コーチングとは?
こんにちは。
佐藤光成(おみつ)です!
前回のnoteでは、私がどのような人間か、そしてコーチングがどんな方に向いているかを簡単にお話ししました。
今回はいよいよ、「コーチングとは何をする?」の内容に迫っていきましょう。
コーチングとは
「心から望む未来」を実現するため
心の上手な使い方について介入し
新しいビリーフシステム
(自分なりの生き方や判断のものさし)を獲得することにより
現状では無理だと感じている世界(現状の外側のゴール)への挑戦に伴走すること
を指します。
うーん。長い!笑
本来やりたいことを見つけて目標にする。
一見簡単なことですよね。だって、自分がやりたいことなのだから、人の手を借りなくとも分かりそうです。
コーチングでは、「仕事」「趣味」「家庭」など、分野にわけて目標をたて、チャレンジすることでより高い成果や行動の変化を促していきます。
この記事では、コーチングの介入を経てやりたいことを見つけ、仕事のゴール設定をした例をみていきます。
もやもやの原因を探る
もやもやしている一人の医師がいました。
彼は整形外科医4年目。
少しずつ知識も技術もレベルアップしてきた実感はあり、大きな不満はなさそうです。
人間関係や時間、制度なども恵まれていると感じていました。
でも、もやもやする。
忙しくて立ち止まる時間がないと、もやもやしつつも
なぜなのかまで追求できないことがありますよね。
コーチングの介入をしていくと
日々の患者さん対応に追われている間に成長が鈍化するのではないか
と不安を感じていると分かりました。
もやもやしつつも日々の業務をこなす中で、確かに気づけば知識や技術は向上していても、
いつか成長がストップする日がくるのではないか、
と心のどこかで懸念していたんです。
目標を設定するため、彼が本当にやりたいことは何かを探っていきます。
コーチングにおいてはこれを「Want to」と呼びます。
Want toを探るために必ず聞く質問が
「人からどんなに止められても、どうしてもやってしまうことはありますか?」
です。
私はこの質問にコーチングの8割がかかっていると思っています。
この答えに目標設定のヒントがつまっています。
新しいビリーフシステムの獲得と仕事のゴール設定
彼は学生時代、誘われた飲み会を絶対に断らない傾向がありました。
翌日にどんなに重要な予定があろうとも、義務的ではなく好きで参加していたそうです。
このエピソードから、彼の「一体感を感じることが好き、そのために行動する」というWant toを見つけることができました。
それがひいては現職のもやもやに通じていることも分かりました。
部活の剣道や趣味のスノボで仲間と成長を喜ぶことが好きなのに、仕事ではほぼ自分の判断で作業をすることが多く、一体感を感じる場面がありませんでした。
この認知により、素直にやりたいことに気が付くことができ、
最終的に周囲を巻き込みながら治療にあたる
「世界一の整形外科のトータルコーディネーター」
という現状の外のゴール設定をすることができたのです。
現状の外にゴールをおくこと
目標の頭に
「世界一」のような単語がついていると、なにやら壮大すぎませんか?と思ってしまいそうですよね。
「現状の状態のまま行けば十分に起こりうると予測される未来」
への対応は、カウンセリングであり、コーチングではありません。
カウンセリングでは、
十分に起こり得る未来に向かって、不安を聞いてもらったり自己肯定感(自分には価値がある、という“感情”)を整えることを支援します。
コーチは、ゴール設定だけではなく、自己効力感(自分ならできる、きっとうまくいく、という“認知”)を高めることにより、クライアントのゴール達成を支援します。
想像できる範囲の目標を達成した場合、想像している自分にしかなれません。
せっかく目指すなら、想像を超えた自分を目指して成長しませんか。
もちろん佐藤の面談では、最初にお話を伺って、一体どちらをご希望なのか、どちらが向いているのかを判断した上でご対応させていただきます。
「なんかガツガツした感じは遠慮したい」という方も安心して、お話しください。
まとめ
いかがでしたか。
簡単に分かりそうでなかなか考える機会のない
自分が本当にやりたいこと、もやもやの原因。
コーチングを通してそれらを見つけることができた例でした。
次回は、なぜ私がコーチングをうけることになったかを振り返ってみようと思います。
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