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簡単な日記:今日は三浦るぴん(私)の誕生日(2023/05/24)

これといって、とくに変化がない、というわけでもなく、いいほうにも、わるいほうにも、いったような、いかないような、そんな1年だったように思える。

まず、この1年で起こった決定的な変化といえば、母方の祖母が亡くなったということ。

祖母は昔、本屋の店員だったのですが、私が生まれたときに私の面倒を見るために、その本屋をやめたのだという。

私が赤ちゃんのころは、ずっと、かかりっきりに世話をしていた(その映像は実家のビデオに残っている)。

祖母は本屋で働いていたとき、本が売れない現状を悲しんでいたらしい。

私が、亡くなるまでの祖母で認知していたのは、物忘れをしやすくなる病にかかっていたことだ。

その病の影響で、ガンにかかっていることが、亡くなる直前まで、わからなかったのだ。

田舎に住んでいたため、その田舎の病院へいっても「なにも問題はない!」と医者から突っぱねられていたらしい。

もし、都心の病院へいっていたら、祖母は今も生きていたのではないか? と、思ったりもする。

だけど、生きていたとしても、あまり話せることは、なかったのかもしれない。

故郷で一生を終えて幸せだった、といっている親戚の人もいたが、それは結果論でしかない。

もう少しでも、生きられるほうがいいじゃないか。

そんなことを思う。

田舎の病院の話を聞かされたとき、私は、ますます帰郷したくなくなった。

故郷の家を継ぐことを父に言われたが、そんな家は正直いらない。

私は、故郷にいる人たちにいじめられていたため、故郷から出ることを決意して、県の都心にきたのだ。

だから、もう、今は、もっと遠くへいきたい気がする。

今日は一応、誕生日なのだが、そんなことを考えてしまう。

年齢が蓄積されれば、されるほど、劣等感が増していく。

私は、もう父が結婚したときの年齢を超えてしまった。

無職で、お金は減っていっている。

もう、誕生日で喜ぶことは、ないのかもしれないな。

今、思うことは、せめて、祖母に私が文章を書いていることを伝えられたら、よかったのかもしれない。

ハッピバースデートゥーミー。

これが、誕生日の日記で、いいのかな……?

お読みいただき、ありがとうございました。

三浦るぴん、でした。

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