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身体の弱い子を持つ手練れかーさんの緊急受診スタイル

こんにちは、みつまめです。
小4男子、保育園年長男子、2児の母をやっています。

子どもといえば、突然の発熱や体調不良。
我が家でも子どもの感染症は、保育園時代から一通り体験してきたと思います。

夏って実は、症状が激しめな感染症が結構多くて。
大人に感染すると子どもより激しい症状がでる病気もあります。
(夫は子どもから溶連菌もらって扁桃腺が腫れ上がり、入院までしました)

さらに我が子たちは比較的身体が弱め。
熱性けいれん、アトピー、小児ぜん息、食物アレルギーと、ポピュラーだけど命に関わるような持病もちらほら。
(特に長男はいわゆる「アレルギーマーチ」をまんま体現してる)

幸い救急車は経験ないですが、夜間救急診療も、休日診療も何回かお世話になっています。

10年近く子育てをやっていると、受診準備や看護師さん・お医者さんとの話し方のポイント等々、受診に手練れっぽさが出てくるもんです。
先日長男と休日診療を受診して気づきました。

役に立つかはわかりませんが、私が子どもと緊急受診する時に準備しておくことなどを披露してみます。


受診前に

子どもの様子をよく観察

何においてもよく観察。
慌てちゃうけどできる限り冷静に、を心がける。

観察したことをメモしておくと、受診時や問い合わせ時にスムーズ。

・機嫌は良いか悪いか
・熱はいつから出て、いま何度か
・咳や鼻水は出ているか、鼻水の様子はどうか(どろどろ色付きは感染症、水っぽい透明はアレルギー系)
・お腹はゆるくないか、吐いているか
・呼吸は辛そうではないか
・水分取れているか、脱水の症状はでていないか(口内の様子や爪を押して色をチェック)
・発疹は出ていないか
・痙攣しているなら、時間と頻度、痙攣中・後の様子

平日昼間はかかりつけ医へ

次に平日昼間であれば、ひとまずかかりつけ医の当日予約が埋まっていないか確認。
いっぱいだった場合の候補もいくつか挙げておいて、電話番号を紙にメモしておくと良いです。
(スマホで探すと番号見失いがち)

休日や夜間の場合

休日や夜間だった場合は、やはり夜間救急診療や休日診療の電話番号を紙にメモ。
事前連絡が必要か不要かもよく確認。
連絡が必要であれば、いまから連れて行って見てもらえるか?受付時の待機場所など注意事項はあるか?を確認します。

休日や夜間の場合 番外編(小児救急電話相談)

すぐ受診したほうが良いレベルか?救急車呼ぶレベルか?と迷う場合は小児救急電話相談へ。
2回利用したことがありますが、ベテランっぽい女性(看護師さん?)が出てくれて、優しく、かつ冷静に教えていただけて気持ちが落ち着きました。

特にぜん息発作のとき「電話で発作の程度は判断できないけど、いまお子さんが辛そうなら受診したほうが良い。もし急変するならためらわず救急車呼んで」とキッパリ言っていただけたのはいまでも覚えています。凄く冷静になれました。

(その時は小発作っぽくて、一晩様子を見るか迷ってました。結果自家用車で受診しましたが、入院かどうか迷うレベルの酸素飽和度まで落ちていました。診てもらって本当によかったです)


#8000 にかけると各自治体の番号へ自動転送されます。



受診時必要なもの

絶対に必要

・保険証

・子ども医療費助成受給証(自治体によって名前が違うかもですが、医療費が助成されるアレです)

・母子手帳

・お薬手帳

・現金(助成されるけど、念のため)

分かっちゃいるけど、慌てているとなにかしら忘れます。
母子手帳ケースなどにひとまとめにしておけば、何も考えずにサッと持ち出せるので便利。

我が家は持ち出す時間違えないよう、母子手帳ケースは兄弟別々で用意しています。

ただ、案外盲点なのがケースの中身の入れ間違い。
兄弟一緒に受診した時などに、保険証や受給証などを入れ間違えていることがあります。
家を出る前に中身を一通りチェックしたほうが良いです。
(入れ間違い、何度かやらかしました)

なお、母子手帳は小学生になっても持っていった方が良いです。
持病の病歴(何歳発症、何歳完治)や、予防接種歴を聞かれる場合がほとんどです。


あると便利

・問診票書くためのメモ
項目はこんなかんじ。
・年齢、現在の体重
・いつから症状がはじまったか?(熱がある場合は時間おきの体温も)
・水分の摂取状況と、尿や便の様子
・現在薬を服用しているか
・直近(1ヶ月くらい)の受診歴
・かかりつけの病院名、電話番号など
・家族で体調を崩している人はいるか?(いればいつ頃からか?)
・学校や保育園などで流行ってる感染症はあるか?
・その他直近でなにか気になる行動など(炎天下で遊んだ、プールに行った、とか)

