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最所あさみさんの「結婚第一主義の本当の意味」を読んで自分の人生を振り返る

最所あさみさんの有料マガジンを購読始めました。ありがたいことに初月は無料だそうです。でもたぶん来月も継続購入します。それくらい私には学びが多いです。

「結婚第一主義の本当の意味」という記事を読んで

最所あさみさんの有料記事の中で、『「結婚第一主義」の本当の意味』という記事があります。

この記事は、宝塚や阪急グループの創始者として知られる小林一三さんの『結婚第一主義』という考え方を考察したもの。最所さんも引用していた、小林一三さんの本の引用をそのまま載せます。

私がもし六百人の女生徒に、芸術専門の教育を施させたら、その中から幾十人かの優秀な芸術家を生み出すことは、さほど困難ではないと思います。
しかし、その幾十人かを作り出すために、残りの五百数十人は、立派な芸術家にもなれず、さりとて、家庭の奥様となるにふさわしい教養をも受けていない。中途半端な女性をつくらねばならぬことになります。

今のご時世でこのような発言をすればかなり批判が殺到すると思いますが、私は自分の人生を現時点で振り返って、小林一三さんの言う、「残りの五百数十人」に自分がいることを実感しながら、思うところがあります。

助産院の院長に憧れて助産師になったけれど4人目妊娠であきらめた私

私には4人の子供がいます。そして現在看護師・助産師の資格を持っています。看護学校には2人目を産んでから進学しました。しかも看護学校に行っている間に3人目を妊娠して半年休学。その後助産師学校にも行き、35歳でようやく助産師になりました。

私には助産院で働きたい、できれば助産院を自分で作りたいという夢がありましたが、助産院で本格的に働こうとした矢先に4人目を妊娠。私はそこで助産院の助産師というキャリアをあきらめて、妊娠に専念しました。それについて詳しく書いた記事はこちらです。

妊娠すると、私はかなり本能が優位になって、仕事との両立が難しくなってきます。巣ごもり状態になるのです。あっちもこっちもアンテナを張りながら妊娠を継続することができなくなり、妊婦としての自分以外、すべてをシャットアウトしていきました。

助産院の院長になることは宝塚の一握りのスターになることと同じと気づいた話

私が直接助産師を目指そうと思ったきっかけはお世話になった助産院の院長先生との出会いでした。

でも、助産院の院長になって助産院を経営するってものすごく大変です。助産師としての技術力はもちろん、カリスマ性だったり、経営力だったり、オリジナリティだったり、産婦人科の先生やその他の関係者との交渉力だったり。

助産師になったのが35歳。その後4人目を妊娠したのが40歳。その時私は助産院の助産師としてのキャリアを積むことを諦めました。

中学生の時、長所と短所という作文で、私のものが選ばれた時がありました。そこに書いたのが、「私の短所は落ち込みやすいこと、長所は立ち直りが早いこと」。

今でもそう思っていて、立ち直り、切り替えが早いんです。

人生には大きな岩を先に入れないと後からは二度と入れることはできない

以前書いた私の記事の中で、有名な「壺の中の岩」の話があります。

ある教授が生徒にした質問。壺に岩をいっぱいに入れたものを見せ、「この中はいっぱいか?」と質問する。答えはいいえ。そして次に砂利を入れ、「壺はいっぱいになったか?」と聞く。答えはいいえ。そして砂を入れる。また「壺はいっぱいになったか?」と聞く。答えはいいえ。そして最後に水を入れる。
この話で重要な点は、「大きな岩を先に入れないと、後から岩を入れることはその後二度とできないということだ。」

人生を壺という容器に、人生のあらゆる出来事を岩や小石、砂や砂利にたとえて、自分にとって「大きな岩」というものを最初に入れなければ、後からその自分にとって大事なことを人生の中に入れ込むことはできない、そういう教えです。

私にとっては、今現在、一番の大きな岩は4人の子供の妊娠・出産・子育てだと言えます。何かの選択を迫られたときに子供を産むことを第一主義にしてきました。

でも、大きな岩さえそうやって入れてしまえば、後からまた別の小石や砂利なら入れることができる。

小石や砂利じゃいやなんだよ!って人もいると思いますが、私にとって小林一三さんの結婚第一主義という考え方にもぴったりあてはまるなあ、と自分の人生を振り返りながら思います。

4歳の娘とモコモコ雲を見上げて人生に感謝する

一昨日、4歳の娘がお花をつみながら仕事終わりに職場に迎えにきてくれました。その時、雲がモコモコしていてしばらく娘と二人で空を見上げていました。娘と二人、ゆっくり夕焼け雲を眺められる人生に、素直に感謝しています。神さま、今日もすばらしい1日をありがとうございます。



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