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『精神科医が教える 幸せの授業』を読んで”幸せ”について学んだ日

先日、素敵な本をご紹介されていた
noterさんがいらっしゃいました。

ご紹介者は「恵子」さん。


紹介されていた本は
「精神科医が教える幸せの授業」です。


「幸せ」について、最もわかりやすく、
最も実践しやすい本として
紹介されている本書。

著者は 30年以上、精神科医として
活躍されている樺沢紫苑先生です。

精神科医のみならず、
youtube、メールマガジン、作家など
さまざまな分野でも絶賛活躍されています。

youtube
youtube.com/@kabasawa3

公式ブログ
https://kabasawa3.com/blog/

著書
「アウトプット大全」
「ストレスフリー大全」
「読書脳」

今回、ご紹介する
「精神科医が教える幸せの授業」は、
ほか著書「精神科医が見つけた3つの幸福」を
もとにより分かりやすく図解版として
再訂正された本となります。


「夢💗相談室」にて活躍されている
”幸せの第一人者”である「恵子」さんの
オススメする本となれば、
「これは読まずにはいられない!!」と思い、
拝読させていただきました。

そして、今回は
本書を読み感じたわたしの学びを
皆さんと共有させてください。


「どうすれば幸せになれるの?
「幸せを感じれない…」
「幸せとは、どういった存在?」

そういった疑問をお持ちの方は、
今回の記事を読み進めてほしいと思います。

また、本書に興味を持った方は、
ぜひとも「恵子」さんの記事に
足を運んでいただけたら幸いです。

では、いってみましょう♪



✔科学で証明する
 「幸せの定義」

「幸せとは?」と聞かれると
「温かいイメージ」「やさしい印象」
「みなぎるパワー」など
人によって感じ方は変わります。

とくに
抽象的な表現として「幸せ」について、
答えるのではないでしょうか。


ところが
さすが精神科医の先生。

本書では医学的な解釈で
「幸せ」について説いています。

ズバリ!


幸せとは、
脳内で幸福物質がでている状態
のこと。


そして、幸福のバロメーターである
脳内の幸福物質とは…

おもに3つに分類されます。

1、ドーパミン
2、オキントシン
3、セロトニン

以上の3つです。

以下、3つの物質の特徴について
解説します。


1、ドーパミン
成功、お金の幸福にかかわる物質。
やる気や学習、承認など
成功体験による達成感によって
得られる幸福の物質。

2、オキントシン
つながりにたいして得られる物質。
夫婦や友人、恋人といった人間関係から
ペットやコミュニティといった
関係性によって得られる幸福の物質。

3、セロトニン
健康によって感じられる物質。
体調がいい、リラックスできる、さわやか
といった心の安定を感じられるとき
得られる幸福の物質。


それぞれ3つの幸福の物質によって
わたしたちは「幸せだ!」と感じとり
生きる希望を見い出しています。



✔「幸せ」を
 意識する順番

3つの幸福の物質をだすことで
「いま、幸せだ」と意識すると
説明しました。

ただ、勘違いしてはいけません。

闇雲に幸福の物質を追いかければいい
というわけでもありません。

幸福の物質を得るうえで
正しい順番が存在します。

樺沢先生は、その順番を
”幸せの三段重理論”と名付けています。


まっさきに一番に意識すべきは
健康である幸せを感じる心、
「セロトニン的幸福」です。

つぎに
つながり、愛へ関係する
「オキシトシン的幸福」

最後に達成感を得られる
「ドーパミン的幸福」を得る。

上記の順番が
正しい「幸せ」の積み上げ方です。


本書、図解より抜粋


必要以上に
「ドーパミン的幸福」を追求すると
「幸せの三段」はバランスを崩し
取り返しのつかない状態にまで陥る
可能性もあります。

本書、図解より抜粋


心と健康を重視した幸福を優先し
ドッシリとした土台の上に
ほか幸福的考えを据えてこそ、
健全で強固な素晴らしい幸せ体験を
継続させられると説いています。



✔「いま」を
 幸せに生きる

「幸せになろう」と考える人、
とても多いと思います。

ただ、樺沢先生は
「未来へ幸せを感じるのは
 間違っている」
といいます。

「未来に幸せはない。
 いまにフォーカスすべき」と説きます。

なぜなら、”幸せ”とは
結果ではなく状態であること。

過程でありプロセスこそ
「幸せ」だと説明されています。

未来の幸せ ⇒ ✖
いまの幸せ ⇒ 〇

未来=ゴールを求める幸せの追求は、
ある種、ゴールのない階段を
昇り続けることと同じです。

だからこそ、
”永遠に幸せは訪れない”ともいえます。
(怖い…: (((;"°;ω°;))


