭から離れないことです。

22歳で上京してくる時には、「祖父母と両親の死に目に会えない」と覚悟しました。仲間内では、事あるごとに口癖のように言っています。

最後まで親孝行できない、祖父母孝行できない、と覚悟しているからこそ、「残りの時間」が気になってしまうのです。

「会う」「話す」はほぼ無限?

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幸い、僕の生まれた時代には、
・パソコン
・スマホ
・インターネット
などの技術革新のおかげで、通話・テレビ通話などがほぼ無限に行えるようになり、コミュニケーションについては昔ほど難なくできるようになっているのではないかと思います。

僕は週に3回〜5回くらい実家の母を電話をしているので、実家周辺の情報についてはほぼほぼ拾えています。
電話したたびに、祖父母や父に電話を代わったりすることもあり、先日年末年始は一年ぶりの帰省になりはしましたが、「久しぶり」といった感覚はあまりありませんでした。

VR・ARご飯

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「話す「顔を見る」は、技術革新で可能になってきましたが、やはり、「一緒にご飯を食べる」という技術は、祖父母の生きている間には難しいかもしれません。

同じ匂い、同じ温度、同じ感覚を遠隔で味わうことはできそうにありませんね。

でも、両親が高齢になる頃にはできる可能性が高いかもしれません。

仮想空間で孫を抱っこさせてあげることもできるかも!?

祖父母と食べるご飯の回数

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僕は平均年に二回帰省しています。

一回の帰省で一緒にご飯を食べる回数は1日一回。

滞在期間は平均3日なので、ご飯は三回。

年に6回、一緒にご飯を食べます。

次に年数です。
祖父の年齢が82歳、祖母の年齢が78歳。
男性の平均寿命が82歳、女性が87歳。
年齢別の平均余命からみると祖父はあと8年、祖母は12年。
まあこれは単純計算なので、間を取ると、
祖父はあと4年、祖母はあと6年だとします。
(こんなことあんま考えたくないですがw)

祖父と食べるご飯の回数は、
4年×6回=24回

祖母と食べるご飯の回数は、
6年×6回=36回

両親と食べるご飯の回数

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ライフスタイルが変化する可能性が大きいですが、今の環境のままであるとすれば、

両親とも年齢は52歳。
父の平均余命は30年、母の平均余命は35年。

とすると、

父と食べるご飯の回数は、
30年×6回=180回

母と食べるご飯の回数は、
35年×6回=210回

いきなり回数が増えたので、「結構あるじゃん!」と思えますが、
よく考えてみれば、平均的な日本人家庭に生まれ育った僕にとって、
両親とのご飯は三食毎日、思春期に入りライフスタイルに変化が起きても、1日一回毎日が当たり前でした。

ということは、18歳まで実家にいた頃、たった半年間で一緒に食べるご飯の回数くらいしか残されていないのです。

祖父母を過ごす残りの時間

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ご飯の回数は単純計算でできますが、時間となると難しいですよね。

ご飯で一回1時間、その他で2時間(年齢のせいかだんだんと長時間の外出ができなくなってきました)、
1日3時間を過ごすとすれば、

祖父と過ごす残りの時間は、
4年×6回×1時間=24時間
4年×6回×2時間=48時間
合計:72時間

祖母と過ごす残りの時間は、
6年×6回×1時間=36時間
6年×6回×2時間=72時間
合計:108時間

幼い頃は、家に帰れば夕飯前後の時間をずっと祖父母と過ごしていた”おじいちゃんおばあちゃんっ子”の僕としては、たった1ヶ月分の時間しか残されていません。

テクノロジーによってもたらされた「幸せ」

僕の知り合いには、祖父母がすでに亡くなっていたり、会ったこともない人もいます。
かくいう僕の妻は父方の祖父を幼い頃に亡くしているので、ほとんど話したことはないそうです。

現代、初婚年齢・出産年齢の高齢化、未婚人口の増大により、「残された時間」はどんどん大きくなっていくでしょう。

しかし、その流れを唯一補完してくれるのもは、「テクノロジーの発展」です。

”5G”の時代は、もう間も無くです。

今僕たちが生きている時代は、
・音声
・動画
・情報通信
ですが、

これからは、もっともっと僕たちの日常生活に近づいたようなテクノロジーの進化が見られるでしょう。

移動革命、情報革命。

次の時代は、「時間革命」になるかもしれません。

何時間も何年もかけて学ぶことを、スマホ一台で隙間時間に学べてしまう「YouTube」の隆盛をみれば、あながち大ハズレではないかもしれません。。。


<終わり>


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