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だから訪問看護師やめられない

不調を腸活で手放す「不調相談所」をしています
腸活看護師 尾添美幸です

今日は長く勤めている訪問看護師としてのお話です
訪問看護師になって9年が経とうとしています

自宅で療養している方を1件1件訪問し
体調を伺いながら
その人に合ったケアをします

入浴介助、オムツ交換、全身清拭
褥瘡処置、点滴管理、酸素管理、排泄管理、
マッサージ、リハビリ、生活指導、
なんでもやります

病気は
慢性疾患、神経難病、がん、いろいろです

100名近くの利用者さん
1日4〜5件の訪問で
1件30〜90分で看護をします

今日も嬉しいことがありました

3ヶ月ぶりに訪問した
80代の胃がん術後の利用者さん
貧血があり足はむくみフラフラしながら
独居生活を送っています

「久しぶりだったね、おぞえさん。元気だった?」
いつもこの言葉で始まります

「元気ですよ〜
〇〇さんはどうですか?」

「ぼく?調子いいですよ。
食べてるし、飲んでるし、痛いところないしね。
息切れはずっと変わらないから心配ないですよ」
といつも診察を自分で終わらせてしまう笑

そして今日は
「娘さんたち、元気?大学どう?
息子さんも頑張ってるでしょう。どう?」
(3ヶ月ぶりなのに覚えていてくれて嬉しい)

近況報告をすると・・・

「そう。
それはよかった。
今、〇〇大学は革新的だし、
〇〇大学はいつだって高い教育環境出しさ
これからが楽しみだね〜。
息子さんはプレッシャーだろうけど
受験勉強頑張って、ってこれ渡してあげて」
差し出されたのはこれでした

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「これでも使って元気出して、って渡してよ」と・・・

私たちの子どもに会ったことも話したこともないのに
こうしてお気遣いをしてくださる

確かに息子がプレッシャーに感じていて
機嫌が悪いことがあったから
その状況を汲み取ってくれたのが嬉しくて泣いてしまいました

自分の体調だって本当は辛いことが多いはずなのに
予後だって不安なはずなのに・・・

「〇〇さん。
良い報告を3月にしますから元気でいてくださいね」

そういうと
「待ってますよ〜
その前にも訪問来てくれるでしょ?いろいろ聞かせてよ」

帰りに私にはポカリスウェットを持たせてくれました
お気遣い、本当にありがとうございます

訪問看護は生活の中で看護をします
看護の原点です

体調のことばかりではない会話ができること
生活を見ることができること
人生の先輩方に触れることができること
脈を取る、聴診器を胸やお腹に当てる、足のむくみを見るのに触れる
こういう当たり前の看護師としての診察1つ1つが
とても嬉しいし
「辛いところがないように、
少しでも元気でいてほしい」と
願いだけ込めます

病気の進行は
私たちには止められないから

利用者さんの自宅は
かけがえのない時間を過ごせる最高の場所です
(足の踏み場もないほど、ウッとなるお家があるのも事実ですが泣)

ほとんどの方が
後数年の命、という状態

もっと短い方もいます

最期、幕を閉じるまで
看護師としてできることは
正直あまりありません

「また会いたい」

そう思ってもらえる存在になりたい

会いたい気持ちは
生きるサプリになる

私にとっても
看護師を続けていこうと思える
エネルギーになる

今日は思いっきり優しさに触れた
1日でした

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「自分らしく生きぬく力添えがしたい」

私の看護師理念です

自分らしく生きるためには
健康な体がなければ叶いません

その体作りは
他人ではなく自分で作らないと意味がない

自分で自分らしい体を作るには
「腸」を丈夫にしておく必要があります

なぜ腸なのか?

その訳はこちらを登録後
テキストとしてプレゼントします

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