家族の愛に気づく。
働ける感謝に気づく。
自然のありがたみに気づく。

そうした…いま、
目の前にある幸せに気づくことで
”本当の幸せ”があなたの心を充実させた
意味のある人生を実感させてくれます。




✔わたしの所感♬

本書の「幸せ」にかんする考え方について
大枠をご紹介させていただきました。

精神科医ならではの視点かつ、
ロジカルで具体的。

学ぶ人にとってシンプルに理解しやすい
素晴らしい良本といえるでしょう。

もっと、本書の内容について
詳しく解説したいのですが…

本書の続きは
みなさま自身で体感してほしいと思い、
お楽しみのために
このあたりで納めておきます。

ここからは、本書を読んだ
わたしの感想をシェアいたします。


拝読し、最も印象に感じた点は
3つです。

1、分かりやすい
2、実践したくなる
3、何度も読み返したい

以上の3点です。

ひとつずつ解説します。


1、わかりやすい

本書は約1時間ほどで
読み終えました。

160ページで構成された本書。

とにかく!
「わかりやすい」の一言につきます。

ふんだんに盛り込まれたイラスト。
対話形式で進む内容。
興味のあるトピックごとに分けられた段落。
箸休め用の1ページ。
難しい単語は使わない(専門用語の排除)。


まさに、
さまざまな工夫によって
読者の興味をそらさないように
本書は構成されています。

「あまり本を読まない…」
「難しい言葉はキライ」
「時間がかかる本はダメ」

といった方でも、
楽しく読めて内容を理解し
かつ充実感を得られるでしょう。

中学1年生でも無理なく読める本書。

若い世代にも
積極的に読んでほしい一冊です。


2、実践したくなる

「幸せ」を実感するための
具体的な方法も記載されています。

方法については、
「一部の人にしか取り組めない😓」
といった内容ではなく
手軽でシンプルかつ
「やってみたい!」と思わせる内容ばかり。

また、ひとつだけにかぎらず
複数の方法を記載しており
「できるかも…」と思える方法を選べるのは
親切心を感じました。

本書の中で、わたしも
咀嚼そしゃくは効果的!」と書いてあったので、
さっそく実践しております。


3、何度も
  読み返したくなる

元々、ほか著書より抜粋して
作成された本書。

ギュッと濃縮された内容だからこそ、
ペラペラと読めた印象です。

では、一度読んだらおしまい?
というわけでもなく…

のちに自分で体験してみて
「あのときの行動は幸せに意味ある?」と
考えるときに何度も読み返しています。

自分の中の幸せをアップデートするために
本書は非常にわかりやすいからこそ、
サッと読めて内容を吸収できるのです。

「幸せの教本」として
今後も身近な場所に置いて
何度も読み返すよう工夫しております。


* * * * *



今回、本書を読むことで、あらためて
幸せについて考える機会をいただきました。

「幸せ」の価値観は人それぞれです。

ただ、樺沢先生の提唱する
「幸せの三段重理論」を知り
日頃、当たり前だと感じた心身の健康こそ
”かけがえのない幸せだ”と再認識できました。

「幸せ」という…
人生の壮大なテーマに向き合い
自分で自分を幸せにするため
行動し続けねばと思います。


また、
こちらの記事でご紹介できなかった
ほかのトピックでも
とても興味深い内容が掲載されています。

一部、ご紹介します。

・毎日が豊かになる3つの習慣
・あなたを幸せにするたった「5人」の人たち
・「いいね!」の数を数えてはいけない
・絶対幸せになれるお金の稼ぎ方
・究極の幸福状態とは

いかがでしょうか。

「気になる!」と感じた方は、ぜひとも
本書を手に取っていただけると幸いです。

かならずや、あなたにとっての
「幸せの答え」が見つかることでしょう。



あなたの幸せを願って…


では、また。
失礼します。

恵子さん、ステキな本をご紹介いただき
ありがとうございました。


ご紹介者様記事:恵子さん

ご紹介書籍:
精神科医が教える 幸せの授業

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