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イイ竹やぶは、程々に間引いて

「パンダコパンダ」「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」が2本立てで、リバイバル上映されてたので観てきました。
とくに竹やぶがイイです。



むかし観たときは気づかなかったけど、ルパンと次元っぽい人もいるんだなー。宮崎さんらしい。

ジブリ作品って、たまに別作品のキャラクターも登場しますよね。観れば観るほど目を凝らしたくなる、そんな遊び心が粋です。


トトロのモデルは宮崎さんだとか。



「パンダコパンダ」は1972年に劇場公開された作品で、もう50周年。
50年か。半世紀…そんなむかしの作品が、映画館の大きなスクリーンで観られるなんて、すごいなー。

ジブリとか、アニメーション映画ってそこそこ観るんですけど、むかしの作品って隅々まで観れるなーと思うんです。伝わります?


この前「竜とそばかすの姫」がTVでやってましたけど、上映当時、映画館で2回観ました。んで、TVでも観たので3回目。
相変わらず画も劇中歌も綺麗でしたねー。
毎回お父さんとすずちゃんのLINEで泣いてます。


でもなんだかなー。わたしにはちょっと情報量が多いんですよね。例えばで「竜とそばかすの姫」を出しましたけど、最近のアニメーション全般がちょっと苦手で。


解像度が高すぎて、おいていかれる感覚
かな。見る点の量が多いというか…。まー目を凝らしてもよく分からない…。動くし、奥行きもすごい進化してますよねアニメーション。
あれ、動体視力の問題な気もしてきました。


写真でも引き算をする、余白をつくるといいますが、要素をギュッと詰め込みすぎると、考える余地がなくて、寂しいなと思います。このとき何考えて撮っているだろなーとか、今日の晩ご飯なんだろなーとか。



写真でいうと、フィルムカメラって未だに人気です。わたしもフィルムカメラたまに使うんですが、あのざらざらした凹凸のある平面って、デジタルカメラで撮ったときに、つるんって滑り落ちるなにかを、拾い上げてくれる感覚があるんですよね
ちょっと荒いからこその味みたいな。


「パンダコパンダ」のアニメーションって、いまの作品と比べるとシンプルに感じるけど、これぐらいが心地よいかもなーって。
画としての情報量が丁度いい。一作品としては、ツッコミどころ満載なのがまた。とくにパンちゃんがイイ。

なんでも程よくすき間があると嬉しいですね。
世は3連休。程よく休んでいきましょー。



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