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海外大の最低ライン:IELTS6.5でどれだけ話せる?

こんにちは。
私は約1年前にIELTS6.5を取得し、IELTSの結果は2年有効なのでそれに基づくと、今はまだIELTS6.5圏内にいる英語力です。(この1年、英語をすごくハードに勉強していないので、たぶん下がったと思った方がいいですが、私はあんまり下がった感覚は今のところありません)

海外進学を目指す時の最低ラインというか、超名門を除く多くの大学が留学生に出す最低ラインがIELTS6.5になります。カナダ1の名門UofTにも6.5あれば出願できるんですよ!!

そこで、実際にIELTS6.5を取得した身として、IELTSというフィールドから抜け出した時に「どれくらい英語できるか」を紹介してみます。
できるだけIELTSを受験した当時の体感に基づき書いていこうと思います。

追記:2024年6月にTOEIC900点(L:470 R:430)を取得しました。


リスニング

私は英語はリスニングで使うことが一番多いので、リスニングから書いていこうと思います。

IELTSのリスニングは、結構1単語1単語しっかり聞こえてくると感じています。(イギリス英語だから?)

ドラマ/映画

それで肝心の私のリスニング力なんですけど、英語のドラマや映画は字幕なしでは理解できない部分が多いです。登場人物が綺麗な英語を話すなら行けますが、それでは一部のセリフしか理解できませんので、結局ドラマ等を見るなら私は字幕付きになってしまいます。

話も複雑、登場人物多いためアクセントも多種多様、なんかもごもご話す人多い、知らない言い回しが多い等、難しい要因は多いです。

少し言い訳をしますと、私はずっとNetflixでドラマを見ているため、今は日本語でも字幕つけないと、聞き取りずらいです笑

言い訳②は、私は英語で映画やドラマをほぼ見ません。この記事を書くために数分見た感想なので、映画1本見たら意外と慣れるかもしれません。

一度カナダの映画館でアバター2を字幕なしで見ましたが、それは普通に理解できたので、セリフ少なめの映画ならいけるかもしれません笑

ただ、英語のアニメ(ディズニーなど)になると、内容が単純なこと、なんとなくハキハキ話されていることもあり、アニメは字幕なしでも行けます。

SNS

podcastは、1語1句完璧にではありませんが、内容を理解するには十分な程度に聞き取れます。
Youtubeはほぼ100%理解していると思います。次の課題は私はせっかちなので2倍速でも英語でも見れるようにすることですね。

日常英会話

もっと現地生活でのリスニングに絞ると、電車やバスのアナウンス(綺麗な発音で話してくれる方)は全く問題ありません。
レストランなどで会話(注文や、何か聞かれたとき)をするのも問題なしです。

一度カナダで旅行ツアーに参加しましたが、ガイドは英語ですが問題なく聞き取れました。留学中に窓口などで対面で手続きしたものも問題ありませんでした。

機内アナウンス

1つ苦戦してしまうのは、飛行機に乗った時の英語でのアナウンスです。

私は留学先に行くときの飛行機(エアカナダ)で、英語のアナウンスがあまり聞き取れず、、笑 帰国時の機内アナウンスも「行きよりはマシかな?」という程度で、本当に未だに聞き取りずらいです。

飛行機のゴーゴー音に加え、マイクの音質もあまり良くないのかもしれませんが、
日本語での簡潔化されたアナウンスはだいぶ聞き取れるので、やはりネイティブ言語となると違いますね。

結果

そして、ここまで読んで何となく傾向が分かった方も多いかもしれませんが、私が苦手なリスニングはスピーカーが私以外に話しかけているもの(対面かは問わない)です。
つまり、ドラマや映画もそうですが、街中ですれ違う人の話し声などもイマイチ入ってきません。日本語だと外野の話している内容が耳に入ってきますよね。

