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「悩み」をシンプルに分解すると解決する理由

「悩み」とは、
人間関係の悩み、金銭の悩み、
衣住食の悩み、未来についての悩み…と、
生きているうえで
”立ちはだかる壁”のような存在を指します。

また、悩みを解決すれば
自分の望んだ結果につながるので、
人は「苦悩してでもクリアしてやろう」
と考えます。

では、悩みを解決するために
もっとも適切な方法とは、何でしょうか?

それは、悩みを
”シンプルに分解する”ことです。

たとえば、
「お金がなくて困ってる」と
悩んでいる場合。

「どうして、
 お金がなくて困っているのか」
と悩みを分解していきます。

稼ぎが足りないのか。
散財していないか。
お金の管理をしているのか。
余分な固定費を払っていないか。

そうして、
「お金がなくて困っている」
悩みを分解して、悩みの比重を確認します。

悩みの比重が高い問題から
手を付けることによって、
シンプルに解決方法を導き出せます。


さて、今回のテーマは、
「悩み」をシンプルに分解すると
解決する理由
についてお話しします。

冒頭でお話しした通り、”悩みの分解”
解決の糸口を見つけてくれます。

そして、
シンプルに分解すればするほど、
やるべき行動を確認できて
より結果に結びつきやすくなります。

でも、そもそもの話…
どうして、人は悩みを
ひとつだけに絞れないのでしょうか。

今回は、ある動画より学びを得たので
皆様と共有させていただきます。

その動画とはコチラ☟

岡田斗司夫さんの
切り抜きYoutube動画です。

人の悩みが尽きない現象を
分かりやすく解説されています。

というわけで…
さっそく詳しく解説していきましょう♬



✔そもそも”悩み”は
 ひとつじゃない

悩みをひとつに絞れば、
カンタンに解決するもの。

だったら最初から、
悩みをひとつに絞りながら
日々を過ごせば悩まずに済むよね♬
と考えたくなります。

でも…

じつは、そもそも人は
悩みを持つときは、単体で考えず
複数の悩みを抱えて日々を過ごしています。

たとえば、会社で
会議に出席する人の悩みの場合。

「今日は、会社で大事な会議だから
 緊張する」
「その前に、遅刻しないように
 電車に乗れるかな」
「会議の資料は、準備されてるかな」
「緊張をほぐすための方法を調べなきゃ」
「会話のはじまりは、どうしよう」

以上のように、
たくさんの悩みを一度に抱えます。

この”たくさんの悩みを一度に抱える”
がミソです。

そうした悩みは、まるで
”脳内でジャグリングする”ように
抱え込むから、大変なことに…

脳内でグルグルと
「悩み」を回しているうちに、
脳は思考停止して
「もうイヤだー」となります。


動画内では、
そうした複数の問題を抱え込むことを
「悩み」と呼んでいます。

複数の問題を抱え込む=「悩み」

ひとつひとつの「悩み」は
たいしたことないけども、
二重三重にも螺旋らせんさせていくから
「悩み」は複雑化して解決しません。

複雑化した結果、悩みの森にハマり
出口の分からない中で何日も、
彷徨さまようはめになるでしょう。



✔悩みを書き出す

「悩み」を脳内でグルグルと回すから、
解決の糸口は
いつまでたっても見つかりません。

では、どうすれば
「悩み」の複雑化を防ぐことが
できるのでしょうか。

動画内で、
「鉄鋼王のカーネギー」のお話しが
出てきます。


「カーネギー」は、悩みを抱え込み過ぎて
「わたしは際限なく”悩み”を持っている」
と豪語していました。

ある日、「もうダメだ!」と思い立ち、
だったら悩みを紙に書き出してやれ
と行動に移します。

「カーネギー」は、書く前に
「悩みは500個を超えるだろう」
と思ったそうです。

さぁ、いざ
紙に自分の悩みを書き出してみると
どうなったのか。

じつは、悩みの数が
70個を超えたあたりで、
ピタッと鉛筆が止まったそうです。

500個どころか、
100個にも届かない悩みしか
持っていなかったのです。

そして、70個の悩みは、すべて
今夜中に解決しなければいけない悩み
ではなかった事実に気づきます。

「カーネギー」は、
悩みを書き出した紙を
机の引き出しに入れて、そのまま
奥さんと清々しい表情で
食事に行ったそうです。



カーネギーのお話しにあるとおり、
人は”悩みを誇張表現したい”
と思い込みます。

悩みを誇張表現してしまう大きな理由は、
脳内で何度も悩みを
グルグルと回してしまうから、
ひとつの悩みで済むのに、
複数にも増殖したように感じてしまうから。

しかし、どういった悩みも
数にかぎりがあります。

悩みは有限だからこそ、まずは
自分の持つ悩みを紙に書き出して下さい。

意外にも「これだけなの?」と、
あっけらかんと思うかもしれません。

脳内の錯覚に惑わされないように、
しっかりと自分の目で確認するように
書き出してみましょう。

‐まとめ‐
悩みをシンプルに
分解すると解決する理由

・そもそも、人は
 悩みをシンプルに考えない。

・気がついたら、すぐに脳内で
 ジャグリングをすることを理解する。

・悩みのシンプル化には、
 紙に書き出す方法がオススメ


* * * * *


じつは、わたしも
「悩みを持つ」と似ているように…

noeで「どういった記事を書こうか」
と考えるときは、真っ先に
紙に書き出しています。

紙に書き出すからこそ、
伝えたいことを明確に決められますし
文章構成も悩まずに済みます。

あながち紙に書き出す方法は、
バカにできませんよね(;^_^A



あなたの悩みも、
もしかしたら脳内処理していませんか。

ぜひ、一度、紙に書き出して
悩みの処理を行ってください。

スッと、解決の糸口を
見つけ出すことができますよ♬

では、また
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!