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サバランさん同好会 会報誌 #2 

 全国のサバランファンの皆様、お待たせいたしました!!

 前回のサバランさん同好会会報誌第1号が出てから、約1年2か月。その間、本を出したり文学フリマに出たりと「あっちのほう」ばかり忙しくしていて、ぜんっぜん、サバランさんの会報が来ないな~と思われていた方もいらっしゃったかもしれません。大変、申し訳ありません。

「サバランさん同好会」。 それはわたしと金森P(旧ナゴミさん)の会話から始まった企画。

 noteの中でサバランに言及していたがために私に無理やり同好会員に勧誘されたnoterさんや、私の記事を読んで「そういえばサバラン」とふとサバランに思いを馳せてしまったがために気が付くとサバランを探す旅に出てしまったnoterさんが集う場所です。

 探してみると意外と出会えない、思いがけない出会いと思い出をつれてきてくれるサバラン。今回は、そんなサバランさんたちの「会報誌」第2号となります。

 これが令和のサバランの歴史となっていく―――
 かどうかはわかりませんが、皆さんのサバランさんとの出会いを応援し、集い合う場所になればと思います。

 では、参りましょう。
 noteの「#サバランさん同好会」で検索した順で、会報誌1号以後に寄せられた記事をご紹介したいと思います。
 前回の会報誌から1年以上が経過しております。見逃し等々、じゅうぶんにあり得ます。万が一、投稿したのに取り上げられていないなあ、という方がいらしたら、ご一報ください。


🍩会員NO.11  御月秋枝さん

 今回、会報誌を編集するにあたり、どういうわけかフォローがはずれてしまっていたことに気づきました。御月さん、申し訳ありませんでした。
 さてこちら、おうちのご近所で発見されたというサバランさんです。

 前回は、こちらのサバランをご紹介いただいていました。

 そちらもスポイト式で、今回もスポイト式だったのだそうです(偶然)。
前回はフルーツもりもりでしたが、今回はオレンジがもりもりです。サバランはオレンジと相性が良いらしく、オレンジを載せるサバランは王道のようです。お酒はヒタヒタとたっぷり。御月さん、またサバランさんに出会うことがありましたら、レポートお待ちしていますね。
 

🍩会員NO.12  惠さん

 静岡の「とらや&cafe」さんのサバランを紹介してくださった惠さん。
 ラム酒のサバランが多い中、こちらは濃いめのブランデーのサバランです。「ハマる人はドはまりしそう」というガツンとパワーのあるサバラン。
 興味津々です!

 こちらのサバランさんから日を置かず、もうひとつのサバランさんもご紹介いただきました。

 キルシュのサバラン、ブランデーのサバランに続いての、ラム酒のサバランです。駅ビルなどで皆さんにもお馴染み、FLO PRESTIGE PARIS(フロ プレステージュ)のサバランです。使われているお酒でこんなに変わるのか、と、惠さんも感心されています。なるほどです。

 この時点で、あと2店舗紹介したいサバランがあるとのことでしたが、そのうちの1店舗がこちら。

 同じく静岡のボンビバンさんのサバランさん。

 なんと、オーナーさんにサバランさん同好会のお話をしてくださったのだそうです。感激です。こちらのサバランさんは、オーソドックスなタイプ。ブリオッシュにたっぷりのラム酒、そしてサンドされたクリームと、上に載る生クリーム。惠さんのお住まいの周辺には、こんなにたくさんのサバランさんがあるのですね✨

🍩会員NO.13 geekさん

 東京池袋のタカセ洋菓子店のサバランをご紹介いただいたのはgeekさん。タカセ洋菓子店、大正9年創業の老舗だそうです。

 geekさんは本当はラムレーズンがお好きなのだそうですが、こちらのサバランさんのトッピングはイチゴ。中にはアクセントにジャムも入っているのだとか。しかもこれは、モーニングケーキセット。素晴らしき朝のひとときです。

 そして長野の松本市の老舗・翁堂で発見したというこちらのサバランさんもご紹介くださっています。

 WEBサイトはまごうことなき老舗の和菓子店のようなのですが、洋食屋さんもやっているということで、洋菓子部門もあるのでしょうか。マスコットのミミーちゃんも写っているのでこちらのお店で間違いないはず。

