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指導者は選ばれる時代

現在、高校2年生の長男が初めてサッカーボールに触れたのが
幼稚園の年少さん。その時から、13年の月日が経ちました。
その間、三回の転居があったり、学年が変わったり、次男のチームも含めると、私は6つのサッカーチームを経験した保護者となります。

地域性はもちろんのこと、運営組織の体制、ビジョンも違うし
本当に同じチームはないし、どのチームにも特徴がありました。

たくさんの監督、コーチを保護者としてみてきた中で
私が子供を信頼して預けたいと思った方は、たった2人でした。

その2人だけにあったものは
「保護者を育てる覚悟」でした。
全力で子供の世界を大人の世界から守ろうとしてくれた。

その世界が
「本気」になればなるほど
サポートする親も成長しなければ
子供なんて支えられない。
「親」の心配や不安というエネルギーは
子供に重く圧し掛かります。

子供の意図しない競争社会の「本気」のスタートが
どんどん低年齢化し
サッカーではないところで疲れ果てた子供たちが増え
小学生のうちにサッカーを辞めてしまうこどもが増えたなという感覚があります。

反抗期前後までのジュニアユース、ユースまでの年代は
自我が確立していないこともある。
子供と保護者の課題の分離を
指導者ではない第三者が間に入り
感情と思考の取り扱いを訓練していく。
これが私の仕事です。

今はその場にいなくとも
本田圭介さんとか、有名サッカー選手とか
いろんな方の指導がオンラインで受けられる時代です。
サッカーの知識を学ぶことはどこでも可能。
選べる時代。

だからこそ、リアルの世界で
クラブチームができること。
これを大切にしたいですね。









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