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言葉の使い方は人それぞれで良い【エッセイ】

「コロナが落ち着いたら○○しましょう」という台詞は聞き飽きたので、もう使わないで。という感じのネット記事を見ました。

この記事を読んで、私は物凄くモヤモヤしました。

そして、「なんか無駄に思い悩む人がいそうだな」とも思いました。

※今回は比較的辛口(毒舌)なので、苦手な人は自己責任でお願いします。

記事の超要約

「コロナが落ち着いたら」ということは、遠回しに貴方に会いたくない、と社交辞令として断っている。という意見らしいです。

記事を読んで率直に思ったこと

まず一言。
いや、「落ち着いたら」って言ってるじゃん!!

なんか、言葉の意味を決めつけるような内容だったので、とてつもなくモヤモヤしました。


前提として、人によって言葉のチョイスは自由です。
全員が「社交辞令」として断っているわけではないでしょう。

そもそも、「コロナが落ち着いたら」という台詞は、大切にしたい人へだからこそ言う台詞では?と、私は思っています。
どうでも良い人になら「コロナが落ち着いたら」では無く、「別の機会に」や、「またの機会に」という印象です。

「コロナが落ち着いたら」と言われたことのある人を傷つけたいのか?と思うような書き方で、こんな記事を出すくらいなら別の明るいニュースを記事にしてくれよ。と率直に感じてしまいました。

「会いたい!めちゃくちゃ会いたいけど、相手がコロナに感染したら申し訳ない…」と気を遣って言っている人だっているんです。

「えええ、じゃあなんて言えばいいんだよ」と、悩ませてしまうような記事だったんですよね。
勿論、感じ方も人それぞれなので、これは私の意見ですが。


「使わないで」と言うだけ言って、「私はこう言った方が良いと思うよ」ということは一切書いていない。

いや、個人の範囲の日記とかならつゆ知らず、ただでさえそれぞれがストレスを抱えているときに、余計に悩ませるようなことを書くんじゃ無い!
しかもそうやって悩む人に限って普段から死ぬほど言葉使いに気を遣ってる人だから…!これ以上いじめるんじゃ無いよ…!と、思ったわけです。

「私はこう思う」と発信するのは自由だし、「読みたく無ければ読まなければ良い」のですが、記事として出す以上は、「どうせなら身になるものを…さあ…」と、なんとももどかしい気持ちになりました。

「人の振り見て我が振り直せ」的に学んだこと

無意識に人を傷つけるような記事は書きたく無いなあ。と思ってはいますが、全員に理解される、全員に喜ばれる記事なんてものは、残念ながら存在しません。
だからこそ、人間という生き物は面白いわけですが。

けれど、だからと言って気遣いを欠いた文章を書いて良い理由にはならないとも思います。
「表現をする人間の永遠のテーマ」ってやつですが、自分も気を付けようと思いました。

コロナ禍の今、会うならオンライン?対面?

※各地に旅行や営業に行っている人を非難する意図はありません。
私個人としては、「自分も我慢しているんだからお前も我慢しろ」という同調圧力的な考え方には否定的です。
考えを伝えるのと、自分の考えを押しつけるのは、まったく違うと思います。

行きたいなら行けば良いし、気になるなら行かなければ良い。ただ、行く場合のリスクや周囲への影響は自己責任だということは理解して下さいね。という意見です。
家庭の事情や通院など、のっぴきならない理由もあるわけですし。
「私はこうしている」という内容なのであしからず。

ー ー ー

記事では、会いたいならオンラインでも会える。とも書いていました。
そうですね。おっしゃる通りです。
が、対面とオンラインでは、まったく熱量が違うと思うんですよね。

対面でのコミュニケーションを、あまり重要視していない人なんでしょうか?

ビジネスであればオンラインで事足りると思っていますが、大切な人とこそ、本当は対面で会いたい!と思うのが人間なのでは無いでしょうか?
だからこそ「コロナが落ち着いたら」という言葉を使っているのでは?と思うんですよ。


私は現在、遠方の人とはオンラインで会話をします。が、本当は対面で会うのが大好きです。

いつもなら、旅行のついでに遠方の友達にも会う、ということをしていた人間です。
しかし、移動の途中に知らぬ間に感染していて、素知らぬ顔で友達に移してしまったら?ということを考えると、私は自分の事が許せないと思うので、今はオンラインや電話で話すことにしています。

勿論、コロナになっても治る可能性があります。対策をしっかりすれば感染する確率は低い。ということも理解しています。
が、実際に医療現場の圧迫や、技術の足りていないところでは、まだまだ深刻なのは変わっていない。と私は考えています。(聞いた話しですが、地方だと未だに噂を流して村八分にしてくる人とかがいるらしいです。)


正直なところは、実家に帰って刺身でも食べたい気分です。
しかし今は、ワクチンを接種して、本当の意味で落ちついてから会った方が楽しいと思うので、今は「楽しみ貯金期間」と思って過ごしています。

まとめ

・言葉のチョイスは人それぞれだから面白いので、「コロナが落ち着いたら」のワードを使うのは悪では無い。
・それで悩む必要は無く、ただ、「それで不快になる人もいるんだなあ。ふーん」くらいの心持ちが良さそう。
・なぜなら、悩む人に限って普段から気を遣っている人だから。

言ってしまえば、この記事自体も「個人の感想」なので「へえ、こういう考えもあるんだなあ」くらいの軽い気持ちでとらえて貰えれば幸いです。

情報や周りの意見に振り回されず、自分を大切に過ごせる人が増えることを願います。

では、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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