 銀紙に包まれた、お持ち帰り用サバラン。こんな感じのサバランもあるのですね✨

 そして最後に、横浜の喜久家さんのサバランを召し上がったレポートも。

 geekさんは、正岡子規の「柿食へば」の俳句のように、「サバランの甘さにも、これに似た「体験したことはないけれども、なんだか共感できる郷愁の世界」を感じられるのではないかとおっしゃっています。ううむ、深い。

🍩会員NO.14 メディアパルさん

 いつも素晴らしい企画をしてくださるメディアパルさん。ときにはnoterさんの企画に応募もしてみたい、ということで応募してくださったのがこちら、イオンに入っている、FLO PRESTIGE PARIS(フロ プレステージュ) のサバラン。そうです、惠さんのご紹介してくださったところとお馴染のお店ですが、確かに駅ビルだけでなくイオンに入っていることも多いですね。

 商品名は「サバラン・オ・オム」、スポイト式です。
 身近なところにあるサバランとしては、こちらのFLOさんが代表選手かもしれませんね。スポイトが葉っぱみたいで可愛いなと思います。

 これからもサバランさんの放浪の旅を続けます、と言っていただき、嬉しいです。またみつけたときはぜひ、ご一報を。

🍩会員NO.15 もちもちさん

 こちらは、東京は神田にあるお店のサバランさんです。
 こちらのお店、もちもちさんは「関係者の方に許可をもらっていないので」とお店の名前を控えられていましたが、ええ。知る人ぞ知る、あのお店ですね。おそらく、普通に紹介しちゃってもいいと思われますので、リンクを貼ってみます(「このお店じゃないよ」ということがあればお知らせください!)

 なんともちもちさん、子供のころからサバラン好きとのこと。喉がごくんとなりそうな美味しいレポート、ぜひご一読くださいね。

🍩会員NO.17 さちとピースさん

 さちとピースさんのご紹介は、横浜大倉山の「喫茶ぽるく」のババです。
 ババというのは、サバランの別の名前で、フランスでサバランは「ババ」と呼ばれています。

ほんのり甘めに仕上げてあって
口の中に入れるとほろほろと溶けながら
ラム酒の味わいが口いっぱいに広がります。
アイスは自家製でさっぱりしていて
外側の生地にとてもよく合います。

 喫茶ぽるくさんのババはアイスクリームと一緒にいただくもののよう。あゝ美味しそうです!
 
 さちとピースさんのこちらの記事を読んで、「喫茶ぽるく」に足を運んでくださったのは十六夜さん。

 

🍩会員NO.18 十六夜さん

アイスクリームをラム酒たっぷりの染み染みサバラン生地でサンドした冷たいデザートです。スプーンですくって食べます。
このアイスクリームも奥様の自家製で、卵を使わずさっぱりした味で、ラム酒を浸したブリオッシュパン生地を引き立てていました😋

 読めば読むほど、アイスクリームと一緒に食べるサバラン、美味しそうです。これからの季節、ますます食べてみたいサバランさんですね。

🍩会員NO.19 りみっとさん

 りみっとさんは、子供のころに「お酒が入っているから食べられないよ」と言われ、サバランに憧れを募らせた思い出をつづってくださっています。子供のころにこういう思いをしていた方、結構多いのではないでしょうか。

 ご紹介いただいたのは、横浜の老舗高級菓子店、BASCULE(バスキュール)さんのサバランさん。

 高級店らしく、どっしりとした貫禄のあるサバランさん。りみっとさん史上随一かもしれないお酒の強さ、というのも魅力的です。

🍩会員NO.5 m.Aさん

 会員NO、5番のm.Aさんが投稿してくださったのは、ババの歴史の物語です。いつもながらのわかりやすいオリジナル地図や写真満載の、読み応えたっぷりのサバラン記事。サバラン好きならば必読でございます!!

 前回、投稿していただいた記事はこれでした。

🍩会員NO.20 メテオさん

 サバランさん記事を求めてnoteの中を捜索中に「おおっ」と目を引いたのがこちら、メテオさんがご紹介されている、ドリヤン洋菓子店さんのサバランです。

 オーソドックスな老舗のサバランさんの趣がいいです。
 東京小平市の鷹の台の駅前のお店だそう。
 メテオさんの記事によると、国立のほうにもサバランのあるお店があるそう。お近くの方には朗報です!

