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ちょっとでもできるようになったと思うようにしようと決めた大人の三回目の一人旅〜富山・金沢編〜その4とあとがき
疲れていたので初日と比べるとよく眠れた。本当は富山に来たかった当初の目的の昆布締めの定食を朝から食べに行きたかったが、もう気力がなかったのでお土産を買って大人しく帰ることにした。
新幹線の時間を確認し、準備をして部屋を出た。
そこそこのお値段のお部屋ではあったんだが、お値段通りの満足感があったかと言うとうーむだったので、高けりゃいいってもんじゃないんだなあと学びになった。
チェックアウトを済ませて外に出る。今日も暑いが、前日の電車の中でした寒い思いをもうするまいと、寒さ対策にTシャツの下に長袖を仕込んだ。
時間が早かったせいかお土産屋さんのお土産は少し少なくて、◯時に届きますーとお客さんにお返事している声が何度か聞こえてきた。これだっ!ていうのが決められずせっかくだし自分も納得するものをあげたいしでだいぶ悩んだが、新幹線の時間も迫って来たので焦りながらある中でお土産を選び抜いて購入した。
新幹線の自由席のチケットを買い、自分が乗る新幹線を確認しようと改めて電光掲示板を見る。
全車指定席
ま た ま ち が え た !!!!!!!
最後の最後にまたやってしまった。乗るつもりだった新幹線は指定席だけしかなかった。
自由席がある新幹線とない新幹線があると学んだのに…すっかり頭から抜けていた……
指定席に変えられるのかなとか色々考えるも、時間も少しギリギリなので判断が焦る。
結局、あいた時間を使って前日に起きたトラブルを持って帰らないようにトラブルを解決する方向に動いてから帰ろうと決め、次の新幹線に乗ることにした。
これならお土産焦らないで買えたなー待ってたらもっと色々あったかもなーっていうのは悔しかった。
ベンチに座って朝ごパンの焼きそばパンを食べたりしながらしばらく待ち、新幹線の時間が近づいてきたのでホームへ向かった。
到着した新幹線に乗り込み、富山を後にした。窓際に座れたので外の風景を見て過ごす。ヒスイ海岸に寄ってから帰る説も考えていたので、ヒスイ海岸はこの辺だったのかなーとか考えながらぼんやりと海を見た。
この帰りの新幹線が今まで乗った新幹線の中で、一番混んでいた気がする。三席シートの窓際に座っていて、真ん中が空いて、通路側に男性が座っていたんだが、しばらく経つと真ん中にも人が座ってきた。
のだが、すまないが、においが…思わず通路側に座っている男性と目が合ってしまった。最後の最後まで…なんでこんなことに……
途中の駅で通路側の男性は降りてゆき、私もしばらくは耐えていたが、もう耐えきれん。。と思い、ラスト一駅はデッキに立って過ごした。
だんだん見慣れた景色が近づいてきて、安心感を覚えた。
新幹線を降りた私は、久しぶりの家路を急いだのだった。
ーあとがきー
仙台からあまり日を置かずにまたも突然始まった富山、金沢の旅。
スタートの心持ちは今までの中だと一番穏やかだったのだが、気を揉んだり無駄な時間を過ごすことが多かったせいでその印象が強くなってしまった旅だった。富山と金沢は何も悪くないのでほんとくそーっ!!!!という気持ちである。
少しずつ慣れてきているとはいえ、うっかりが毎回だ。。今回の旅では行く時に目標を決めよう!とか考えていたのに、それもいつのまにか忘れさられてしまっていた。
いつもよりお高いホテルに泊まったものの、壁が薄い?のか上や横のお部屋の音が響いて気になったり、なんだかあまり落ち着かなくて、高けりゃいいってもんじゃないんだなと思った。そのうち旅館にも泊まりたい。ずっと思っている、旅館の露天風呂付きのお部屋に泊まりたい。
お城は初めてだったのだが、お城って昔からそのまま残っているのかと思っていたのだが、復元されたお城もあるということを改めてちゃんと認識した。