そして得意なものは、私に話しかけているものです。PodcastやYoutubeも1人で配信されるものが多く、且つ端末の先の人間に向けているので、これに当てはまります。

私が誰かと会話する時や、語学学校の先生の英語を十分に理解できるのもそのせいかと思います。

IELTSやTOEICのリスニング音声は会話形式の物もありますが、雑音もなく綺麗な英語で話していますし、本物の会話よりは気持ちゆっくり目なので、聞き取りやすいです。


スピーキング

自分がスピーキングできるか、って判断しにくいんですよね、
というのも、日本で英語話者と話す時、彼らは何て言っているかを理解してくれますが、ただただ彼らが、日本人の英語を理解するのに慣れているだけなんですね。
なのでいざ海外行ってみると、めっちゃ聞き返される(=自分の英語を理解してもらえない)現象が起きるのはこのせいです。

ということで判断が難しいですが、私の場合、留学初期は聞き返されたことも何度かありましたが、後期になるとほぼ無かったと思います。

発音でいけば、ゴリゴリのカタカナ英語は卒業できたと思います。
ですが、日本語が母語ですので、もちろんアクセントは少なからずあると思います。

留学中は結構スラスラ話せていたと思います。自分の考えを伝えるのに、それほど長い時間はかかりませんが、母語である日本語を比べるとまだ遅いですね。

スピーキングは主観的な判断が難しいのでこのくらいにしておきます。

リーディング

洋書

洋書は私はまだ難しい語句が多く、辞書を引きながらになってしまいます。
語彙で引っ掛からなければいけます。

英語のウェブサイトを見る、英語のコメント等をSNSで見るのは問題なしです。SNSの英語はスラング多いので、スラングを知りたい方はSNSおすすめします笑


ライティング

ライティングもエッセイを書くのは得意な方だったと思います。初回IELTS(留学中に受験)はライティング7.0でしたし、2回目では6.5になりましたが、4技能のバランスが取れていたので、良かったと思います。

ただIELTSのライティングは、分かりやすい構想で書くのが鍵だったので、元々段落ごとに分けたり、出来るだけロジカルに書くのができれば問題ないと思います。
でも、段落を分けて書くように言われても、絶対に段落分けられない人って言語に限らず一定数いるんですが、それさえ避けたら行ける気がします。

あとは、ライティングで何と日本の英語教育の恩恵を受けまして。日本って授業ではやたらと文法にフォーカスして、日本人同士でも英語の文法が違うと細かく修正される(逆に有難いかも?笑)ことが多いじゃないですか。
そのおかげで、正しい文法を使えるようになりました。

・3人称の時に動詞にsを付け忘れる
・何が不可算名詞で、どの名詞の時は冠詞をつけるとか
・正しい過去分詞が分からない(よっぽどマイナーなのは除く)
とか、そういう文法での本当に初歩的な凡ミスはもう無いです。

IELTSのライティング練習を頑張っていたおかげで、少し高度な文法とか、言い回しとかも使えるようになりました。

まだまだ私にできないこと

自然な言い回しをその時々の場面によって選ぶ能力がありません。
たぶん過度に不自然ではないんですけど、自然でもないと思います。

英語を聞いていて(読んでいて)、「これはネイティブだからこそ言える表現な」と思う時が結構頻繁にあって、そこでいつも自分の英語が不自然に聞こえることがあるんだろうなと、再認識してしまいます。

こればかりは、英語と日本語の違いから来ているので、多分膨大な時間をかけてネイティブ英語に触れないと改善は難しそうです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました:)
海外進学できる英語力とは言え、こう見るとまだまだ母国語に引けを取っている状態で、意外とできません。

よく「大学受験の時のスコアでは、実際大学に入学した時やっていけない」と言われますが、私の実情を見る限り本当です。
たぶん、日本だとそれなりに英語できる方へ分類されますが、実際に海外進学した先では難しい場面が多いかと思います。

渡航までまだまだ勉強頑張っておこうと思います。

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