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freestyle 10 選択の理由とタイトルの話

「読書の秋2021」の賞品が、すべて届いた。

※これまでの経緯

 幻冬舎さんからの賞品は、「賞品」の3冊以外に、なんと「サイン本」がついていた!

 おお!そうなんだっけ?もう一度サイトを見直したら「サイン本進呈」と書いてある。ええ~すごい‼(わかってなかった…)

確かにおふたりのサインが……!
ドキドキする!

 そして私が選んだ本が、3冊入っている。

 こちらも、届くのを楽しみにしていた本たちだ。

 1冊目。阿古真理さんの本。『料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた』

阿古真理さんの本は、実は自分のブログで取り上げたことがある。

料理研究家を研究した『小林カツ代と栗原はるみー料理研究家とその時代ー』を読んだ感想を書いた。その著者の阿古真理さんが、まさか病に倒れていたとは。

しかも食文化のジャーナリストが、「料理ができなくなった」とは!
衝撃をうけて一番先に欲しい本としてタイトルを入れた。

―――続きは私の記事「Review」でお会いしましょう。



 2冊目。湊かなえさん『残照の頂』

 湊かなえさんは、ほうぼうから勧められてはいたが、なんとなく縁が無かったり食指が動かずにいた有名作家さんのおひとりだ。理由は特にない。今回は新しい世界を知るまたとない機会なので、今まで読んだことの無い作家さんの本をひとつ、入れたかった。
 たまたま、工藤夕貴さん主演のNHKドラマ「山女」の原作であると知った。こちらは「続」なのだが、最新刊なのと、続き物ではなく短編の連作であること、新型感染症の流行下での登山について書いてあるというのに惹かれた。

 ―――続きは「Review」で!

 3冊目。原田マハさん『リボルバー』

言わずと知れた当代大人気作家、原田マハさんの最新刊。 
発売即重版ってすごすぎる。 

原田マハさんのハードカバーは、実は「初」だ。
今までは、電子書籍と文庫でしか読んでいなかった。 

私はかつて、原田さんのお兄さんの原田宗典さんが大好きで、マハさんが妹さんだと知ったのはわりあい最近だ。お兄さんが逮捕されたときは、とてもショックを受けた。それで、ハラダと名のつくものからは遠ざかっていたのだ。そんなことをしているうちに、妹さんがあれよあれよと人気作家になっていた。うかつにもハラダを避けていたため気づかなかった。それで最近やっと読み始めた。非常に遅いスタートだ。

 原田ごきょうだいを育てた岡山の土地。
 この頃、私の中で岡山が熱い。
 原田マハさんや藤井風さん。現在の朝ドラ『カムカムエブリバディ』の出発点も岡山だ。昨年後半は岡山弁をよく聞いたなと思う。次回の「戦隊」はモチーフが桃太郎らしいし…、なんだか「桃太郎」の物語じたいも今、熱視線を受けているらしい。
 何?どうした?岡山になにがあった?
 とにかく熱い風が吹いている。岡山。

 岡山には、実はよく下車する(今はご時世でずいぶん行っていない)。だから岡山駅の新幹線の発車メロディが『銀河鉄道999』だということも知っている。『銀河鉄道999』は子供の頃ドはまりしていた。当時からオタク道まっしぐらだった。

 必ず買うのは廣榮堂の五味太郎さんデザインのきびだんごだ。あくまでも個人の意見で、私は美味しいと思って気に入っているが、本当に特別に美味しいのかどうかは他を食べたことがないからわからない。とにかく絶対買う。ただし上陸(?)はほとんどしない。そう、つまり良く行くのは四国だからだ。四国は魅力的で大好きだ。お遍路さんにも憧れている。しかし、いつかは上陸してしっかり歩き回りたいと思っているのが、岡山だ。

 あれ?
 なぜか岡山に憧れている話になってしまった。
 そんなつもりじゃあなかったのだが。

 昨日はたまたま、『あさイチ』で原田さんがゲストだった。

 ご家族のこともお話しされていたが、お兄さんの話は出なかった。
 そりゃあそうだな。でも家族写真にもお兄さんがうつっていなくて、少し寂しかった。

 そんなわけで、賞品すべての本を我が家にお迎えした。じっくり読み、また感想文を書く予定だ。

そうだ。

この際、この場を借りて先日いただいた質問に答えておこうと思う。
このような質問をいただいた。

Q「タイトルに何か意味を持たせているのですか?」

 noteは「どこから読んでもよい」、という一種「アソート」的な感覚のある媒体だから、長縄飛びみたいにすでに回っている繩の中にリズムをとって飛び込む、というのが難しい。私のタイトルには番号がついているため、「途中からは入れない」感を醸し出してしまうような気がする。「遡って最初から読まなきゃ」という気持ちにさせるのは、noteの特質上好まれない。スクロールは手間がかかる。指も痛くなる。noteという媒体で文章を書くにあたって、マイナスに作用することは知ったうえで、あえてマイルールにのっとったタイトルをつけている。

 質問の答えとしては、

A「レファレンス目的で、マガジンの分類に添ったタイトルをつけています」

 ということになるだろうか。

 私のこれまでの記事のタイトルは、次のようになっている。

 lesson(note最初の頃の雑記)
 practice (1000字しばりのエッセイ)
 駐妻記 (タイ在住時の記録)
 freestyle (字数制限なしのエッセイ)
 Reviews (読書感想文)
 鎌倉ほのぼの散歩 (鎌倉観音様めぐり)

それぞれに番号がついているが、駐妻記と鎌ほの(鎌倉ほのぼの散歩)については、番号がついていない。番号の他に、内容を示す簡単な文字タイトルがついている。

lessonとpracticeは習作として書いていたので、今後はそのタイトルで書くことは無いと思う。現在lessonは「Lifelong learning」というマガジンに入っている。マガジン名もlessonにすればよかったのだが、当時はnoteをスタートしたばかりで色々迷走していた。

「駐妻記」は完結済みだ。
いちおう創作大賞に応募はしているが、「駐妻記」の紹介文を読んでくださっても、中身まで読もうという方はそうそういない。長いから。しかし果敢にチャレンジしてくださっている方は、時折、いる。感謝しかない。ううう。ありがとう!ありがとう!その親切な心。根気よく読んでくださった方にはきっといいことがあるはずと信じている。

それにしても、果たして審査員の方は中身を全部読んでくださるものなのか…お金になるような素敵アイディアでもなんでもないし、二次創作物にはなりそうもないからね…

続編はないのかと聞かれることもあるのだが、直接読みたいと言ってくれているのはいまのところ2名。そして「みらいが書くというなら読む」という方が2名ほどだ。反響はゼロではない、という程度には大反響だ。うん。笑

現在は「鎌ほの」が連載中(?)、freestyleとReviewは、散発的にもうしばらく続きそうだ。他のプラットフォームの本ブログが読書ブログであるため、Reviewが本格化するとなると、ちょっと考え直さなければならないが、今後の方向性として明確なことはまだ決めていない。

また、practiceは漢字二文字、Reviewに関しては、カタカナのオノマトペでタイトルをつけるというルールを採用している。
内容から連想されるオノマトペにしているが、最近、オノマトペが思いつかなくなってきて苦戦している。(「メモアヤ」「スガスガ」は4文字カタカナだがオノマトペではない。「ドップリ」はオノマトペ)。

いい加減、独りよがりは卒業して「読まれるタイトル」を追求しなくちゃダメかなぁと思いながら、ちょっとした縛りを設けてスタイルを作ろうとしている感じが、新人クリエイターという感じで初々しいと、自分では思っている(ちょっと、図々しい)。笑









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