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富澤商店「手作りシュトーレンセット」

シュトーレン(シュトレン)って何? という方はこちらの記事をどうぞ↓

シュトーレンにハマって随分経つ。
お菓子作りはするけれどパン作りはしないので、今までシュトーレンを自分で作ったことはなかった。
ただ作ってみたい気持ちはあったので、今年は富澤商店の手作りシュトーレンセットとマジパンローマッセを使って自分でも作ってみることにした。

このシュトーレンセットを使用した。

バターや砂糖がたくさん入った生地は発酵しにくいので、先に発酵生地(中種)を作ってから残りの生地(本捏ね)と混ぜる中種法という手法がシュトーレン作りには使われるらしい。

まずは中種作り。
人肌に温めた牛乳とイースト、準強力粉を使って発酵生地を作り、よくこねる。
つるんとしたら30分ほど発酵させる。

中種の発酵を待つ間にバターと準強力粉、アーモンドプードル、スパイスなどを混ぜ込んだ本捏ねを作る。
私は生地をしっとり仕上げたかったので、この時にマジパンローマッセを100~150gほど入れて捏ねた。
ある程度混ざったら発酵が終わった中種をちぎって合わせ、そこに洋酒漬けのドライフルーツやナッツを練り込んで30~40分ほど二次発酵。

発酵が終わったら打ち粉をした台の上で生地をまとめる。

ドライフルーツたっぷり

本来はここで2本に分けるのだが、私は大きいシュトーレンが作りたかったので1本にまとめた。
マジパン入りのシュトーレンにしたかったのでマジパンを折り込み、天板の上で更に30分発酵させてから180℃のオーブンで30~40分焼成。

じっくり待つ

部屋中にスパイスと洋酒の良い香りが漂う。
焼き上がったら熱いうちに溶かしバターをたっぷりと塗り込む。

ここに大量の溶かしバターを塗る

満遍なくバターを塗ったらすぐにグラニュー糖をふりかけて、完全に冷めるまで待つ。

グラニュー糖も50gとなかなかの量

冷めたら粉糖をたっぷりとふりかけ、ラップに包んで保存。

粉糖は分量より多めにした

数日経ってからいよいよ包丁を入れる。
真ん中から切って…

マジパンがごろっと入っている

粉糖を大量にかけたので少し払いながら食べたが、生地がしっとりしていて美味しかった。

時間はかかるが思ったより簡単だった。
チョコシュトーレンや抹茶シュトーレンなどのアレンジも出来そうだったので、もう1セット購入した。
消費期限もそこそこ長いし、近々別のお店のシュトーレンも届くので年明けにでも作ろうかと思う。

用意するのは牛乳とバター、卵、塩だけで良いのでセットは便利だった。
毎年出ているようなので来年も作りたい。

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