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戦いに勝ちたいなら戦をするな。戦をしたらトドメを刺すなって金言は最適解だけど、今のSNSの特性上、仕方ないのかな問題について気分的総括。

こんにちわ!
みすえるてです。
pontaさんに憧れてブログを書き始めて、早いもので1週間が立とうとしています。
本当に早いです。1週間だもの。
そりゃあ、ねぇ(笑)


さて、そんな感じで今日は掲題の件。
勝つための戦の基本と、SNSの性質を因数分解してみる気分的総括です。

✅ トピックハイライト
1.戦いに勝ったら【トドメを刺すな】
2.トドメを刺すことの代償
〜エピソード紹介〜
3.でもSNSだと難しいよねという雑感
4.最後に

1.戦いに勝ったら【トドメを刺すな】

まず最初にお伝えしたいんですが、ビジネスや個人間の討論でも、「勝ったらトドメを刺すな」は正解です。
これだけ覚えて帰ってお兄さん。
なぜかと言うと、戦いはまだまだ続くからなんですね。ビジネスの場でも、個人間の討論でも、スポーツでもなんでもそうです。
周りが楽しんで見れるのは、
「両者がリングの上でファイティングポーズを取ってる時まで」
なんです。
これはもう、ホントそう。

テンカウントがなった後に、敗者に対してトドメを刺す行為は最もやってはいけない行為です。
論破したあとに
「もう何も言えないの?はい、論破( *°∀°* )にぱっ」をしてはいけません。
審判が試合を止めたあとに、倒れている選手にオーバーキルなど以ての外です。

トドメを刺した場合、戦いにおいては負けを意味します。試合に勝ったとしても、負けなんです。
トドメを刺す行為の何がまずいのか?

オーバーキラーの方は理解に苦しむでしょう。

勝ちの余韻を存分に味わいたい!気持ちいいこの瞬間を最大化したい!溢れ出るアドレナリンが止まらない!!フヒヒwwwと言ったところかと思います。

2.トドメを刺す事の代償

いくつかトドメを刺した事例を紹介します。

エピソード1 【WBC韓国国旗立ての件】
2009年、WBCで日本vs韓国が試合をし、韓国が勝った試合がありました。
試合終了と同時に、韓国チームはマウンド上に国旗を立てたのです。これで様相が急変しました。
この瞬間に、日本人の多くの人の反感を買い、更に韓国チームを応援していた日本人までもが韓国チームの行為を、近年稀に見る下卑た行為として、嫌いになりました。この行為の代償は、色んな形で韓国チームに降りかかることになる事を本人達は自覚する必要があります。

エピソード2【秋葉原マクドナルド昭和通り店の件】
2020年1月31日に閉店したマクドナルド昭和通り店が、22年間の続いたのち、その歴史の幕を下ろしました。

それを受けて、近隣にあるバーガーキングが出した広告がこちら。

【バーガーキングのコメント】
私たちの2件隣のマクドナルドさんが今日で最終日を迎えます。
たがいに良きライバルとして、アキバを愛する仲間として
ちかくにいたからこそ、私たちも頑張ることができました。マクドナルドさん
のいないこれからを思うと寂しさでいっぱいです。どうかみなさん、
勝手なお願いですが、今日は彼のところに行ってください。ずっと背中を追い続けた
チャレンジャーの私たちから、スマイルを込めて、お疲れさまでした。

これだけ見たら暖かいコメントですよね。
なんなら今日はマクドナルドに行ってください的な。
最後ですんでみたいな。
ところが、実際の看板を縦読みすると、かなり悪質なトドメ刺しであることがわかります。

1番左を縦読みすると、「私たちの勝チ」と書いてあります。

これが当時かなり物議を醸しました。
傷口に塩を塗るかのような行為にドン引きしますよね。こんな事をやる上司が職場にいたら、会社やめるまであります。こうゆう広告が楽しいと思えるような品性のない上司の下では働けないからです。
この広告の真意に気づいた人々は眉をひそめたし、
ハロー効果によりバーガーキングの企業イメージ全体が下がる結果に繋がったことになった。なったのです。なったとキッパリと直視できなければいけない事なんです。

