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言葉を飲み込むこと

言葉って喉から出てくる前に
本当に伝えるかどうか決められる時間がある

優しい人は伝えない
そして伝えずにその人の元から去っていってしまう


でも本当に優しい人は伝えて正してくれる

後者は自分が悪く見られるということを犠牲にしてまで、伝えてくれる
相手から悪口かよってふてくされた態度を受けるかもしれないし、悪いイメージを持たれるかもしれない

そんな、相手の本意をつかめずに表面しかすくえない人なんて…って思うかもしれないけど、実際そんな人が多い気がする


そう考えるからこそ、
伝えられない自分を感じた時「優しくないなあ」と思う

美容院に行ってあまり髪の毛が気に食わないとき
(次回から行くのやめよう…)を伝えていれば、その美容師さんは少しでも成長出来るかもしれないのに


友達に(そんな言い方しない方がいいよ…)を伝えていれば、友達は大切な人をより大切にできたかもしれないのに

もしかしたら『伝えない相手』は、自分の中でそこまでの関係なのかもしれない


これまで、「人の思考を感じ取ることなんてできないんだから無駄な悩みだ」と言われてきたけど、でもこの世に『思っても伝えない人』が多くいるんだとしたら、そしてそれが学ぶべきことなんだとしたら、考えるべきだと思う

なんで今日、友達が途中から不機嫌そうに見えたんだろう…って

これは確かに聞かなきゃ答えはない
だけど考えることは無駄な時間なのかな
「考えすぎだよ!(笑)」ってまとめられるに然るべきことなのかな

考えることで、逃したくない “何か” を掴める時だってあるんじゃないかな


考えすぎて悩みすぎるのは良くないかもしれないけど、人について考える答えのない思考って必要なんじゃないかなと思った今日この頃

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