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なんて事ない時間が一番大事だったりする
なんて事ない時間を付き合ってくれる相手って尊いな、もしくはそこのラインで大切な人を見極めるようになったなぁと最近感じてきています。
私、あんまり人から怒られることないんです。友達も、部活の顧問も、バイト先のマネージャーも… 私って怒らせるなオーラが漂っているんでしょうね。なんかやな奴だな…
そんな私が唯一に近い、相手を激怒させたこと。それは『相手の時間を大切にできていない』ということ。
大学時代、ザ☆大学生みたいな人間だったので、その場のノリで飲みが決まって朝まで飲んで、みたいな生活をしていました。だから世界はみんなそのペースだと勝手に思っていました。その場で決まってイェイイェイ!みたいな
でもこんな生活をしていて、遂に私は一人の友人を失いました。ちょっと遅くなる〜!が続いていた私に痺れを切らしたのです。「私の時間を大切にしてくれていない」と。
もうごもっともです。
今でもその事を考えてしまうくらい、私にとっては大きな出来事でした。友達が離れていった初めての経験だったので…
その過去を持つ私は、人の時間をどこまで使っていいのかいまいち分からなくなりました。ただただ話したいだけの友達との電話や、軽い遊ぶ約束でさえ、「あぁこれも人の時間を使っているんだよなぁ」と考えるようになりました。
それと同時に、誠に勝手ながら、自分の時間も使っていることに気づき、このことに使っていいんだっけ…?と考えるようになりました。
そして使っていいかどうかの判断に、『なんて事ない時間でもこの人とならいいか』が無意識に入り込んでくるようになりました。なんてことないAEONをただお散歩する時間でも、なんてことない相手の在宅時間の暇つぶしの電話も、この人ならいいかって思えるんです。
でも私に激怒したあの相手は、久しぶりに再開して、私とならいいやって思ってくれるのかな。
そんな居心地のよい、なんて事ない時間を一緒に過ごせる人間になりたい、みをほでした。
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