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音楽の未来|これからの音楽との付き合い方

新型コロナウイルスの影響により、音楽業界が壊滅的な打撃を受けています。ライブハウスでの興行はほとんどが中止になり、収入源が無くなってしまった業界関係者は、アーティストによる有料ライブ配信など新たな収益の可能性を試みています。従来とは異なるビジネスモデルが求められている今、そんな音楽のクリエイターを支える仕組みや、外出自粛の生活の中で音楽をもっと身近なものにする未来予報の事例をご紹介します。


予報01:仮想通貨で好きなバンドを応援する

UJO Music https://ujomusic.com/
ブロックチェーンと仮想通貨により、ファンがアーティストに直接課金できるシステム。仮想通貨イーサリアムを使って楽曲を購入したりチップとして課金する事ができ、収益の100%がアーティスト自身に入る仕組みになっています。

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予報02:クリエイターを定額課金で応援するファンコミュニティ

Patreon https://www.patreon.com/
クリエイターがファンから毎月定額の支援を受ける事で、安定した収入を得る事ができるプラットフォーム。金額とリワードに差をつけて、いくつかのコースが設定できます。従来のファンクラブに代わり、アーティストとファンのより密接な関係が始まるかもしれません。


予報03:自宅が音楽スタジオに

The Music Room https://store.steampowered.com/app/431030/The_Music_Room/
VRゴーグルとコントローラーを使い、仮想空間上のスタジオで複数の楽器を演奏できる技術。自宅にいながら音楽スタジオでいろいろな楽器を使って演奏ができ、作曲や録音の作業が可能となります。複数の人間で同時に演奏ができるようになれば、インターネット上ではジャズセッションやオープンマイクのイベントが開催されるようになり、楽器NGの都内のマンションでも気軽に音楽に挑戦できるようになるかもしれません。


ライブの自粛は、音楽を仕事にする人々と、音楽を愛する人達にとって非常に苦しい試練となっています。これまで当たり前のように提供されていたエンターテインメントが突然消えてしまい、闇の中に放り出されてしまったような状況で、それでも生き残るために新たな形を模索していくしかありません。この混乱が終息し、また再び同じ音楽を聴いて盛り上がれる日のために、従来の型に縛られない挑戦が必要とされています。



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<ご紹介>VISIONGRAPH Inc.は、年末に次の年の予報をしております。2020年予報も無料でダウンロードできますので、ご興味のある方は、是非以下よりダウンロードしてください。

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