🍩会員NO.21 鵠更紗さん 

 フランスパンのお好きな鵠更紗さん、なんとご自身でサバランを作ってしまおう!と、梅酒を使ってレシピを考案されました。すごい!
 子供のころにお父様とケーキを買いに行って、サバランを召し上がった時に衝撃を受けたとのこと。わかります、わかります。
 
 サバランは自分で作るのは難しくハードルが高いお菓子。サバランではないと言われるかも、とドキドキされていたようですが、いえいえ、サバラン好きの心があるからこそ、作ってみよう!になりますし、実際、このレシピなら作れるかも・・・サバラン好きならば皆、サバランさん同好会の同士です✨

🍩番外編1 baker Bitteさん 

 さて、番外編で、長野にありますお店、「baker Bitte」さんも、サバランの記事を書いておられて、そちらの記事もマガジンに入れさせていただいております。ただ、残念なことに現在サバランはお店においておられないのだそうです。どんなサバランさんだったのでしょう、と想像が膨らみますが、よろしければマガジン記事で、お楽しみください。

 

🍩番外編2 金森ナゴミさん(P)

 この企画を起ち上げるきっかけになった金森ナゴミさん、いろいろと大変だったこの半年の間にも、サバランへの情熱は損なわれず。
 ナゴミさんが紹介してくださったのは、こちら。

 広島の老舗洋菓子店、くにひろ屋さんの「洋酒ケーキ」
 なんとナゴミさん、こちらの「洋酒ケーキ」の裏には「サバラン」と明記してあるのだよ、と教えてくれました。

 会員NO13のgeekさんが、銀紙に包まれた長野の松本市の老舗・翁堂のサバランを紹介してくださっていますが、あれと同じように、銀紙に包まれた形で裏にサバランと書かれております。
 こちらはある程度日持ちもしますので(あ、でも5日くらいだったかも・・・こちらは確かな情報ではありません)、巡り合ったらぜひ、ご賞味くださいませ。


 以上、たくさんの食レポ、および情報が寄せられた「サバランさん同好会」。

皆さま、美味しく楽しい記事をお寄せくださってありがとうございます‼

 これからも、「サバランさん同好会」はあなたの情報をお待ちしています。どんな情報でも構いません。なにしろ無期限形式自由

 サバランに出会う時は突然です。
 出会ったときが、あなたの「サバランさん同好会」入会日です✨

 ところで、前回、会報誌をこのように締めくくったのですが―――

 日本の歴史上、横浜が開港してから結構早い段階でサバランが日本に伝わったらしいということまではわかっているのですが、その後、
 ①なぜババではなくサヴァランという名前が定着したのか
 ②どうして昭和のある時期に大ブレイクしたのか
 というところが、まだ「謎」として残っています。

 これが、まだ、まるっと全然、解決しておりません。

 お菓子屋さんに勤めていた、あるいは実家がお菓子屋さんというあなた。  
 歴史好きで歴史の謎を解きたい気持ちで溢れているあなた。
 ぜひ、情報をお寄せくださいませ。

🍩「サバランさん同好会」会員ゆるーく募集中🍩

 自分あるいは家族が実際に食べたサバラン(菓子店の方は作ったサバラン)を記事にしてください。

  1. 食べた感想(ザックリで可)をつけてください。サバラン情報、取材してみたなどの楽しいお話があったら尚可でございます。

  2. 写真をつけてください。写真に簡単な説明だけの記事でもOKです。

  3. 食べた時期を書いてください。

  4. おおざっぱな地域(南の方、東日本、関西、圏、県、市などどのようにでも)を記してください。

  5. 締め切りなし

  6. この記事の引用か、ハッシュタグ「#サバランさん同好会」をつけてください(私が発見できるように、お願いします)。

  7. 読み専の方で記事はかけないけど、という方がいらっしゃいましたら、コメント欄に情報をお寄せくださるだけでも嬉しいです。

 この条件を満たしていれば、何年か前のサバランさんでも構いません。

 あなたとサバランの出会い、そしてあなたが「サバランさん」の同好の士になってくださる日を、心からお待ちしております💕

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