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【アーミッシュ in NY ep6】 人気YouTube番組★お茶の間blog

登場人物の中にはもう帰りたくなっちゃった人も出てきたようですね。アーミッシュの若者5人の中には「とりあえずニューヨークに行ってみる」という俗世体験レベルもいれば、本気で「脱アーミッシュ」を考えている人もいます。

アーミッシュには『ラムスプリンガ』(Rumspringa)と呼ばれる制度があって、16歳になると家族と離れて現代社会で暮らすことができます。お酒・タバコ・ドラッグもOKだそうです(俗世間的には not OK だと思うんですけど)。

今回の5人は歳がいっている分(20〜32歳)、アーミッシュとしての熟成度は高くなっていて、物事の見方も固定化しています。

みんなの現在地

5人の状況はどんな感じでしょうか。現在地点をアップデートしてみると:

<ケイト> 自分探し派

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順調に「モデルへの道」を進んでいます。初仕事が舞い込んできて、自分を取り巻く人々が一気にアップグレードして業界人に変わりました。ヘアメイクのおじさんに「自信を持って。それと有名になっても自分に責任を持つんだよ」という、とっても大事なチップをもらいます。


<サブリナ> 後悔したくない派

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レストランの初勤務はいきなりホールに出されてヘロヘロでしたが、「産みの親探し」は進展があったようです(思わず涙目)。一方で、ジェレマイアとケイトを交えた「三角関係」では、サブリナの直情的な性格が事態をこじらせてるかも。


<レベッカ> 世俗体験派

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エイブに負けないようにお仕事探しで「ワンちゃんのお散歩代行」にチャレンジしたのですが、実態は「トイレ係」でかなり憤慨していました。彼女は、自分の思い通りにならないとプチ切れするタイプのようです。ちょっとカワイイので許されちゃう系かも。


<エイブ> やりたいことをやる派

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視聴者からは早々に「堅実」「安定感あり」との好評価。ブレない、女性をリスペクトしているところが大きなプラスです。セントラルパークで馬車に乗った時「お母さんも気に入ってくれるかも」って言ったり。今回はレベッカへのプロポーズを決意し、婚約指輪を買いに行くのですが。。。


<ジェレマイア> 夢を追う派

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「ヒール役」との見方もありますが、応援する視聴者もいて評価は二極化。みんなより先に収入の手段を確保します(タクシードライバー)。「運転も未熟、道も知らないのに大丈夫?」と思うのですが、上手いことやっちゃう器用さ(サバイバルスキル)は◎。ケイトとはXXX、レベッカともシビアな関係、サブリナとはやり合ったり仲が良かったり。


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<エピソード6>


第6話の見どころ


第6話は、一番順調そうに見えるケイトの黒歴史がバレるところから始まります。Good thingsとBad things が交錯する中で、ケイトはミステリアスでホラーな方向にストーリーを引っ張っていきます(番組後半)。

番組に出てくる都会の恐怖は、街自体の持つ魔性だけではありません。それともう一つ。そこに集まる人々の、心の中に宿る「ヤバいメンタル」も。

ケイトの精神の不安定さと、突発的に表面化する狂気じみた言動。そしてその背景にある『上流アーミッシュが持つ無意識の悪意』(見下す姿勢、押し付け、差別など)。

こうした「内面の闇」は誰もが多かれ少なかれ持っています。それがなにかをきっかけに、風船に穴をあけたように噴出してくることがあります。

その時それをどこまでコントロールできるか。どうやって抑え込めるか。その辺りは、理性や知性や人間性といった個人の資質と、周囲の理解とサポートが大きな助けになってくれるのですが。。。

なにが真実でなにが虚偽なのか。分からないままにエピソード6は終わります。



<第1話からお読みいただけます>



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