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春めく。人々は変化しようとする。

春が苦手。そう言うと、結構疑問に思われる私。
でも桜は大好き。花が大好き。
咲き方で値打ちなんてしないでほしいと願うほど、花は好きだ。
花ほど純粋なものはないでしょう?
土の種類で色が変わって、日に向かって伸びて、適正量の水があれば咲き誇る。
日陰の花はおとなしく、水がなければ最小限の生き方をして枯れていく。

私はとりあえずまだ花粉症でもないし。

じゃあなんで春が苦手なの?

それは、気圧変動が多いから?
それは、置いてけぼりな感じがするから?
それは、劣等感を感じてしまうから?
それは、周りに感化されて「焦り」をもらってしまうから?
それは、私を見落としてしまうから?


それは、トラウマがあるから?
さあ、それはどうだろう。


かの哲学者アドラーは、「トラウマは存在しない」と言った。
果たして私は、そう思えるまでに何年かかるんだろう。
おばあちゃんになってからかなあ。そう思う必要も、ないのかなあ。



真冬、文章とは真逆のクリスマス。

新生活・新年度・新入学・新卒etc.
「新しい」はキラキラしているけれど、
キラキラがあるところには必ず反対側に真っ暗がある。
だから尚更キラキラが際立つんだと思う。

何か始めなきゃいけない焦り。
成長していなきゃいけないと感じる恐怖。
新しい「比較」が生まれる不安。

こう見ると、春ってなかなか恐ろしいもの。

だから言い聞かせる。

「私が何ひとつ変わらなくたって、桜はずっと綺麗だ。だからそれで十分。」


日陰に立っている私も、日向に立っている私も、
変わらず私は手をつないで歩いていたい。



寺山修司記念館、渡り廊下から見える景色。

どうか、この文章を読んでくださっている皆様も、
春の心は穏やかであればいいなあ。
新年度だから、春だからって、歩くペースを
速める必要なんてない。
何かのきっかけ作りの言い訳や理由にするのはいいけれど、
義務じゃないからね。



最近気温差のおかげか口内炎ができた。ニキビもできた。


ちゃんとビタミン摂ろうっと。


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