エピソード3 【クランメンバー引き抜きの件】
ツイ元はあえて掲載しませんが、私も所属するクラクラコミュニティで、今日はクランメンバー引き抜き被害を訴えてる方がいました。そのやり方は「卑怯だ」と。その気持ちは理解できるし、今このエピソードを見ている方も、ほとんどの人が自分がされたら同じ気持ちになると思います。
人の善悪を判断するのは正義じゃなくて、正義感情からだからです。仲間になりたい体で近寄ってきて、実質引き抜き目的だったとわかった場合、心を痛めてしまいますよね。移籍するかしないかは本人の自由です。そんな事はわかってます。これはそうゆう「個人の選択の自由」が争点じゃないんですよ。

ただその被害を訴えてる方に、わざわざ縁もゆかりもない愉快犯的な他人が現れ、「引き抜きされるほうが悪い」とか「ダサすぎ」とか追い討ちかけたり。これもかなりお行儀の悪いトドメ刺しと言えますね。これだけでも被害に会われた被害者様にとってはかなり可哀想だなとの気持ちになるけど、まだ終わらない。むしろここからが更にひどい。

トドメ刺しに来た愉快犯は「引き抜き被害をSNSで拡散するほうが悪い」など、自身のトドメ刺しを正当化する身勝手な大義名分を掲げて、自身の行い(トドメ刺し)に酔いしれているのです。「君が痴漢されたのは、君が女性専用車両に乗ってないから悪いし、通報したのが悪い」みたいな。ツッコミどころ満載な言い分なだけに、逆にどこからツッコむか困惑する的な。
これは認知心理学における確証バイアスが影響しているのですがここでは長くなるので割愛します。

これらのトドメ刺し行為は、やられた本人や、見ていた多くの人の反感を買うんですね。ヘイトゲージがたまるんです。そもそも炎上の炎の高さって、「元々あいつが嫌いだった」って言うヘイトゲージの総量で決まるので、トドメ刺しに伴うヘイトの誘発は、賢い人なら避けるんです。感情ヒューリスティックの威力を甘く見てはいけないことを知ってるからです。

こうゆう悪質なトドメ刺しを多くの人が見て、心の中の意識空間ではおびただしい量の反感が溜まります。濃褐色に変色しドロドロ沈殿したヘイトの総量たるや、決して甘く見てはいけないのです。それが何かのきっかけで報復の口実を与えると、凄まじい噴火となり自身に降りかかるからです。115万キロの人生の中で、そんな事態は避けるべきです。
今目の前の戦いに勝利したとしても、相手の反感を買うと2回戦目、3回戦目と激しい抵抗にあうことで、その対応にリソースもコストもかかるし、遠くない将来負けてしまって勝者ではいられない。
それは項羽が身をもって証明してくれた通りです。

だからこそ

勝者になったら敗者にトドメを刺すな。
勝敗が決した後は徹底的に敗者をケアする。

このマインドがとってもとっても大切です。
これ覚えておいた方がいいですよ。ビジネスの場やプライベートでも、色んなシーンで無用に敵を増やさないに越したことはないのだから。先の見えない短絡的なバカほどトドメ刺しからのマウンティングを楽しんではいい気になるんですが、敗者になる日が近いことに気づかないんです。いや、なんならもうすでに敗者になってる事にすら気づかないんです。敗者にすらなれてない場合もありますが、それは小物すぎて周囲から相手にされてないだけなんです。有象無象だから取るにたらないだけ。
「バカは死ぬまで治らない」とか「バカにつける薬はない」は言い得て妙だなぁと言ったところです。