子どもの受診はとにかく伝えることが多い!
問診票書くタイミングに限って子どもが吐いたとか、機嫌最悪で抱っこしっぱなしとか、やたらバタバタしがち。
家で一通りメモしていくと、伝えそびれがなく安心です。
(最悪受付時にメモごと渡せば、ある程度伝えられる)

・飲み物(ペットボトル×ペットボトルストロー)
あまり一気に水分取ると吐いちゃう事もあるので、少しずつ飲ませる必要があります。
ペットボトルなら処分が簡単なのでおすすめ。
ペットボトル用ストローをつけとくと良いです。

脱水はとにかく怖い。
点滴6時間コースとか、付き添い親が白目になります。(経験あり)

受診前は飲食を控えるよう言われる場合もあるので、可能であれば事前に確認できると良いかも。

・ティッシュ
大量に鼻水出たとか、急に吐いたとか、何故このタイミングで鼻血?とか。あるある。
ティッシュはあればあるだけ安心。
うちはBOXティッシュを箱ごと持っていきます。

・大きめのタオル
かさばるけど、とにかくあると重宝します。
寒がってる場合に羽織らせたり、待合の椅子に横になる場合に敷いたり、吐いたりして服を汚した場合に体に巻き付けたり。

・エチケット袋(嘔吐、吐き気がある場合)
移動中の車とか、受付前の病院の入口とか、どこで吐くか分からないスリリングな状況って割とある。

うちはオキシクリーンの空容器(ミニバケツタイプのプラ容器)に、ビニール被せて、中にティッシュを詰めて持っていきます。
(我が家の通称:ゲーのバケツ)

エチケット袋は待合に用意してあったり、お願いすれば準備してもらえる場合もあるので、受付時看護師さんに聞いてみると良いかも。

・ビニール袋(大きめ)
汚れた服とか、吐いちゃったとかの後処理に必要。
あればあるだけ安心。

・付添者の飲み物、軽くつまめるもの
これ忘れがち。
夜間救急診療や休日診療って激混みのことが多くて。
とにかく待ち時間、待機時間が長い。

付添者まで体調崩すわけにもいかないから、飲み物と、簡単につまめるグミやチョコなどがあると良いです。
(その場で飲食して大丈夫かどうかは確認を!)

あると安心

・モバイルバッテリー
特に夜間診療へ行く時。
1日の終わりなので、充電が減ってることが多いです。
スマホのバッテリーはあればあるだけ良い

・子や付添者の暇つぶし(本とか、音が出ないおもちゃとか)
比較的子の症状が落ち着いて元気になってきた時、もしくは子が寝ちゃって親が暇な時に。
待ち時間を少しでも快適に過ごせる暇つぶしがあると安心です。

・子と付添者の着替え
派手に吐いちゃって親子共々ドロドロ…とか悲惨な状況のときに準備があると安心。
後、まさかの即入院となった時のためにも、着替えはあると安心。
車で受診なら、車に置いとけばOKです。

さらに手練れ感出すなら(?)洗面用具とかも持ってきておくとGOOD。
(特に付き添い入院の病院の場合はメイク落とし、化粧水、乳液は欲しい。ボディシートとドライシャンプーまであるとカンペキ。)

おかーさん(おとーさん)は我が子のエキスパート

あらためて記事にしてみると、結構色んな判断を瞬時にしているんだな、と自分で驚きました。笑

今まで自前のエチケット袋(我が家の通称ゲーのバケツ)を持ち込んでる人はあまり見たことないんですが(笑)、とってもおすすめです。

エチケット袋やBOXティッシュは、一度病院へ向かう車の中で戻しちゃった事があった反省から。
親の軽食や暇つぶしグッズは、脱水による点滴6時間コースの経験から(つらかった)
入院グッズは「入院させるかどうかギリギリ迷うレベル。入院しとく?」と先生に言われた経験から。
(その時は数値回復して回避)

たぶん、それぞれのお子さんに合わせて、持ち物とか受診スタイルはカスタマイズされ、磨かれていると思います。
お母さん、お父さんは誰でも我が子のエキスパート。


我が家はこんな感じだよ〜という内容を記事にしてみました。
ここまでの事態を経験する方はもしかしたら少ないかもしれませんが、もしどなたかの参考になったり、「あるある!」と楽しんで頂ければ幸いです。

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長男も次男も低出生体重児
長男と次男で私のテンションの差がありすぎて我ながら面白い

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子育て、日常記事はこちら


普段は精神疾患による休職、復職界隈におります

生きづらさ改善にむけてのあれこれ


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