見出し画像

日本で蔓延した…楽あれば苦あり、苦あれば楽あり 西洋医学の完全敗北

 明治維新に『西洋』から持ち込まれた『科学・文化・技術』は多くあります。その一つが、西洋医学ですが、現在の日本はこの西洋医学擬(もど)きの診察・治療・投薬が行われています。
 我々はよく『病気』という言葉を使いますが、病気とはいったい何なのでしょうか?
 文字通り読めば、『気の病(きのやまい)』なのです。この『病気』という言葉は古来中国からもたらされたものと思います。
 そう、我々が現在使っている『病気(びょうき)』という言葉は、本来の『病気(きのやまい)』から遥かに逸脱して使われているのでは無いか、と思うのです。
 例えば、腹痛で下痢をする…これは『病気(きのやまい)』でしょうか?私は違うと思います。腹痛で下痢をする…のは、人間の体が本来持つ機能として、早く腸内の物を体外に排泄しろ…という本来人間の生物としての働きであり、まさに『健全な体の持つ働き』が作用して人間の健康を保とうとするものなのです。
 従って、下痢をすると困る(会議や移動中など)場合を除いて、スムースに下痢便を体外に出すことが理にかなったことだと思います。
 発熱も同様に、ウィルス退治のための正常な機能の働きですから、これを積極的に阻止するという考えは、人間という生命の働きを知らない人達が行う愚策に過ぎないのです。
 そもそも人間が生命として数十万年生き延びてきたのは、これらの生命が持つ機能が上手く働いて来た何よりの証拠です。
 現代の『西洋医学』的発想の投薬とは、
 ★毒をもって毒を制す
に過ぎません。
 東洋医学が万能とは言いませんが、古来の漢方治療は自然薬を用いて『体質を改善する』という緩やかな身体の変化を促すものでしょう。
 今回の、パンデミックを見ると、結果的には西洋医学が支配する文化圏で最も悲惨な状況を生み出しました。
 もう一度この事を考えて人間が上手く自然と調和して行くことの大切さを考える時でしょう。
 今回のパンデミックの初期に、フランス大統領マクロンが、
 『我々はウィルスとの戦いに勝利する!』
と高らかに吠える姿を見て、人間の愚かさを垣間見た気がします。
 彼は、自らを『ナポレオン』に擬えたのかも知れませんが、勝利を容易に得ることはできませんでした。
 後に、西洋医学の国々では『ワクチン』に奔走しましたが、結果的には、『ゲームチェンジャー』にはなり得ず、低開発国と言われる国々は結構自然に過ごしていたような気もします。
  歴史をよく知っている人達は、これでもパンデミックは100年に一度くらい起きて、3年でほぼ終息する…これこそが実態であり、今回のコロナ騒ぎもこの歴史的実態の前の生物界の通りになった…典型的パンデミックであっただけです。
 ここで言いたいことは、
 ★あたかも西洋医学が最も進んでいる
と言うのが、幻想にすぎないという事です。
 人間の体が、健康を保つために生じさせているものを、『病気(びょうき)』とするのは、愚かな考えであり、これに、薬(どく)で抑えようとすること自体が馬鹿げた行為なのであることを知るべきである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?