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新卒5年目僕と、新卒1年目「カバン君」。〜カバン君に”8人のお母さん”が出来ました。〜

長男って少し抜けてますよね・・・

僕も長男だし、僕の周りの抜けている人たちも長男であるケースが多いです。

そして、「カバン君」も長男です。

妹が一人いるそうなのですが、妹さんはしっかりしているそうです。

”わかるわ〜”

と同じ環境のミヤケも同調してしまいます。

そんなカバン君。

12月から少々働く環境が変わります。

これまでは、

・週1日〜2日:デイサービスで修行
・週2日〜3日:ミヤケと本社で仕事or外出同行

という感じのスケジュールでした。

それが少し変わります。

・週2日〜4日:デイサービスで修行
・週1日〜2日:ミヤケと本社で仕事or外出同行

デイサービス (弊社介護施設)での勤務が大幅に増えます。

経緯

まあ、詳しいことは置いといて、ざっくりいうと、

それが一番成長と安心を得られると思ったからです。

せわしない1週間を過ごし、

午前は介護施設かと思ったら、午後からはミヤケの会議に出席し議事録を取る、

タスクを詰め込んでみたら破綻しそうになる、

そして、

デイサービスでの勤務の様子を聞いていると、
・遅刻する
・挨拶が時折ない
・服装の乱れがある

など・・・

”おい!それ仕事以前の問題だろ!”

と思いつつも、

(そういえばミヤケもそうだったかも〜)

と共感してしまうのです・・・。w

チーム内だからこそ”根回し”が重要!

そうなると気になるのが、施設のメンバーの声です。

ちょうどスタッフ面談をしようと思っていた時期なので、様子を伺ってみることにしました。

・カバン君の様子はどうか
・カバン君の勤務が増えたらどうか

ほぼ全員にこの件についてのヒアリングも行いました。

(どんな意見が挙がったのかは書きません)

その後、メンバー揃ってのミーティングでもその話題に触れ、再度みんなに確認してみました。

完全にメンバーにお任せすることに決めました。
楽しめそうならお願いしたいし、
厳しそうなら別の手段だって考えられるわけです。

話し合いの末、中心メンバー全員の意見が一致しました。

「大丈夫ですよ!頑張ります!」

カバン君の状況のことも理解した上で、
カバン君の成長を助けたいと言ってくれました。

”感情で怒るのはダメだとはっきりお願いしたいけど、ダメなものはしっかりと叱ってあげて欲しい。よく出来たことは大げさすぎず、しっかり褒めてあげて欲しい”

メンバーに大きなものを背負わせていることを承知の上でお願いしました。

「そうですね!」
「自分の子供だと思います。」

カバン君のことをバカにしている訳ではなく、
自分の子供と同じように、成長を見守り、安心して過ごして欲しいを言ってくれました。

これほど仲間に感謝した日はないかもしれません。

この仲間と同じ空間にいるだけで、ありがたくて、感情が爆発しそうになります。


「カバン君も、そりゃあ出来ないこともまだ多いけど、でも、少しずつ出来ていることもあります。ここにいる(出勤日数が増える)ことがわかれば、あえて少しほったらかしにしたりもできるので、もっとできるようになると思いますよ!

こんなことも言ってくれました。

先日のミーティングをもって、カバン君に「8人のお母さん」が出来ました!

社会人なのに「お母さん」って・・・

某ワイドショーなら盛大に叩いてくれそうな話です。

でも、僕たちは本気でそう思っています。

「こらっ!それは良くないよ!」
「よく出来たね!頑張ったね!次もきっとできるね!」

まもなくそんな声が響くでしょう。

カバン君。

たくさん感じてください。

小難しい話じゃなくて、

人が人を愛することを、

たくさん感じてください。

あなたは、日本で一番愛に溢れた場所で、

愛情を受け続けてください。

小手先の”ビジネススキル”なんてものじゃなく、

一生使える「人を愛する」ということを、

8人のお母さんから感じてください。

<終わり>


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