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     (留学生必見!)            炊飯器なんか要らない、鍋一つあれば美味しいお米が食べられるって話。 

私達日本人が愛してやまないもの。
そう、美味しい炊き立てのご飯。

僕は留学を決めたときから、どうしたらオーストラリアでも美味しいお米が食べられるかを考えてばかりいた。
日本の炊飯器は世界一性能が良くてバリエーションも豊富。
だから炊飯器を買って持っていこうとしたが送料が高すぎて即返品する羽目に、🥲
結局その問題を抱えたままオーストラリアへ。

オーストラリアへ向かう途中の飛行機の中で機内食があった。
なんとご飯もついてくるみたいなので喜んで食べたのだが、想像を絶する程のまずさに絶望したのを今でもはっきりと覚えている。


消しゴムのような食感のライス、

オーストラリアに着いてからはシェアハウスを探したり、バイト先を探したりetc. たくさんやらなきゃいけないことがあったが、それとともに見つけなければいけないものが何を主食にして生活していくか。
オーストラリアは物価が高いものの、ほとんどの食品を国内生産で賄えているから自炊をする事ができれば下手したら日本よりも出費を抑えることができる。

そこで避けて通れないのが持続可能な主食の入手と作り方だ。
とにかく調べに調べて行き着いた場所は、やはりご飯だった。

私が言ったようにオーストラリア産の食品や商品は比較的安い。
反対に日本からの輸入品を買うとなると2~3倍はくだらない。とても買い続ける気にはなれない。
だが面白いことにオーストラリアにはオーストラリア産のコシヒカリがあるのだ!!

オーストラリア米のルーツは日本のお米です。

明治38年に松山市の篤農家、高須賀穣夫婦がビクトリア州に入植し、日本米の種子で米つくりを始めたのがオーストラリア米の始まりです。

又、種子は日本から輸入されたものです。

高須賀 穣 (1865-1940) は、愛媛県松山市の大名家に仕える料理長の一人息子として生まれ、18歳で家督を受け継ぎ、慶應義塾を卒業後、海外への関心からアメリカに留学して学位も取得したエリートでした。

帰国後は衆議院議員選挙に当選し、後に結婚。長男と長女をもうけ、順調な人生を送っていました。

もともと彼は、稲作を始めるつもりではありませんでした。ところがある日、彼はオーストラリアの土地が日本の米を育てるのに適した環境である事に気付き、オーストラリアで米が育てられれば、日本から大量に輸入する必要がなくなると思いました。

充分に稲作の知識があった彼は、当時の州知事等を説得し、最終的に同年7月にマレー川流域スワンヒル下流の土地で稲作が出来る事になったのです。

という感じでオーストラリアでも安く美味しい日本のお米が食べられる訳です。
感謝しなきゃですね🥲

オーストラリアでもコシヒカリが食べられる!!(10kg 約3000円)

そしてもう一つの問題点はどうやってお米を炊くのか。
初めのころはお米を炊く=炊飯器で炊くことみたいな頭になっていたのだが、良く考えれば僕は小さい頃ボーイスカウトに所属していて、コントロールの利かない日の中でお米をよく炊いたものだ。

つまり鍋があればお米は炊けるのだ!!
この考えは本当に革命的だった。
鍋は本当にどんなの者でもいい、片手鍋でもいいし、土鍋でも何でも好きなものを使ってお米炊くことができる。
僕はシェアメイトからもらったIKEAの片手鍋を愛用している。

鍋でのご飯の炊き方は本当に思ってるよりも5倍は簡単。

1.まずお米を洗います(炊飯器で炊く時と一緒)
2.お水をお米重量の1.2~1.7倍加える(オーストラリアのお米は日本産のお米と同じ感じで炊くと、パラリとした食感に仕上がるので、日本のお米の食感に近づけたいなら1.5~1.7倍を推奨)
3.30~60分浸水する。
4.蓋をして、強火で沸騰させて(3分程で沸騰する)沸騰したら鍋底からかき混ぜる(鍋へのこびり付き防止)
5.その後弱火で8~13分程加熱したら、様子を見て水分が無くなり、鍋からパチパチと言う音が聞こえたら火からおろして、10分蓋をして放置。
もしおこげを作りたかったら最後に強火で30~60秒ほど加熱して火からおろすといいよ!
6.以上!!

こんな感じになる感じに仕上がります🫠

これからどこかに留学したい方(特にオーストラリア)、旅がしたい方、でも美味しいご飯がどうしても食べたい!
大丈夫です! 炊飯器なんてもういらない。
鍋と蓋と火と水があればいつでもどこでも美味しいお米が食べられるよ😁

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