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シマエナガ、ローズマリーを植える。

私には4人の子どもがいて、40歳で産んだ末っ子は初めての女の子。
現在小学一年生。
クラスでは一番背が低い。
お姉さんのように大きな同級生からは「赤ちゃんみたい」と愛でられ、
喜んでいる。
大学生、高校生、中学生の大きなお兄さん3人に囲まれている娘。
我が家ではいつも、小鳥さんとか、ひな鳥とか呼ばれている。
そんな小さな娘を、娘が大好きな「シマエナガ」にたとえて、娘との小さな日常生活を綴っています。

2月19日 月曜日

一昨日の学校公開の振り替えで、シマエナガは今日はお休みだったので、
一緒にハーブを植えようということになった。
土や植え替え用の鉢も一緒に買いたかったので、
車で近所のホームセンターへ。

20センチくらいの背丈のローズマリーの鉢を3つ、
5号くらいの茶色の鉢を2つ。
観葉植物用の土を2袋。

ガーデニングはもっとやりたいのだけれど、
土や植物や鉢を買ってくるのがなかなかできない。
重いから、買い物ついでにちょっと、
という感じにならないし、
選ぶのに時間がかかるから、
シマエナガと一緒に買い物に行ってもすぐあきてしまう。

だから、今日はかなり決死の覚悟で、というのは大げさだけれど、
買うぞ!という気持ちで出かけた。

***
帰ってくると、車からハーブたちを出すのをシマエナガも手伝ってくれた。
食品の買い出しのものは玄関に置いたまま、
さっそく植え替え作業開始。

土いじりが始まると、
「やらせてー」とシマエナガも積極的に参加。
まずは、今の鉢が手狭になったパキラの植え替えから。
鉢から取り出すのは力がいるけれど、
なんとかシマエナガ一人で鉢から取り出す。
根と一緒に固まった土を1/3くらいほぐして、
新しい鉢にイン。
シマエナガに新しい土を足して入れてもらう。
「あー、ごめん、こぼれちゃった」
ポロポロと鉢の外にも土がはみ出てこぼれたが、
「大丈夫だいじょぶ。」
スコップで4~5回土を入れて、完成。

「じゃあ、ローズマリーも植えよう」
と玄関先のもともと土だけあって、何も植えていなかったスペースに、
私が穴を掘り始めると、
「あー、雨降ってきた!」
パラパラと雨が降ってきてしまった。

「まってて!傘持ってくるね」
とシマエナガが家から大きめのビニール傘を持ってきて、さしてくれた。
「さしててあげるから、ママ植えてていいよ!」
と言って、傘をさしてそばで立っていてくれる。

「こんな、雨ふってるときに植える人っている??」
といいながら、ケタケタ笑ってる。
「頭ぬれちゃったねー」
といいながら、私も笑う。

シマエナガはとにかく明るい。
とくに、家仕事を手伝うときは、なんでも喜びいっぱい、楽しそう。

時間にしたら、10分、15分くらいの時間だったと思うけれど、
母娘にとって、大事な時間。

私はシマエナガが生まれて、家事との向き合い方がずいぶん変わった。
初めての女の子だから、
それまでやっていなかった、
手作りのお菓子作りや植物を育てること、
整理整頓など、意識してやるようになった。

女の子だから、一通り家のことはできるように育ててあげたいし、
単純にいっしょにやっていて、楽しい。


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