見出し画像

指導することで自分が学ぶ (vol 103)

学びの方法

皆さんはどのような形で学びの機会を得ていますか

社内や外部のセミナーに参加する、通信教育を受ける、ビジネス書で独学する、などいろいろなアプローチがあります。
日常の経験だけを頼りにしているのでは不十分でしょう。

社内Tweetとしての日々の情報発信や、こうしてnoteでの発信を始めて、
今まで以上に学習のためのアンテナを張るようになったと感じます。
いい加減な情報を発信できない、と身構えるからです。

発信情報を書き上げた後も、推敲の傍ら、事実の再確認をしたりします。
どんな組立てで話をしようかと、今まで以上に気を付けるようになりました。

私がまだエンジニアだったころ、

「社内教育の「QC7つ道具」の講師をしなさい」

と言われたことがあります。

QC7つ道具【品質改善の為の分析手法 : パレート図、特性要因図、グラフ、 ヒストグラム、散布図、管理図、チェックシート】の一つひとつは理解しているつもりでしたが、講師になるため、質問にも答えられるよう再勉強しました。
その後、SQC(統計的品質管理)やタグチメソッドの講師も担当し、結果、品質分析のエキスパートになることができました。

QCツールばかりでなく、どんな内容であっても同じだろうと思います。

外部セミナーの受講時、

内容を社内展開しなさい

と言われたことはありませんか?

社内展開の責任者になると思うだけで、セミナーの内容を聞き漏らさぬよう必死になります。

セミナー受講後も、「どうすればかみ砕いた情報を伝えられるだろう」
と考えるはずです。これが自身の学習につながります
教えなくちゃと思って勉強したことは記憶に深く残ります。

社内でリーダーシップを指導しなさい

と言われたら、どんな準備をすると思いますか?

I send out Tweets every day.
Through this information dissemination, I feel that I am the one who gained the most awareness.
I organize my thinking to convey my point of view in writing.
Sometimes I remember and reaffirm important things that I have forgotten.

Likewise, the most effective way to learn. It is to teach others.
When I try to teach someone something, I feel I can't tell the wrong thing.
It's difficult to teach that I have not digested enough, so I'll teach after studying.
I will be prepared to answer questions after I teach.
So, this makes a teaching person learn the most.

Would you like to create an opportunity for yourself to learn by teaching something correctly to others?
私は毎日、Tweetを発信しています。
この情報発信を通じて、実は私自身が一番の気づきを得ることができていると感じます。文章にして私の視点を伝えようと頭の中を整理します。自分自身が、忘れていた重要なことを思い出し、再確認することもあります。
同じように、最も効果的な学習方法。それは、人に教えることです。
人に何かを教えてみようとすると、間違ったことを教えるわけにはいかないと思います。自分が十分に消化できていないことは教えにくいので勉強してから教えてあげようと思います。教えた後に質問に答えるれるように準備します。これが、教える人が一番学ぶ、ということに繋がるのです。
何かを人に正しく教えることで自分自身が学ぶ機会を作ってみませんか?

社内講師をしなさいと言われると準備します。この準備が一番勉強になります。
準備しないマネジャーはマネジャー失格でしょう。
日常業務の中で誰かを指導しようとすると、毎日が勉強の機会になります。

最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?