3.でもSNSだと難しいよねぇと言う雑感

※ここはクラッシュオブクランをやってない方には読み飛ばして頂いた方がいいかもしれません。

先日、私も所属するコミュニティクラクラ界隈では、クイヒー戦術推し勢vsスーサイド戦術推し勢のイベントマッチが行われました。
試合日が近づくにつれ、TwitterなどSNSではトラッシュトークが始まり大変盛り上がっていました。
結果はクイヒー推し勢に僅差で軍配!
確か1ポイント差での勝ちだったかな。
ご参加された皆様お疲れ様でした( ᵕ̈ )
試合終了後、「うおおお!勝った勝ったぁ!!」とか「やっぱクイヒー最強っすわサーセンwww」みたいに、興奮冷めやらぬクラクラー達が試合結果をTwitterに投稿していました。
私は前段として、戦いにおいてはトドメを刺すなと言う話を長く書いてきました。
ただ現代はネット社会が発達して、SNSを使いこなしている層にとっては【同好の士と試合終了直後の熱量を持ち寄って語り合う】が生活の一部になる楽しみでもあるんです。そもそも今の世の中にはコンテンツが溢れ、楽しいことがたくさんあります。
ゲーム、YouTube、オンラインサロン、Netflix、映画などなど。圧倒的過当競争の時代なんです。

人は24時間/日で過ごしていて、学生さんや社会人など立場はそれぞれです。その上で、自分の自由時間を使って趣味の時間を楽しんでいるんです。
そんな時代に、リリースから8年経過して鮮度の落ちたクラクラと言うゲームを愛し、楽しみ、時間を注いでくれるファン層はありがたいんです。そのファン達が「クラクラ」の魅力を喧伝し、Twitterに書き込み、仲間達と語り合う。それもまたクラクラと言うコンテンツを下支えしている要因の一つと考えるのも自然な流れです。
「いや、そんな事ないよ?Twitterなくてもクラクラのポテンシャルはあるし売上に影響はないです。」
と公式さんが言うのであれば、この点は間違いと言うことになるので引っ込めますが、そうではないはずです。公式さんもTwitterを活用してニュースリリースされてますしね。

だから先日の、クイヒー戦術vsスーサイド戦術も、試合結果をSNSを活用する熱心なファン達によって語り合う場となることは、歓迎すべきムーブなのです。SNSという、不特定多数の人間の発言を見たり見られたりするような場において、勝った勝ったと騒ぐ『トドメ刺しチックな煽りツイート』は避けて通れない。ところがクラクラ界隈はそうゆうツイートを見ても炎上にならないコミュニティなんです。

この辺りは、クラクラコミュニティの住人が暖かく落ち着いたファン層であることがよくわかる動きだなぁと思います。そもそも、勝った勝ったと騒ぐツイートも嬉しさと興奮が溢れ出てるだけのことで、敵じゃないんですよね。ほとんどの方は味方なんです。善性の上で語り合っていることは信じていいし、その盛り上がりに「トドメを刺すなようんたらかんたら」と言うのは、水を差す行為なんです。
だから、相手が嫌がらない範囲や、差別的発言がない範囲であれば多少の煽りもコミコミで、クラクラのコンテンツのひとつと考えるのも、今のSNS時代なんでしょうね。

4.最後に

( ゚∀ ゚)ハッ!気づいたら4,300文字やん…笑
ここまで読んでくれてありがとうございます!!私なんかの記事に時間使ってくれて(*' ')*, ,)✨ペコリ

あれこれ言いましたが、最後にひとつ。
バーガーキングの話は、あくまで広告がダメやったって話で、提供されるメニューは美味しいし、今後も利用させて貰います(*´˘`*)♡
野球の韓国チームも、血の匂いがするほど努力されたんでしょうから、旗立てはあれですが勝ちは勝ちです。おめでとうございます!
メンバー引き抜き被害者を煽ってた愉快犯の方も…
いや君はダメだ。あれはないっすわ。

…ここで筆を置きます(笑)
最後まで見てくれたあなたが大好きです(*' ')*, ,)✨ペコリ
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それでは次のテーマでお会いしましょう。
じゃ、(o'∀'o)ノ))マタネ-

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