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これがあれば人はあなたの言う事を聞く

二人の目の前には、
AとBの選択肢がある。

あなたはどうしても
Aを選びたい。

でも、相手は
Bを選択したがっている。

では、どうすれば
あなたの希望するAを相手は
選択してくれるのか。



今回のテーマは
「これがあれば
 人はあなたの言う事を聞く」
です。

いきなり、
答えから発表します。


これとは…



ズバリ!


懐柔かいじゅう力です。




今回のテーマは
組織内の判断に鈍る人。
重要な決断で周囲から反対される人。
結論がまとまらず困っている人。

そうした人に向けた
内容となります。


ビジネスシーンや家族との決め事など
さまざまな場面で決定すべきとき。

自分の望むように物事を決めたいと
考えるのは、だれしも経験あるでしょう。

そんなときに
懐柔力を持っていれば
相手はあなたの意見に納得し
スムーズに物事をすすめられます。

敵対するよりも
協力的なほうがいいですよね。

ぜひとも、人間関係のトラブル解決のために
参考にしていただければ幸いです。

では、いってみましょう(^^♪



懐柔かいじゅうりょくとは?

懐柔かいじゅうとは、相手を
あなたの意のままに手なづけて
従わせること。

そして、懐柔かいじゅう力とは
そうした能力を指し、
懐柔かいじゅう力の高い人こそ
見事に相手を納得させて
円滑に物事をすすめられる人です。

組織で活動するうえで
この懐柔力はとても重要です。


たとえば

あなたが大事なプロジェクトを
任せられたリーダーだとします。

そうしたときに冒頭にある
AとBの選択肢に迫られるでしょう。

あきらかにAであれば
プロジェクトは成功するはず。

ただ、組織である以上
周囲の理解を得たうえで
すすめたい。

そして、少なくとも
Bを選択する人もいる。

そうした状況で、あなたは強引に
「おれはAがいいんだ」と
強行突破したとします。

想像してください。

間違いなく
「Bが良いと考える人」から
反発を買うでしょう。

表面的には手伝っていても
内心は「しぶしぶやっている」という
やらされ感満載の状態に…

一時的にはよくても
先々のことを考えると
クオリティは低く、けして長続きしません。


そこで!


あなたが懐柔力の高い人であれば
相手はあなたの言動に納得し
「もちろん、手伝うよ!」となります。

そうなれば、結果は大きく変わります。

相手が自ら積極的に行動するからこそ
高い効果を得られ、長期間にわたり
動いてくれます。

同時に、周囲にも
あなたの選択をすすめるため
あなた自身の手をつかわずとも
行動に賛同する人が増えるのです。

おのずとプロジェクトの成功は
もらったも同然ではないでしょうか。



✔懐柔力の高い人の
 取る3つの行動

懐柔力の高い人は
相手を見事にコントロールします。

嫌がることなく、
「やらせてほしい」と懇願する。

恐ろしい効果を秘めます。

では、懐柔力の高い人は
どういった行動を取るのでしょうか。

懐柔力の高い人の行動として
3つの理由をあげます。

①反対意見を言わない
②相手の話を最後まで聞く
③いつも”ご機嫌”

以上の3つです。

ひとつずつ解説します。




①反対意見を言わない


懐柔力の高い人は、相手と意見を交わすとき
反対意見を言いません。

たとえば、
相手から「Bがいいよね」と相談されたとき
あなたは「いやいや、Aのほうがいいよ」と
言うパターンは、
ほぼ相手から嫌な顔をされます。

そうではなくて…

「Bがいいよね」と言われて
「わたしもそう思う。
 ちなみにAの方法もあるけど…」

意見を述べると
ずいぶんと印象は変わります。

相手からすると
自分の意見を一度、受け入れてくれた
という印象があるからこそ
別案であるAにも抵抗を感じず
「Aもありかも」と考えてくれます。

懐柔力の高い人は
「相手が決めたこと」へ
たくみに誘導するのが上手い人なのです。



②相手の話を最後まで聞く


お互いの意見の食い違いは
違う人間同士、よくあるものです。

そうしたときに
相手の話を聞かずに
自分の意見ばかりを言っていては
生産的な解決にはつながりません。


懐柔力の高い人は
相手の話を最後まで聞きます。

聞き終えてから、
その後に自分の必要な意見を
相手へ問いかけます。

相手からすると
「話を最後まで聞いてくれる人」は
信頼に当たる人と認識し
意見を受け入れやすくなります。



③いつも”ご機嫌きげん


懐柔力の高い人は
いつもご機嫌です。

ここでの”ご機嫌”とは
つねに笑顔で明るいオーラを
出している状態を指します。

けして、イライラしたり
暗い感じではありません。

不機嫌な人には
だれも良い印象を持ちません。

そもそも、
「近寄りたくない」と考えます。

そうした不機嫌な人が
「Aが良い」と言っても
相手からすれば「勝手にどうぞ」と
他人定規でしょう。

最低限の協力はしてくれても
あなたの望む結果には
とうてい結びつかないでしょう。

反対に
いつもご機嫌であれば
周囲に人は集まります。

相手から意見を言ってきては
あなた自身も「それいいね!」と
言い返せば、相手の心を鷲掴みにします。

とうぜん、あなたの意見も
相手へとおりやすいのは一目瞭然。

だから、懐柔力の高い人は
いつも”ご機嫌”を継続できますし
余計にご機嫌な毎日を送れるでしょう。



* * * * *




「これがあれば
 相手はあなたの言う事を聞く」
として
懐柔力について話しました。


「最近、意見が通りづらいな…」と
感じた そこのあなた!!

もしかしたら、
懐柔力が低くなっているかもしれません。

そして、自分の我をとおすあまり
周囲から総スカンを喰らっているかも。

そうした状況に
気づけているうちに…

いますぐにでも
懐柔力を高めてください。


今回、ご紹介した3つのポイント。

①反対意見を言わない
②相手の話を最後まで聞く
③いつも”ご機嫌”

以上の3つを実行しつつ
ほかにも大事な要素としては…

・悪口を言わない
・感謝の言葉を伝える
・相手の目を見て話す

など、
一般的なコミュニケーションとして
必要な要素も重要ポイントとなります。


あなたの意見を相手へ実行してもらうには
カンタンにはいかないもの。

必要な努力を惜しまず行動した人こそ
あなたの望む結果につながります。


ぜひとも、
参考にしていただければ幸いです。

では、また。
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!