ハリネズミ・カフェ🦔
「最大級ゴールデンウィークに外国人が殺到⁉︎ 日本人が知らない穴場続々」とTVで報じていた。
友人のギリシア人カップルが、山陰、中部、京都、富士山、東京都・・と、2週間のすさまじい旅程をこなしてきて「帰国前に会いたい、原宿のマメシバ・カフェへ連れてって」と言ってきた。
私はそれまで猫カフェ🐈とリスカフェ🐿しか知らなかった。
いざ他を探してみると、原宿だけでも、マメシバ🐕ハリネズミ🦔ハムスター🐁マイクロブタ🐷フクロウ🦉カワウソなど、さまざまな動物カフェがあることがわかった。
Googleの画像やレビューを見るとどこも外国人客がかなり多い。
ペットショップのない欧米では動物保護意識が強いから、ペットはブリーダーから買うか、知人や保護施設から譲り受けるしかない。動物カフェは万人受けしないのだろうなぁ。
だからこそ、こうした店は日本ならでは。珍しいので外国人観光客の目に留まるのだ。
フクロウは爪が痛そう、豚は宗教的にダメなヒトがいるかも。マメシバは噛むことがあるので6歳以下は入店できないそうだ。
けっきょく我らはハリネズミ・カフェに行った。
店に入ると客はほぼ外国人ばかり。
料金を支払うと手袋を渡され、動物の扱い方の説明を英語と日本語でスタッフから受ける。
ハリネズミはびっくりすると針を立てるので、サイドからゆっくりすくって包み込むように抱くべし・・・。
店のスタッフは英語ペラペラ、案内表示も英語対応、なんとインターナショナルな場所であろうか。
ともあれハリネズミたちは店で大事に可愛がられているので安心。お客さんが少しでも優しく扱わなかったらスタッフが慌てて注意しにくるほどだ。
カフェとはいえ、自動販売機で買えるチケットが利用料金 (30分1430円) に1枚含まれていて、水分補給しながら動物に触れる程度なのだ。カフェ感にはあまり期待しない方が良さそうだ。多少臭うしね。
まぁメインの売りは、都会の真ん中で動物と触れ合えることなんでしょうか。1時間2860円。
動物カフェには賛否両論ありそうだが、我ら日本人にとっても初体験のハリネズミ・カフェは、はるばる遠方からやってきた友人との楽しい思い出の場となった。
かれらが「とにかく日本は素晴らしい、美しい、食べ物がおいしい、人が優しい、安全だ、絶対また来る!」と言っていたのが嬉しい。
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