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「フリーランス看護師+副業」で40歳の壁を超える私の戦略。

尾石晴さんの『「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略』を読みました。

会社員からサバティカルタイムを経て、Voicyなどの音声メディアでの発信やヨガインストラクターなど多方面に活動されるフリーランスへと華麗な転身をされ、さらに2児の母でもある方。
これだけ聞くと、遠い存在、やはり才能のある、バイタリティのある人は違うなあ、と尻込みしてしまう。

✔会社をやめて、フリーランスなんて無理
✔子育てしながら複数の仕事をこなすなんて無理

***
私は看護師の仕事をしています。
そんな私がこの本を読んで私もほんの少しならマネできるかな?
そう思えたのは、私が「フリーランスの看護師」をしているからです。

もともとは普通に病院で正社員の看護師として働いていましたが、
数年かけて今の働き方へとシフトしていきました。
今は月4~5か所の現場の仕事をかけもちし、個人事業主として開業届もだしている、フリーランス看護師として働いています。

完全なる個人プレーヤーとして一から仕事をとってくる仕事ができるほど、
いまの私には個人としての才能や技術やマーケティング力があるわけではありませんが、フリーランスの看護師として働きながら、
もう一つ新たに業を作っていく、仕事に結びつきそうなタネをまいていくことはできるかな?
この本を読んでそう思いました。

***
完全に切り替えるのではなく、看護師としても帆走しながら、
少しずつ別のことにもチャレンジしていく。
今の枝葉を伸ばしたり、今のポジションからもう一つ、もう一つと、
点を置いていって、つなげていく。
そんなちょっとした「プチ・フリーランスの準備」です。

私自身、「40歳の壁」にあたる年齢です。
✔子育ては中盤~後半戦で子どもの習い事や学業、受験で頭を悩ませている
✔仕事は第一線ではなく、どちらかというと新人を育てる立場
✔管理職などの立場にはなりたくないけどそんな年齢
✔親の介護問題も出てくる
✔更年期障害やこれからの体調面の不安も出てくる
✔看護師という肉体労働ゆえ、もう力仕事をともなう仕事は手放したい
✔仕事をするのは自分の都合で決めたい
✔老後資金についても考えておきたい

こんなことと日々格闘しながら、でもどれか一つを選択することはできないので、やっぱり仕事は続けながらやっていくしかない!

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フリーランスの仕事にしてよかったことは、
仕事の内容が精神的にも肉体的にも気楽になったこと。
正社員時代の半分くらいのエネルギーで働けるようになりました。
時間になったらすぐに帰れるし、ストレスなく働けるようになったことで、
帰宅後の過ごし方が変わってきました。
今までは仕事が終わるとぐったりで、
まずはそのストレス発散のため、余計なものをバリバリ食べたり、(今での多少はありますよ)リラックスのための動画などをみたり。

とにかく、自分の心身の疲れをゼロに戻すことだけで、
仕事以外の時間は費やされていたのです。
それに加えて家事ももちろんありますしね。

***
いくら時給のいい仕事でも、
✔行く前に「行くのは嫌だな」と持っている仕事
✔帰ってきてからストレス発散しなくてはいけない仕事
これはどちらも同じ仕事ですが、こういう仕事は手放していきました。

そうしたら、心の平安を保てるようになり、
「じゃあ、何か新しいことやってみようかな?」
と読書したり、文章を書いたり、
今まで手につかなかったことに目が向くようになってきました。

***
「自分の好きを仕事に!」と言われると、
じゃあ今の仕事、いやと思っている仕事はすぐにやめなくちゃいけない、
と思ってしまうと思います。
私も病院で働いていた頃はいやでいやで、限界だと思って、
やめました。
でも、看護師そのものをやめてしうのではなく、
「これならできるかな?」ということを探していった結果、
選んで残ったのが今の仕事たちです。

私にとっては、心の負担を軽くすることも重要ですが、
経済的な安定も同じくらいとても大事です。
経済的な安定がない状態では、
落ち着いて新たなチャレンジをする心の余裕が持てないので、
いいアイディアやよいパフォーマンスをすることができないんです。

今、成功している人を目標にすると、
参考になる面もあるけれど、自分と違いすぎることで、
逆に落ち込んだり、あきらめちゃったりすることが私にはありました。

でも、一つでもマネできていったら、
その積み重ねで変化していけると思うんです。

フリーランスの看護師として、
一つの会社に依存せずに、あちこちで働く。
そのフットワークの軽さと自由さを保ちながら、
別の分野での経済的自立も目指していきたいと思います。

⇒子育てしながら看護師をこれから目指してみようかな?
という人はこちらもご参考にしてください☆


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