ガラス美術館で買ったお土産、気に入ってもらえたから嬉しかった。見つけた時から好きそうだなあと思って買ったものだったので、買って良かったなあって心から思った。
雨晴海岸から見られる立山連峰、今度はちゃんと見たいなあと思った。そしておじさまも今度来る時は立山連峰見られるといいな。
改めて調べていたら雨晴の道の駅も素敵だったので、今度行く時は行ってみたい。
この改めて調べる じゃなくて、行く前にちゃんと調べるべきなのよな……
行きたいと思ってた金沢にこんな形で突撃するとは思ってもみなかった。行って良かった。ノドグロ本当に美味しかったなーまた食べたい。そしてバスを教えてくれた店員さんには本当に感謝しかない。言われなかったら絶対体を酷使し倒していた。
兼六園は本当に行って良かった。また行きたい。他の季節もまた綺麗なんだろうなあ。今度はお茶屋さんで一服したい。
見たかった尾山神社のステンドグラスも見られたし、金沢に行って良かった。
今度は茶屋街にも行きたいなあ。
直近で二回旅をしたので、書く時に記憶ごちゃごちゃになるかなと思ったけど、どちらのことも覚えられていてよかった。
体力的には、やっぱり連チャンだと少し疲れてしまったかもしれない。帰ってきてからもなんとなく疲れがとれないままでいる。
けれど、旅から帰ってくると心なしか体が軽くなってはいるんだよなあ。
連続で行って満足もしたので、しばらく旅はおあずけのつもりだ。もしかしたらまた急に行っちゃうかもしれないけれど。
五箇山も行きたかったし、トロッコの谷も行きたかったし、雪の壁の所も行きたかったし、新たに知ったヒスイ海岸も行ってみたい。金沢も本当に突然だったから、改めてまた行きたい。
渡せてないお土産が大量になっている。友達に渡したらなんて言われるんだろう。
この間久しぶりの友達に会った時、行き詰まって伊勢神宮行ってきたって言ったら、「それ行き詰まってないよ?!」と言われた。そうなのか…?や、そう言われたらそうなのかもしれない。私自体は悶々としてるんだけど、側から見たらたぶん行き詰まってるようには見えないし…それ即ち、私が行き詰まってるって思ってるだけで、実際は行き詰まってないのかもしれない…?
私も友達が同じことしてたら、え、めちゃいいじゃん!って言うもんなあ。
旅が出来ている贅沢さを、もしかして私はわかってないのかなって今思った。わかってないな。わかってなかったな。
当たり前じゃないんだ。旅ができることだって。
次に旅に行く時は、新幹線の自由席と全車指定席をちゃんと確認する!を目標にしたい。
出来なかったこととか失敗してしまったことに目を向けがちだけど、出来たことも楽しかったこともたくさんある。
旅に限った話じゃなくて、人生的に考えても出来たことに目を向けて、自分を褒められるようになりたい。あと、まいっか。の割り切る力を身に付けたい。そして時間をうまく使えるようになりたい。本当切実に。
割り切り力が身に付けば、無駄な時間相当減らせるんだろうなあ。
あーしかしノドグロ本当美味しかったな…
兼六園本当綺麗だったな…
楽しかった思い出を積極的に思い返して、嫌だったことは忘れて、失敗は学びに変えて、ぜーんぶいい旅だった!って思うまでが、今回の旅で勉強したこと、するべきことなのかもしれない。
これって旅に限ったことじゃなくて、生きていく上でもそうするべきことだよなあ。
旅って、まじで人生に通ずるなあ。
一人旅って自分の性格や思考や癖が全部反映されるから、まじで人生の縮図かもしれないって今思った。(誰かと行ったら、誰かと一緒verの縮図になるのかな。)
旅で起きたことって全部、生きてく上での大ヒントなんじゃなかろうか。
どこへ行っても、自分がついてくる。
人生もそうだけど、旅で起きたことは、全部自分が招いたこと。
今度旅する時は、旅は人生の縮図って意識して旅してみたいと思う。…そんなん考えないで自然に楽しめば良いのかな。。
それもその時考えれば…ま、いっか!
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