関係が良くなり相手の自己肯定感が上がるコツ

人間関係シリーズ7(信頼と自己肯定感を育むスキル)

【相手に好意をもたれ相手の自己肯定感ややる気を上げるコツ】
みなさんは
相手に好意を持たれ信頼されて
しかも相手の自己肯定感とやる気が高くなるような
関りがきるようになりたい人はいらっしゃいますか。

この条件を満たすかかわりが「承認」です。
この承認はどんな人間関係にも有効です。
特に幼いお子さんと関わる上では、
お子さんの成長に大きな効果をもたらします。
今日は承認とはどんなもので、
どんなふうにつたえたらよいのか具体的にお伝えさせていただきます。

【承認とは:相手の存在や行動を認める行為】
・たとえ辛い時があっても、その言葉が心の栄養となって、
 大地にしっかりと根を張り風雨にさらされても動じない大木のように、
 風雨をしなやかに受け止めて苦難を乗り越えることができます。

・承認というコミュニケーションスキルは幸せな人生を生きる人達が持っている
 自己定感や他者肯定感を育てます。

・承認されることで人は「自分は認められている」「存在してていいんだ」
 と感じ、承認してくれた人に信頼や好意を持ちます。

・また、人は承認されることで、やる気や自発性を発揮し成長に向け果敢に
 チャレンジをすることができるようになります。

【人間関係の土台は「7つの承認」】
【7つの承認の種類と内容】
承認の種類 内容
1 ボディシップ承認 ・・・・体の接触を介した承認
2 感謝承認 ・・・・・・・・ 感謝を伝える
3 存在承認 ・・・・・・・・ 存在そのものを認める
4 意思承認 ・・・・・・・・やろうとした意思を認める
5 行動承認 ・・・・・・・・ 結果は出ていなくても、行動を認める
6 プロセス承認・・・・・・・ 結果を出すために、努力したプロセスを認める
7 結果初認 ・・・・・・・・ 結果を認める

【承認の優先順位】
優先順位は7番~1の順です。
子供が幼いほど重要度が高いのは7~1の順になります。
7から順に伝えることで次の承認も伝わりやすくなります。
(年齢や関係性によって7は不要)

1. 結果承認
結果が出たから承認する。(一般的には褒める)
例:運動会で一位になってすごいね。

結果承認は優先順位が高くありませんが殆どの人が結果承認しかしていません。
そして、このことがその人の人生に大きな悲劇を生むことも
少なくないというのが現状です

2. プロセス承認
その結果になったのはこのプロセスがあったからだねという承認。
例:「運動会優勝できてよかったね。」
「その結果出せたのは、毎日練習していたからだよね。」

実は男性脳と女性脳には違いがあります。
男性脳は結果承認されたときにドーパミンが多く出ます。
女性脳はプロセス承認されたときにドーパミンが多く出ます。

このため、男性と女性の承認の種類は使い分けるとよいでしょう。
女性はプロセス承認を、男性には結果承認をしてあげることで、
自己肯定感が高まり、やる気や意欲を高めます。

3. 行動承認
行動を承認する。優勝という結果が出なくても行動をほめる
例:「運動会の前に毎日練習頑張ってたよね。よくやったね。」

行動した事実を認める。多くの場合は見落します。
結果承認のみだと結果が出ない場合はかける言葉がなくなります。
行動承認されると、見ていてくれたことを嬉しく感じ、
またやってみようというやる気が生まれます。
一番大事なのは取り組んで行動したことだと認めることです。

4. 意思承認
その人の行動しようとした意思を承認する。分ってもらうと嬉しい。

例:廊下にモップがあったら
 「モップおいたのだれ、掃除しようとしていたんだよね。すごいね」
例:子供机の前に座っていたら
 「勉強しようとしてたんだね。偉いね」
意思承認されたことで、分ってもらえた喜びにつながりやる気になります。

5. 存在承認
なんの結果を出していなくても、存在そのものを認める

例:「君がいてくれるとホッとする」
     
挨拶する。目を見て話す。意見を求める、相手の名前を呼ぶ、
髪型が変わっていれば気付いて声をかける。
存在承認されることで、自分は存在していい。
人は自分を認めてくれていると感じます。
存在承認はモチベーション効果の土台です。

6. 感謝承認
相手のありのままに対し感謝を伝えます=究極の承認です。

例:「産まれてきてくれてありがとう」「いつも一緒にいてくれてありがとう」
ただ、生まれたこと。ただ、一緒にいること。
ただ、家族でいること等、
   この当たり前のように思えることを感謝すること
   であり、哲学的に言えば「これこそが真実であり人間の本質につながるこ
   と」です。

そして、聞いている子供はたとえまだ言葉がわからなくても、
「自分は産まれてきただけ感謝される存在である」ことを,
感覚を通して感しることができます。

これは私の私見ですが、感謝には全受容の意味があると思います。
自分の全てを受け入れられたように感じ、
「自分は自分のままでいい。」「自分はこの世にいていい」
と感じることができると思います。
是非皆さんの大切な人達に沢山の「ありがとう」を伝えてあげましょう。

7. ボディシップ承認
 これは体に優しく触れるなどの肌や体の触れ合いをとうして相手に愛情を伝え
 る承認です。

 例:頭を優しく撫でる。優しく抱きしめる。おんぶする。チューをする。
   手をつなぐ。
体を優しく撫でる。眠るときに優しく背中をトントンするなど。

・リズムはf/1の揺らぎという自然界に存在するリズムで優しく丁寧に触れるこ
 とで、子供は肌を通して自分は大切にされている、
 愛されていると感じます。
この触れ合いは誕生後まだ言葉を持たない時期は特に有効です。

特に産まれたばかりの幼いお子さんにはこのボディシップ承認は
 必要不可欠です。
この皮膚や肌を通した触れ合いが、子供の発達に大きく影響します。

・ボディシップ承認を通して
「自分は愛されている。自分は大切にされる存在」
という感覚が体を通して育ちます。

また承認を与えてくれる人に対しても
「人は優しい存在。信頼で きる存在」
という他者信頼や肯定的な感覚が育ちます。
そして、この感覚が今後の人生の土台となります。

【承認の受け取り方は個人差がある】
承認のバケツ
多い人・・・溢れていると周りに与える。周りを承認する。
少ない人・・承認されても漏れてしまいたまらない。
      周りのせいにする。人を責める。受け取らない。
      そういう人いほど与え続けることが大切。
      あふれるのを信じて注ぎ続けてあげるしかない。
      あふれた時に別人のように変わる。

【自己承認と他者承認を体験しましょう】
以下の内容を書き出してみて下さい。
自己承認・・結果承認・・・・・
プロセス承認・・・・
行動承認・・・・・・
      意思承認・・・・・・
存在承認・・・・・・
感謝承認・・・・・・
      ボディシップ承認・・

他者承認・・結果承認・・・・・
プロセス承認・・・・
行動承認・・・・・・
      意思承認・・・・・・
存在承認・・・・・・
感謝承認・・・・・・
      ボディシップ承認・・

【承認の3つのワーク】
1.あなたの大切な人を承認する

2.あなた自身を承認す

3.仲間への承認を与え・受けとる

【最後に】
今日は承認についてお伝えしました。
承認の知識は お役にたましたでしょうか?
皆さんが、周りの人達と承認をし合いながら
みんなが笑顔で過ごせることを心から願っています。

最期までご清聴ありがとうございました。
よろしかったら「いいね」や「コメント」「チャンネル登録」おねがいします。

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